22 9月 2019

【ニュース】トヨタ 本社工場に据え置き型燃料電池発電機を設置- Green Car Congress

・トヨタ自動車は、未来燃料電池自動車(FCEV)に搭載されている燃料電池システム(FCシステム)を利用した定置用燃料電池発電機(FC発電機)を開発した。
・FC発電機は愛知県豊田市の本社工場敷地内に設置され、実証試験が開始された。
・FCジェネレーターは、FCスタック、電源制御ユニット(PCU)、および二次電池を含むMiraiに装備されている各FCシステムコンポーネントを2つ使用し、高性能の発電機を手頃な価格で生産することを目指す。
・ 発電機は1日24時間連続して作動し、100キロワットの定格出力を生成する。
<元記事>https://www.greencarcongress.com/2019/09/20190919-tmc.html

水素自体はどのように供給するのであろうか?ホンダは電気分解方式を取っているが、うまく定着していない。
水素を定着させるのは、インフラや製造の方に課題が大きい。トヨタは、このようなお金がかかるところは自前のお金をあまり使っていない傾向にある。本音と建前の使い訳がうまい。

お気軽にご連絡ください。
●会員向けの購読依頼
まとめサイト担当:comment_x (at) arm-tech.jp
●電動化およびエネルギー関連の商品・サービス、電池戦略に関するご相談
大木:Hideki.Oki (at) arm-tech.jp

09 9月 2019

【市場予測】定置用蓄電池(ESS)世界市場に関する調査を実施(2019年) | 矢野経済研究所

出典:https://www.yano.co.jp/

・株式会社矢野経済研究所は、2019年の定置用蓄電池(ESS)世界市場を調査し、設置先別及び需要分野別、電池種別の動向、参入企業動向、将来展望を明らかにした。
・2018年のESS世界市場規模(メーカー出荷容量ベース)は、前年比265.5%の9,909MWhとなった。
・FITの買取期間が終了となるユーザーが2019年から出始めるなど、ESSの導入を促す方向へ外部環境が変化しつつあることが需要の拡大に繋がっていくと考える。
・ESSへの需要は拡大傾向にあるものの、「電気を貯めて使う」ことで経済合理性が成り立つ構図は実際には描けておらず、依然として政策による補助金サポートがESS導入に大きく貢献している状況
・2025年のESS世界市場規模(メーカー出荷容量ベース)を69,892MWhになると予測。そのうち、2025年における住宅用ESS世界市場規模は、メーカー出荷容量ベースで11,943MWhになると予測。
<元記事>http://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2211

09 8月 2019

【ニュース】Mercedes-Benz Energy, Beijing Electric Vehicle バッテリーリユース技術の開発パートナーシップを開始 – Green Car Congress

・Mercedes-Benz Energy GmbHとBAIC Groupの子会社であるBeijing Electric Vehicle Co.、Ltd.(BJEV)と、中国でセカンドライフのエネルギー貯蔵システムを確立するための開発パートナーシップを締結した。
・ダイムラーは、パートナーと協力して、カーバッテリーシステムからの合計エネルギーが40 MWhの3つの大容量ストレージデバイスをドイツのグリッドにすでに投入しており、リユースの高い技術を有している。
<元記事>https://www.greencarcongress.com/2019/08/20190808-bjev.html

40 MWh3つということは車でいうと2000台以上であるが、そんなにすでにリユースに回っているのであろか。4Rでもそうであったが、初動は新品の電池で実証していくのであろう。
最近、電動車周辺の連携も増えてきている。その点でも今後注目していくと面白い。

お気軽にご連絡ください。
●会員向けの購読依頼
まとめサイト担当:comment_x (at) arm-tech.jp
●電動化およびエネルギー関連の商品・サービス、電池戦略に関するご相談
大木:Hideki.Oki (at) arm-tech.jp

31 7月 2019

【ニュース】テスラが大規模蓄電を可能にする新バッテリーシステム「Megapack」を発表 – GIGAZINE

・電気自動車や自動運転技術のほかに、リチウムイオンバッテリーを使った蓄電システムにも力を入れているテスラが、新たな蓄電施設「Megapack」を発表。
・テスラはこれまでにも、「PowerWall」「PowerPack」といった大型バッテリー製品を開発・販売してきたが、今後も進むとみられる巨大な蓄電施設プロジェクトのために、新たに「Megapack」というバッテリーを開発。
・Megapackは大規模なバッテリーストレージに必要な機器の複雑さを軽減するため、バッテリーやインバーター、熱管理システム、制御装置といった装備を全て工場で組み立ててから輸送する。
・そのため、現地で必要な作業はMegapackの設置および接続だけであり、エネルギー密度の向上などと合わせて、他のバッテリーシステムなどと比較して大幅なコストと時間の節約を達成した。
・テスラはMegapackを用いることで、3エーカー(約1万2000平方メートル)の土地にわずか3カ月以内で1GWh(ギガワット/時)スケールの発電所を展開できると主張。
<元記事>https://gigazine.net/news/20190730-tesla-megapack-utility-energy-storage/

定置用ではEV以上にランニングコストも含めて検討する必要がある。初期コストは主張通りだとして、どうなのだろう。
ただ、定着させるための試みとしては面白い点も多々ある。

お気軽にご連絡ください。
●会員向けの購読依頼
まとめサイト担当:comment_x (at) arm-tech.jp
●電動化およびエネルギー関連の商品・サービス、電池戦略に関するご相談
大木:Hideki.Oki (at) arm-tech.jp

28 7月 2019

【ニュース】CATLの蓄電池システムソリューションが日本のエネルギー貯蔵市場の発展を促進:紀伊民報AGARA

・CATLとネクストエナジー・アンド・リソース株式会社(”NER”)が提携することを発表。
・NERが第三者所有(TPO)の新しいモデルを構築し、日本における分散型太陽光発電システムのさらなる推進を支援するための信頼性の高い蓄電システム(ESS)用バッテリーソリューションをCATLが提供する。
・CATLはESS分野において深い技術的専門知識と広範な製品ポートフォリオを持ち、産業の発電、送配電および消費すべてのレベルに信頼性の高い蓄電地ソリューションを提供している。
・CATLは、電気自動車(EV)と蓄電施設の統合開発にも注力している。
・ V2G(Vehicle to Grid)においては、EV用のバッテリーを分散型エネルギーの貯蔵として使用、EVが送電網と高度に需給電することを可能にしている。
<元記事>https://www.agara.co.jp/article/15602

単価の高い自動車用の電池で分散型のエネルギーシステムを考えることは、個人的にはあまり価値を感じない。
ただ、自動車にこだわらずにエネルギーグリッドに電池を組み込むことは十分に価値があると思う。CATLがすごいところは電池の製造にこだわらず、必要な材料分野に投資したり、このような電池を使用するビジネスにまで投資していることであろう。狙っている市場が予定通り成長したら、確かに実権を握るのかもしれない。

お気軽にご連絡ください。
●会員向けの購読依頼
まとめサイト担当:comment_x (at) arm-tech.jp
●電動化およびエネルギー関連の商品・サービス、電池戦略に関するご相談
大木:Hideki.Oki (at) arm-tech.jp

01 7月 2019

【コラム】再エネで脱炭素化は幻想である –第2部 エネルギー革命は物理法則を超えられない  NPO法人 国際環境経済研究所

・2016年に米国エネルギー学会の“Energy Writer of the Year”を受賞しているMark P. Mills氏が19年3月に発表した論考、”The New Energy Economy: An Exercise in Magical Thinking”の概要について紹介。
・エネルギー安定供給を確保するためのエネルギーの保管という観点では、石油やガスを数か月にわたって保管するためのコストは、1バレルあたり1ドル以下。一方、石油1バレル相当の電力エネルギーを蓄電するコストは現状では200ドル。
・再エネの大規模導入は社会にコスト負担を強いている。太陽光、風力といった再エネの拡大による「見えないコスト」が実際の電気料金に加算されている。
・仮に蓄電技術が、コスト的にも重量ベースでも200%進歩したとしても、石油備蓄の経済性にはかなわない。
・1バレルの石油相当の電力エネルギーを蓄電できるバッテリーの生産のために必要となる総エネルギーは、石油換算で100バレルに上る。
・IT革命同様の劇的な効率改善が「エネルギー生産」の分野で起きることは、物理学的に見て「ありえない」。
・脱炭素化社会の実現には、太陽光や風力、蓄電池といった現在語られているような「はやりの」再エネ技術ではなく、それらより質的にもコスト的にも、けた違いに優れた、より革新的なエネルギー創出、蓄積技術の開発と実用化が必須になるが、そうした技術はまだ人類は手にしておらず、今のところ「新エネルギー経済」へ移行していく、あるいは移行できるというのは幻想にすぎない、というのが同氏の結論。
<元記事(その1)>http://ieei.or.jp/2019/06/opinion190614/
<元記事(その2)>http://ieei.or.jp/2019/06/opinion190617/

指摘は同意できるところがある。ただ再エネの導入は生活の利便性を高めるために導入を進めていると私は考えている。アフリカで多くの人が電気を使えるようになった。日本で言えば、島への電力供給としては有効な手段の一つである。地域によって適切なものが選べるようになったことは大きな進歩である。自分の眺めている視点だけでこのような結論を下すのは如何なものかと思う。電気自動車も似たような性質があり、有効な地域もあるがそうでない地域もある。棲み分けていくものだ。

お気軽にご連絡ください。
●会員向けの購読依頼
まとめサイト担当:comment_x (at) arm-tech.jp
●電動化およびエネルギー関連の商品・サービス、電池戦略に関するご相談
大木:Hideki.Oki (at) arm-tech.jp

12 6月 2019

【ニュース】Scottish Power社、風力発電の余剰分蓄える巨大蓄電設備設置へ。強風時に蓄電、電力不足時に秒単位で供給制御 – Engadget 日本版

・スコットランドの電力会社Scottish Powerが、214基のウィンドタービンが起こす電力を蓄える巨大蓄電システムの建造を計画している。
・総容量50MWのリチウムイオンバッテリーを用い、風が強いときに発電した電力を蓄え、風がないときはバッテリーから電力を供給する。
・The Guardianの伝えるところでは、この蓄電池システムは英国内で最も大きなエネルギー貯蔵プロジェクトとなり、カーボンフリーな社会の実現に一歩近づくものになるとのこと。
・元ニューヨーク市長マイケル・ブルームバーグ氏は、米国の石炭火力を閉鎖させるために5億ドルもの投資を計画しており、今後は世界的に蓄電池システム設置の流れが形成されていくことになるかもしれない。
<元記事>https://japanese.engadget.com/2019/06/11/scottish-power/

再生可能エネルギーの活用は推進すべきであるし、様々な検討をしていくべきだと思う。一方で、LIBには寿命があることを考慮すべきであろう。初期コストだけでなく更新、さらには廃棄するための費用も考えないといけない。

お気軽にご連絡ください。
●会員向けの購読依頼
まとめサイト担当:comment_x (at) arm-tech.jp
●電動化およびエネルギー関連の商品・サービス、電池戦略に関するご相談
大木:Hideki.Oki (at) arm-tech.jp

02 6月 2019

【ニュース】世界初:火力発電所をテスラの大規模蓄電池に置き換える米・カリフォルニア州(EVsmart Blog)

・「カリフォルニア州公益事業委員会(CPUC)」は、同州のエネルギー企業「PG&E」社が3ヶ所の「火力発電所」を、テスラ社が製造する「大規模蓄電池」に置き換える計画を承認した。火力発電所が大規模蓄電池に置き換えられるのはこれが世界初。
・今回の大規模蓄電池に使われるテスラの蓄電池は、従来の「パワーパック(Powerpack)」を基にしたものではなく、より大きな「メガパック(Megapack)」という新しいユニット。
・今回のプロジェクトでは、「総容量1,200MWh」で「メガパック449台」が設置されるということなので、「1,200/449=2.6726…」でメガパック1台あたりの容量はおよそ「2,673kWh」ほどではないかと見られている。
<元記事>https://netallica.yahoo.co.jp/news/20190531-33651042-gtsushin

蓄電池は発電できないので、太陽光などとセットでということだろうか。
具体的な用途が記載されていないが、周波数調整用であればアメリカでは多くの成功事例がある。一方で、ピークカットはなかなか利益が出ていないようである。

お気軽にご連絡ください。
●会員向けの購読依頼
まとめサイト担当:comment_x (at) arm-tech.jp
●電動化およびエネルギー関連の商品・サービス、電池戦略に関するご相談
大木:Hideki.Oki (at) arm-tech.jp

29 5月 2019

【ニュース】Audi  1.9 MWhの使用済み電池から作成したSEEをベルリンに設置 – electrive.com

・アウディはベルリンに1.9 MWhの容量の定置型エネルギー貯蔵施設を開設した。
・使用したセカンドユースのリチウムイオン電池は開発用のe-tron車もので、電気自動車とエネルギーグリッドの間の様々な相互作用シナリオをテストする。
・AudiのReiner Mangoldは、EVバッテリーのセカンドライフアプリケーションは「電気自動車を手頃な価格にするために不可欠」であり、自動車業界が生き残るためには不可欠だと述べた。
<元記事>https://www.electrive.com/2019/05/26/berlin-audi-sets-up-1-9-mwh-stationary-battery/

この取り組みで本当に電池を安くできるストーリーができているとしたら、競争力のある技術を開発したということであろう。
自動車を設計する上で、品質や性能の異なる中古の基幹部品を使用することはない。このような設計は本来自動車メーカーはやってこなかったことである。それができたということであろう。

お気軽にご連絡ください。
●会員向けの購読依頼
まとめサイト担当:comment_x (at) arm-tech.jp
●電動化およびエネルギー関連の商品・サービス、電池戦略に関するご相談
大木:Hideki.Oki (at) arm-tech.jp

26 5月 2019

【ニュース】東京大学、トヨタ自動車、TRENDE 次世代P2P電力取引で共同でテストを実施- Green Car Congress

・東京大学(UTokyo)、トヨタ自動車、TRENDEは、6月17日からトヨタ東富士テクニカルセンターおよびその周辺地域で、次世代のピアツーピア電力システム(P2P電力取引)で共同でテストを実施する。
・現在、ソーラーパネル、二次電池、電気自動車などの分散型電源が普及するにつれて、日本の電力供給システムは、従来の大規模な統合システムから個人や企業が所有する分散システムに移行する過渡期である。
・この共同テストは、電力網に接続された家庭、企業、および電動車両がブロックチェーンを使用して電力を取引することを可能にすることが狙い。
<元記事>https://www.greencarcongress.com/2019/05/20190524-trende.html

個人所有の自動車を定常的な分散電源として考えるのが私はあまり正しい選択だと思わない。
一方で、再生可能エネルギーを利用するためにはこのような検討は必要不可欠である。このような仕組みは発電事業主には面白いが、送電側にとっては旨味が少ない。電力は安定供給を求められる。一部に注目するのでなく、バリューチェーン全体を考えたシステム作りが重要ではないだろうか。

お気軽にご連絡ください。
●会員向けの購読依頼
まとめサイト担当:comment_x (at) arm-tech.jp
●電動化およびエネルギー関連の商品・サービス、電池戦略に関するご相談
大木:Hideki.Oki (at) arm-tech.jp