16 10月 2017

【論文紹介】Air-Breathing Aqueous Sulfur Flow Battery for Ultralow-Cost Long-Duration Electrical Storage

出典:http://www.sciencedirect.com/

Joule, Volume 1, Issue 2, 11 October 2017, Pages 306–327
・揚水水力発電(PHS)や地下圧縮空気エネルギー貯蔵(CAES)と同等の発電コストを達成しうる、超低コストなフロー電池の提案。
・負極にポリスルフィド、正極に空気を用いた水系フロー電池を提案。
・このケミカルシステムではUS$1/kWhを達成し、エネルギー密度は20-145Wh/L(既存フロー電池よりも高い)に達する。
<元記事>http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2542435117300326

11 7月 2017

【論文紹介】“Wine-Dark Sea” in an Organic Flow Battery: Storing Negative Charge in 2,1,3-Benzothiadiazole Radicals Leads to Improved Cyclability

出典:http://pubs.acs.org/

ACS Energy Lett., 2017, 2 (5), pp 1156–1161 ; DOI: 10.1021/acsenergylett.7b00261
・レドックスフロー電池用の高エネルギー密度が期待される新規なレドックス活性有機材料(ROM)について。
・複素環有機アノード分子2,1,3-ベンゾチアジアゾールは、高い溶解度、低い酸化還元電位、および速い電気化学的動力学を有する。
・2,1,3-ベンゾチアジアゾールはラジカル陰イオン中電荷密度が高度に非局在化することで高い濃度で安定したクーロン効率で充放電可能。
<元記事>http://pubs.acs.org/doi/abs/10.1021/acsenergylett.7b00261

08 5月 2017

【論文紹介】Engineering radical polymer electrodes for electrochemical energy storage

出典:http://www.sciencedirect.com/

Journal of Power Sources, Volume 352, 1 June 2017, Pages 226–244
・有機ラジカル電池の最近の研究進捗に関するレビュー。
・有機ラジカル電池は、重量エネルギー密度、レート特性が高く、また、再生可能な資源から合成できることなどから注目されている。
・しかしながら、有機ラジカル電池は電荷輸送、溶解性などの課題がある。
・本レビューではそれらの解決にむけたアプローチ方法などが紹介されている。
<元記事>http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0378775317303750

29 9月 2016

【論文紹介】High current density, long duration cycling of soluble organic active species for non-aqueous redox flow batteries

出展:http://pubs.rsc.org/

Energy Environ. Sci., 2016, Advance Article, DOI: 10.1039/C6EE02027E
・レドックス活性有機分子を用いた非水系レドックスフロー電池(NAqRFBs)に関する報告。
・フェノチアジン誘導体、N-(2-メトキシエチル)フェノチアジン(MEPT)及びN- [2-(2-メトキシエトキシ)エチル]フェノチアジン(MEEPT)を合成した。
・正極では MEEPT – e→ MEEPT+、負極ではMEEPT+ + e→ MEEPTの反応。
・MEEPTは溶媒に高濃度で溶解させることができる。
・100サイクル後も100mA/cm2の電流密度で放電可能。
<元記事>http://pubs.rsc.org/en/content/articlelanding/2016/ee/c6ee02027e#!divAbstract

06 9月 2016

【論文紹介(オープンアクセス)】Transition of lithium growth mechanisms in liquid electrolytes

出展:http://news.mit.edu/

Energy Environ. Sci., 2016, Advance Article, DOI: 10.1039/C6EE01674J
・特殊な測定治具によりリチウム金属の析出について詳細に観察。
・リチウム析出には2つの異なる形態が存在する。
・1つは、初期の析出形態である”苔状リチウム”。これは根本から成長する。
・この苔状リチウムは多孔質セラミックスセパレータを通過することはできない。
・もう一方は先端から急激に成長する”樹木状リチウム”。これはお馴染み、ショートや電解液の分解の原因となる。
・本報告では苔状リチウムから樹木状リチウムへ変化する充電容量”Sand`s Capacity”を測定し、纏められている。
<元記事>http://pubs.rsc.org/en/Content/ArticleLanding/2016/EE/C6EE01674J#!divAbstract