04 1月 2019

【論文紹介】A layered-spinel lithium manganite hydrate for high-capacity and ultrafast lithium storage – ScienceDirect

出典:https://bioage.typepad.com/

Journal of Power Sources, Volume 413, Pages 441-448 doi: 10.1016/j.jpowsour.2018.12.067.
・精華大の研究者らが、高容量で高入出力特性を達成する新規な層状スピネルマンガン酸リチウム水和物を合成した。
・層中の水和水の存在により、層状スピネル相中のイオン輸送速度が向上する。
・無秩序な界面と構造は容量を増加させ、サイクル性能を向上させる。
・強い構造骨格を有するスピネル相はサイクル安定性に寄与する。
<元記事>https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0378775318314186?via=ihub


◯解説:
Mnスピネルが、自動車などに採用する際に問題になるのが溶出である。特に高温で溶解のしやすい。この研究がその問題を解決しているのであれば大きなブレイクスルーであろう。

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15 12月 2017

【論文紹介(オープンアクセス)】Lithium titanate hydrates with superfast and stable cycling in lithium ion batteries

出典:http://www.nature.com/

Nature Communications 8, Article number: 627 (2017) doi:10.1038/s41467-017-00574-9
・従来まで、リチウムイオン電池の活物質は水を含まない方が良いと考えられてきた。
・そのため、TiO2やLTOなどの負極活物質を合成する際は、500℃以上の高温で焼成するというのが一般的であった。
・本報告は、260℃以下の温度で焼成したチタン酸リチウム水和物が高出力、長寿命化に重要であるとのこと。
・低温で焼成することで、粒子の凝集による粗大化を抑制し、多相のナノ構造を形成する。
・これにより、35Cで充電可能な可逆容量130mAh/gの負極活物質が合成される。
・さらに、サイクル当たり0.001%の容量損失で10000サイクル以上の寿命を確認。
<元記事>http://www.nature.com/articles/s41467-017-00574-9