13 2月 2019

【ニュース】CNTの世界出荷量、2023年に約4000トンへ – EE Times Japan

・矢野経済研究所は2019年2月、CNTの世界市場(メーカー出荷量)を調査し、将来展望などを発表。
・カーボンナノチューブ(CNT)の世界出荷量は、2023年に約4000トンとなる見通し。
・多層CNTはリチウムイオン電池導電助剤向け需要が拡大。特に、EVやPHEVの生産が増加する中国市場がけん引する。
・調査データによれば、リチウムイオン電池の導電助剤市場規模は、2018年に1万トンを超える見通し。このうち、多層CNTの比率は15%強に達する。
・今後の市場も、単層CNTと多層CNTがリチウムイオン電池の導電助剤として需要をけん引すると予測。
<元記事>http://eetimes.jp/ee/articles/1902/12/news032.html

CNTを合成した際には半導体と金属が混合している。分離はできるがコストがかかる。また、電極を作った際には嵩張り電極密度を上げにくい。と、このようにメリットが考えにくいが、CNTに限らず中国は積極的に新材料や新技術を投入している。行動すると、今までの知見の延長では見えなかった世界が現れることがある。

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19 1月 2019

【ニュース】SABIC、エナジーストレージ用途向けカーボンナノチューブ企業の過半数株式を取得

・SABICは、2014年に設立されたナノテクノロジー企業Black Diamond Structures(BDS)について、同社株式の過半数を取得したことを本日明らかにした。
・BDSは独自の改質技術を用いたカーボンナノチューブMOLECULAR REBAR(r)を製造・販売しており、同製品は鉛電池およびリチウムイオン電池を使用したエナジーストレージ用途の性能向上に大きな可能性を提供するものである。
・BDSが供給するMOLECULAR REBAR(r)は、クリーンで絡み合うことなく分散しアスペクト比が均一なため、高性能なエナジーストレージ用途の製造に適したカーボンナノチューブ製品である。
<元記事>https://news.nicovideo.jp/watch/nw4678456

ナノカーボン類は日本企業が20年前以上から力を入れてきた分野の一つである。材料研究に止まったり安全性が懸念事項となり商品化から遠ざかっていった。最近、海外のメーカーが商品化に力を入れている。

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03 11月 2018

【ニュース】最先端EV用電池素材で日本に勝利したロシア 超低価格のカーボンナノチューブ量産化、電池容量が飛躍的に向上(1/6) | JBpress(日本ビジネスプレス)

・ロシアのOCSiAl社によって、1グラムで300円という低価格でカーボンナノチューブを製造する方法が開発されたのだ。そして、実際に供給体制を整え、本当にその価格での販売が始まっている。
・このカーボンナノチューブの性質により、大きな蓄電容量を実現した。
・日本は産業化、商業化が得意であるので、こうしたロシアの技術を発掘し、実用化するようなことをすれば、優れた日露協力になるのではと思う。
<元記事>http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/54549

<X’s EYE>
◯解説:
キロ30万円、もっと安く作れる会社はあると記憶している。この価格ではEV向けというのは厳しいと言わざるを得ない。また、CNTを用いた蓄電デバイスが他の競合技術比べて、


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27 10月 2018

【論文紹介】Suppressing Li Metal Dendrites Through a Solid Li‐Ion Backup Layer – Salvatierra – – Advanced Materials

出典:https://abm-website-assets.s3.amazonaws.com/

Adv. Mater., DOI: 10.1002/adma.201803869
・リチウム金属電池(LiS電池)の急速充電におけるデンドライト発生を抑制するCNT膜についての報告。
・リチウム化マルチウォールカーボンナノチューブ(Li-MWCNT)膜を金属リチウム表面を保護した。
・これにより、大電流時におけるリチウムイオンフラックスの発生を抑制するため、デンドライトを抑制できる。
・Li-MWCNT保護Li金属を用いたLiS電池は約99.9%のクーロン効率で450サイクル以上が可能。
<元記事>https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/adma.201803869

<X’s EYE>
◯解説:
リチウム金属を負極に採用することは30年以上前から二次電池電池研究者が取り組んできた。その対策手段の一つが固体電解質であった。
課題は、デンドライト抑制と


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09 12月 2017

【ニュース】楠本化成 ロシア社製単層CNTの販売強化 化学工業日報

・楠本化成はカーボンナノチューブ(CNT)事業を強化する。
・今年5月に日本国内における総代理店契約を締結したオクサイアル(ロシア)が製造する単層CNT「TUBALLシリーズ」について、2018年1月をめどに「CNT事業推進室」を発足させ、同社製単層CNTの販売を本格化していく。
・少量の使用でLiB(リチウムイオン2次電池)の特性向上に寄与する特徴などを提案。
・今後は国内生産や、市場ニーズに適合させたCNTの開発へ向けた検討を進めていく。
<元記事>http://www.kagakukogyonippo.com/headline/2017/12/08-31986.html

29 11月 2017

論文紹介】Three-dimensional electric micro-grid networks for high-energy-density lithium-ion battery cathodes

出典:http://pubs.rsc.org/

J. Mater. Chem. A, 2017,5, 22797-22804(2017);DOI:10.1039/C7TA05042A
・信州大学のプレスリリース”リチウムイオン電池の高出力技術開発”の元論文。
・NMC523活物質表面を、水溶性の多層カーボンナノチューブ(MW-CNT)の自己組織化によって被覆した。
・MW-CNTは活物質の表面に均一に被覆し、そして、活物質間を架橋するグリット構造を形成していることがSEM観察で明らかとなった。
・MW-CNTが活物質間を架橋するため、結着剤は不要で、レート特性、サイクル特性が向上することを確認。
・さらに、2.5–4.3 V (vs. Li+/Li)の電位での放電容量の増加(171mAh/g)も確認(アセチレンブラックでは157mAh/g)。
<元記事>http://pubs.rsc.org/en/content/articlelanding/2017/ta/c7ta05042a#!divAbstract
<プレスリリース>http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20171128/KT171127BSI090007000.php

26 9月 2017

【ニュース】台湾・エバーモア  単層CNT導電助剤の新製品開発 化学工業日報

・化学品商社の台湾・昶茂貿易(エバーモアトレード)はリチウムイオン2次電池(LiB)の特性を改善する導電助剤の新製品を開発した。
・中国と台湾の工場で生産を拡大する。
・この導電助剤は単層カーボン・ナノチューブ(CNT)を使ったものだが、含有量を従来比2・5倍にしてユーザーの使い勝手を良くしたのが特徴。
・台湾の台南工場はこのほど移転し、生産能力を従来比約20倍に大幅増強している。
<元記事>http://www.kagakukogyonippo.com/headline/2017/09/25-31058.html

31 8月 2017

【ニュース】EV電池新素材 量産 大阪ソーダ、30億円投じ新工場  :日本経済新聞

・大阪ソーダは電気自動車(EV)に搭載するリチウムイオン電池などに使うカーボンナノチューブ(CNT)の製造を始める。
・2019年8月までに30億円前後を投じて国内に工場を建設。
・名城大学発のスタートアップ企業の技術を使い、電池の小型大容量化につながる高機能型を量産する。主力の基礎化学品が伸び悩むなか、成長分野に参入する。
<元記事>https://www.nikkei.com/article/DGXMZO20529620Z20C17A8LKA000/

21 5月 2017

【論文紹介】Lithium Batteries with Nearly Maximum Metal Storage

ACS Nano, Article ASAP, DOI: 10.1021/acsnano.7b02731
・LiS電池用金属リチウム負極として、グラフェン-カーボンナノチューブ複合体(GCNT)電極を用いた。
・GCNTはデンドライトを抑制して4mAh/cm2までの電流密度で安定してサイクル可能。
・3351mAh/g(GCNT-Li)の放電容量を確認。(Liの理論容量3861mAh/gに近い。)
・硫化炭素(SC)を正極として用いることで、752Wh/g(GCNT+SC+バインダー)のエネルギー密度を確認。
・500サイクルで80%の維持率であり、Liデンドライト、ポリスルフィドは確認されない。
<元記事>http://pubs.acs.org/doi/abs/10.1021/acsnano.7b02731

04 5月 2017

【論文紹介】Super-aligned carbon nanotube films with a thin metal coating as highly conductive and ultralight current collectors for lithium-ion batteries

出典:http://www.sciencedirect.com/

Journal of Power Sources, Volume 351, 31 May 2017, Pages 160–168
・クロススタックした超整列カーボンナノチューブ(SACNT)をLiB集電体として用いた。
・SACNT表面を金属コーティングすることでシート抵抗は3桁程度向上する。
・一般的な金属集電体と比較して、軽く、そして薄くできるため、エネルギー密度が向上する。
<元記事>http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0378775317303798