05 9月 2017

【論文紹介(オープンアクセス)】Silicon Derived from Glass Bottles as Anode Materials for Lithium Ion Full Cell Batteries

出典:https://www.nature.com/

Scientific Reports 7, Article number: 917 (2017);doi:10.1038/s41598-017-01086-8
・廃ガラスからSi負極剤を作製する手法。
・SiO2をMgによって還元してSiを作製。
・MgでSiを還元する際にMgOとSiの複合体が形成され、MgOを塩酸、弗酸で溶出することでSiの多孔質体が得られる。
・このようにして作製したSi電極は0.5Cで400サイクル後も1420mAh/gの容量を維持する。
・LCO正極と組み合わせたフルセルにおいても、高エネルギー密度、且つ、良好なサイクルを示した。
<元記事>https://www.nature.com/articles/s41598-017-01086-8

04 8月 2017

【論文紹介】Annulated Dialkoxybenzenes as Catholyte Materials for Non-aqueous Redox Flow Batteries: Achieving High Chemical Stability through Bicyclic Substitution

出展:http://www.jcesr.org/

Asvanced energy materials, :DOI: 10.1002/aenm.201701272
・非水系レドックスフロー電池のcatholyteについて。
・1,4-ジメトキシベンゼン誘導体は、高い電位および優れた電気化学的可逆性を示すために注目されているが、酸化状態のラジカルカチオンは不安定である。
・今回、 ジアルコキシベンゼンに二環式置換基およびエーテル鎖を組み込むことにより、新規な陰極液分子である9,10-ビス(2-メトキシエトキシ)-1,2,3,4,5,6,7,8-オクタヒドロ-1,4:5 、8-ジメタノアントラセン(BODMA)を合成した。
・BODMAは4.0V(vs. Li/Li+)の電位で、安定した電気化学反応を示し、150サイクルにおいて安定した電池性能を示した。
<元記事>http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/aenm.201701272/abstract

11 7月 2017

【論文紹介】“Wine-Dark Sea” in an Organic Flow Battery: Storing Negative Charge in 2,1,3-Benzothiadiazole Radicals Leads to Improved Cyclability

出典:http://pubs.acs.org/

ACS Energy Lett., 2017, 2 (5), pp 1156–1161 ; DOI: 10.1021/acsenergylett.7b00261
・レドックスフロー電池用の高エネルギー密度が期待される新規なレドックス活性有機材料(ROM)について。
・複素環有機アノード分子2,1,3-ベンゾチアジアゾールは、高い溶解度、低い酸化還元電位、および速い電気化学的動力学を有する。
・2,1,3-ベンゾチアジアゾールはラジカル陰イオン中電荷密度が高度に非局在化することで高い濃度で安定したクーロン効率で充放電可能。
<元記事>http://pubs.acs.org/doi/abs/10.1021/acsenergylett.7b00261

20 6月 2015

【論文紹介】SiC@Si core–shell nanowires on carbon paper as a hybrid anode for lithium-ion batteries

出展:http://www.sciencedirect.com/

Journal of power Sources, Volume 293, 20,October 2015, Pages 492-497
【概要】
・LiB用Si負極のサイクル寿命向上についての報告。
・カーボンペーパー上に、二段階化学気相成長法によってSiC/Siコアシェルナノワイヤー電極を作製した。
・この電極はバインダーレスで作製できる。
・0.1C,0.5Cレートで50サイクル後も、それぞれ2837mAh/g, 1809mAh/gの高容量を維持できる。
・SICナノワイヤとSiの厚みの最適化により、更に高性能電池が作製できる。
16 4月 2015

【論文紹介】Bridging porous Si–C composites with conducting agents for improving battery cycle life

出展:http://www.sciencedirect.com/

Journal of power Sources, Volume 285, 15, July 2015, Pages 534-539

【概要】
・多孔性のSi-C複合材料と導電剤のコンポジット方法についての議論。
・導電剤を0次元(点)、1次元(線)、2次元(面)でSi-Cとブリッジさせた。
・導電剤ブリッジの次元数が多いほど、サイクル寿命が長くなる。
・活物質の割れが原因と考えられていたSi電極の劣化は、電気的なブリッジにより抑制できることがわかった。