20 5月 2019

【ニュース】住友鉱山社長、ニッケル調達量拡大  :日本経済新聞

・住友金属鉱山の野崎明社長は17日、主力のニッケル生産について「今後もビジネスチャンスを作っていく」と述べ、原料の調達量を拡大する方針を示した。
・ニッケル生産の長期目標である年15万トンの実現に向け、約1万~2万トン分の原料を新たに確保する。
・電気自動車(EV)の電池向け部材を中心に、成長する金属資源に引き続き注力する考えだ。
<元記事>https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44925640X10C19A5X93000/

どのように、どの期間といった詳細が気になる。必要量だけを入手したのか、その先も見据えて投資したのか。

お気軽にご連絡ください。
●会員向けの購読依頼
まとめサイト担当:comment_x (at) arm-tech.jp
●電動化およびエネルギー関連の商品・サービス、電池戦略に関するご相談
大木:Hideki.Oki (at) arm-tech.jp

05 5月 2019

【ニュース】米上院、EV向け鉱物の鉱山開発に関する規制緩和法案を提出へ – ロイター

・米上院議員は2日、リチウムやグラファイトなど電気自動車(EV)向け鉱物の鉱山開発に関する規制や許可要件を緩和する法案を提出する。同分野における中国の独占に対抗することが狙い。
・マカウスキ委員長は「鉱物を他国に頼ると国家の脆弱性を伴うことが引き続き理解されていない」と述べた。
・ベンチマーク・ミネラルズ・インテリジェンスのデータによると、中国は世界のリチウムイオン電池のおよそ3分の2を生産している一方、米国は5%となっている。
<元記事>https://jp.reuters.com/article/usa-lithium-electric-idJPL3N22E3Q1

資源を抑える他に知財の強化というのも対応策であるのではないだろうか。アメリカ企業は知的財産の権利を行使したビジネスが得意である。企業が有用な知財を購入しておくというのも手であるように思える。

お気軽にご連絡ください。
●会員向けの購読依頼
まとめサイト担当:comment_x (at) arm-tech.jp
●電動化およびエネルギー関連の商品・サービス、電池戦略に関するご相談
大木:Hideki.Oki (at) arm-tech.jp

20 4月 2019

【ニュース】フォルクスワーゲン、ブロックチェーンで希少金属コバルト追跡へ IBMと提携 | Cointelegraph

・独自動車大手フォルクスワーゲンは、IBMと提携し、同社のブロックチェーン技術を利用して、電気自動車用のリチウムイオン電池に使用される希少金属(レアメタル)コバルトを追跡する。
・今回導入するプラットフォームは、Linux Foundation(リナックスファウンデーション)のHyperledger Fabric(ハイパーレジャー・ファブリック)を使用しており、リアルタイムに近い状態でサプライチェーン全体の鉱物の流通を追跡および記録できる。
<元記事>https://jp.cointelegraph.com/news/volkswagen-joins-ibm-backed-blockchain-platform-for-cobalt-supply-chains

仮想通貨のようにVWコバルト、トヨタコバルトのようにブランドになっていったら面白い。価値は、金属の品質だけでなく使用するリサイクル技術や車両の人気なども反映された新しい金融商品になるかもしれない。
金属市場を変えるようなことになるのであろうか。

お気軽にご連絡ください。
●会員向けの購読依頼
まとめサイト担当:comment_x (at) arm-tech.jp
●電動化およびエネルギー関連の商品・サービス、電池戦略に関するご相談
大木:Hideki.Oki (at) arm-tech.jp

15 4月 2019

【ニュース】豊田通商、福島に電池材料工場 投資額90億円  :日本経済新聞

・豊田通商は12日、オーストラリアのリチウム資源開発会社であるオロコブレと組み、福島県に水酸化リチウムの工場を建設すると発表した。
・投資額は約90億円で、2021年前半の生産開始を目指す。
<元記事>https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43656910S9A410C1TJC000/

権益を獲得している南米の塩湖のリチウムを利用するのであろう。最近、リチウムは鉱山からも比較的安価で、そして短期で抽出できる。
コスト競争力では厳しい面もあるが、資源確保の政策の一環と考えると辻褄が合うのかもしれない。

お気軽にご連絡ください。
●会員向けの購読依頼
まとめサイト担当:comment_x (at) arm-tech.jp
●電動化およびエネルギー関連の商品・サービス、電池戦略に関するご相談
大木:Hideki.Oki (at) arm-tech.jp

14 4月 2019

【調査レポート】平成29年度鉱物資源開発の推進のための探査等事業〜株式会社三菱総合研究所〜

・本調査では、自動車・電池産業といった我が国の主要産業にとって重要度が高く、供給リスクが高い鉱物資源について、世界及び日本の需給動向、我が国への供給構造といった現状について把握した。
・その上で、日本企業への安定供給にかかる課題を分析し、リスクシナリオを特定し、最終的には、当該鉱物資源の安定 的な確保策を検討・提言し、我が国の資源確保戦略の策定に資することで、エネルギー使用合理化の推進 に必要不可欠な鉱物資源の安定供給確保を図ることを目的とした・・・
・各種電池材料のサプライチェーン、LiBやその材料需要の見通し、LiB材料のコスト構造等各種データ掲載。
<全文>https://www.meti.go.jp/meti_lib/report/H29FY/000278.pdf

資源では、電池関連より排ガス触媒に注目するのが面白いのではないだろうか。
エミッションの規制に合わせて触媒材料も微妙に変わる。

お気軽にご連絡ください。
●会員向けの購読依頼
まとめサイト担当:comment_x (at) arm-tech.jp
●電動化およびエネルギー関連の商品・サービス、電池戦略に関するご相談
大木:Hideki.Oki (at) arm-tech.jp

08 4月 2019

【ニュース】フォルクスワーゲン 中国ガンフォンリチウムとリチウムの長期供給の覚書を締結- Green Car Congress

・フォルクスワーゲングループと江西省(中国)に登録されたGanfeng Lithium Co.、Ltd.(GFL)は、バッテリーセル用の長期リチウム供給に関する覚書に署名した。
・契約に基づき、Ganfengは今後10年間、フォルクスワーゲングループとそのサプライヤーにリチウムを供給する。
・フォルクスワーゲングループは2025年に納入する車両の約4分の1が電動化する予定であり、 早い段階でこの需要を確実にカバーするようにしなければならなかった。
・Ganfengとの間で締結したこのような長期合意は、非常に重要な戦略的意義がある。
<元記事>https://www.greencarcongress.com/2019/04/20190405-vwli.html

VWは数量保証をしているのであろうか?
GFLは主に鉱山からLiを抽出するので、〜5年分ぐらいは数量保証しているのかもしれない。

お気軽にご連絡ください。
●会員向けの購読依頼
まとめサイト担当:comment_x (at) arm-tech.jp
●電動化およびエネルギー関連の商品・サービス、電池戦略に関するご相談
大木:Hideki.Oki (at) arm-tech.jp

07 4月 2019

【ニュース】アングル:米政府、EV供給網構築へ5月に官民会議 リチウム業者も参加 – ロイター

・米政府は国内の電気自動車(EV)の供給網構築に向けた取り組みの第1弾として、5月初旬に自動車メーカーのほか、電気自動車の電池に不可欠なレアメタル(希少金属)のリチウムを生産する企業を集めた会議を開催する。
・一方、中国はすでに電気自動車の供給網を整備済み。リチウムイオン電池の生産で中国は世界の約3分の2を担っているのに対し、米国の生産は5%に過ぎない。
・上院エネルギー・天然資源委員会のリサ・マーカウスキー委員長も出席を予定しており、リチウムを含む鉱物を巡る認可プロセスの簡素化、州・連邦政府レベルでの重要な鉱物の研究促進などを目的とした法制度を提案する。
<元記事>https://jp.reuters.com/article/angle-us-ev-idJPKCN1RH2J6

EVのためにというと違和感があるが、LIB自体は生活に不可欠なのもでありリスクを回避する準備は必要であろう。
生活に欠かせない銅などはどのように各国確保しているであろうか?それを踏まえると、市場で取り上げられているほど深刻なことにはならないと思うが。

お気軽にご連絡ください。
●会員向けの購読依頼
まとめサイト担当:comment_x (at) arm-tech.jp
●電動化およびエネルギー関連の商品・サービス、電池戦略に関するご相談
大木:Hideki.Oki (at) arm-tech.jp

03 4月 2019

【論文紹介】Deep eutectic solvents for cathode recycling of Li-ion batteries | Nature Energy

出典:https://www.nature.com/

Nature Energy doi: 10.1038/s41560-019-0368-4
・ライス大の研究チームは、深共晶溶媒(DES:Deep Eutectic Solvent)を使用して、使用済みリチウムイオン電池から希少元素を抽出する方法を開発した。
・深共晶溶媒とは、「水素結合ドナー性の化合物」と「水素結合アクセプター性の化合物」をある一定の割合で混ぜることでつくる『室温で液体』になる化合物。
・市販の塩化コリンとエチレングリコールでできているこの溶媒に浸漬して加熱することで、粉末化合物から90%以上のコバルトを抽出できることを確認した。
・コバルトおよびリチウムイオンは深共晶溶媒に溶解するため、濾過することでアルミニウム集電体、バインダー、導電性カーボンを別々に回収することができる。
・その後、コバルト化合物は沈殿または電着によって回収することができる。
<元記事>https://www.nature.com/articles/s41560-019-0368-4

アカデミック領域にはこのような研究を期待する企業は少なくはないのではないだろうか。
日本の学術界の研究テーマは、資金獲得の仕組みの影響もあり、年々多様性が失われている気がする。

お気軽にご連絡ください。
●会員向けの購読依頼
まとめサイト担当:comment_x (at) arm-tech.jp
●電動化およびエネルギー関連の商品・サービス、電池戦略に関するご相談
大木:Hideki.Oki (at) arm-tech.jp

31 3月 2019

【技術情報】リチウム生産技術概略|JOGMEC金属資源情報

・独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構がまとめた報告書。
・リチウムは世界埋蔵量84.6百万tLCE(炭酸リチウム換算:Li純分ベースで16百万t)で、ニッケルの74百万t、鉛の88百万tと比べるとそれほど「希少」ではない。ただし生産規模では約200千tLCE/yとベースメタルに比べ、1~2桁小さい。
・生産量は原料(かん水・鉱石)ベースで2017年に約22万tLCE、そのうち豪州・チリで約7割を占める。
・多くが中国に輸出され、化合物へ精製されており、化合物ベースで見た中国の生産シェアは50%程度とみられる。
・2017年に全リチウム需要のうち40~50%程度が2次電池向け。
・その他、生産方法について詳しく説明されている。
<元記事>http://mric.jogmec.go.jp/reports/mr/20190329/112230/

過去にも資源が注目され市場を賑やかしたことがあるが、指摘の通り過去最も「希少」ではない。リンも希少ではないが、農業用などので確実な需要がある。
このようなもの投資はあまり魅力を感じない。一方で、今、意外と単価が安いのはプラチナである。

お気軽にご連絡ください。
●会員向けの購読依頼
まとめサイト担当:comment_x (at) arm-tech.jp
●電動化およびエネルギー関連の商品・サービス、電池戦略に関するご相談
大木:Hideki.Oki (at) arm-tech.jp

27 2月 2019

【コラム】「EVの要」リチウムに供給過剰の風圧: 日本経済新聞

・電気自動車(EV)の電池に不可欠なレアメタル(希少金属)のリチウム。
・EVの生産拡大を追い風に2015年から17年まで価格が高騰したが、最大消費国である中国の景気減速と歩調を合わせるように下げ足を速め、現在はピーク時の半値以下だ。
・需要の伸びに不透明さが増す一方、資源大手の開発競争で供給は大きく増える見通し。期待先行で高騰した「EVの要」に供給過剰の風圧は強い。
<元記事>https://r.nikkei.com/article/DGXMZO4157606021022019000000?s=1

昨年までは中国の急激な需要の伸びをスポット調達で対応することが多かったため、価格が高騰しやすかった。19年からはある程度計画的に生産されるであろうから、価格は安定していくのであろう。また、資源に限らず開発の競争が起きることは長期的には市場にとってはプラスであろう。

<弊社では、電動車ビジネスに関する調査分析、ご提案や支援を行なっております>

お気軽にご連絡ください。
●会員向けの購読依頼
まとめサイト担当:comment_x (at) arm-tech.jp
●電動化およびエネルギー関連の商品・サービス、電池戦略に関するご相談
大木:Hideki.Oki (at) arm-tech.jp