18 1月

【ニュース】JXTGエネ LiB負極材 中国生産へ | 化学工業日報

・JXTGエネルギーは、リチウムイオン2次電池(LiB)用の負極材で中国に生産進出する方向で検討に入った。
・一昨年から静岡県富士市で生産し中国の電池メーカーに販売し参入したが、中国の電気自動車(EV)向けの需要の伸びが著しいことから、同電池メーカーと合弁で新工場を設ける方向で詳細を詰めている。
・富士は年3000トン設備だが、中国の新工場は数倍の規模になる見通し。
<元記事>https://www.chemicaldaily.co.jp/jxtgエネ lib負極材 中国生産へ/

15 1月

【論文紹介】Promoting a highly stable lithium metal anode by superficial alloying with an ultrathin indium sheet – Chemical Communications (RSC Publishing)

Chem. Commun. doi: 10.1039/C8CC08934E
・インジウムの薄膜を用いることで、リチウムリッチなLi-Inハイブリットアノードを作成した。
・インジウムとリチウムの合金化プロセスは高速であり、デンドライト形成を抑制する。
・標準的なEC/DMC 1MLiPF6溶媒、NMC523正極と組み合わせることで120サイクル後に90%の容量を維持することを確認した。
<元記事>https://pubs.rsc.org/en/Content/ArticleLanding/2019/CC/C8CC08934E#!divAbstract

InとSiはLiの吸蔵のメカニズムが異なる。確かにSiに比べればデンドライト抑制できるかもしれない。

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22 11月

【ニュース】産総研:高容量で劣化しないリチウムイオン2次電池用負極開発

・産総研が導電性基板上に一酸化ケイ素と導電助剤を積層させたリチウムイオン2次電池用負極を開発した。
・この積層構造を有する電極の充放電特性は、容量が現在主流である黒鉛負極(372 mAh/g)の約5倍に相当し、一酸化ケイ素の理論容量2007 mAh/gとほぼ一致した。
・また、開発した電極は充放電を200サイクル以上繰り返しても容量は維持され、高容量で長寿命な特性を持つことが明らかとなった。
<元記事>https://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2018/pr20181121_2/pr20181121_2.html

<X’s EYE> 
◯解説:
見る人が見れば劣化しない条件で使っているとも言える。電池の場合、劣化は試験条件による。
耐久性能をうたうのであれば、市場でどのような条件で使われているかを知らないまま研究開発を進めても無駄が多い。また、電池の劣化は

   
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14 11月

【ニュース】アライアンス・ベンチャーズ、電気自動車用リチウムイオンバッテリーの 技術進化に向け、エネベート社に出資:時事ドットコム

・ルノー・日産自動車・三菱自動車の戦略的ベンチャーキャピタルファンド「アライアンス・ベンチャーズ」は本日、米国カリフォルニア州アーバインに拠点を置く先進的なリチウムイオンバッテリー技術を開発する「エネベート」社の直近の資金調達ラウンドで投資を行ったと発表。
・エネベート社の電気自動車用HD-Energy® Technologyは、5分の急速充電による高いエネルギー密度と長い航続距離をその特長としている。
・また、低温状況での作動性、低コスト、高い安全性の実現にも焦点が当てられています。この短い充電時間は、既存のどのリチウムイオンバッテリーをも上回るもの。
・同社に出資するのは、Mission Ventures、Draper Fisher Jurvetson、Tsing Capital、Infinite Potential Technologies、Presidio Ventures(住友商事グループ会社)、 CEC Capital, サムスン、 レノボ、 LG化学、ルノー・日産自動車・三菱自動車等。
<元記事>https://www.jiji.com/jc/article?k=20181113005867&g=bw

<X’s EYE> 
◯解説:
サムスン、LGが出資しているので、何らかの革新的な技術を有しているのかもしれない。消費者を驚かす商品が出てくることを期待して待ちたい。ただ、

   
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10 11月

【ニュース】ポスコ、2次電池負極材の生産能力増強 – NNA ASIA・韓国・電機

・韓国のポスコグループが、2次電池向け負極材の生産能力増強を加速させている。
・系列のポスコケムテックは8日、世宗市の第1工場の増設工事の完工式を開催するとともに、第2工場の起工式も執り行った。
・第2工場が完成する2021年には、ポスコグループの負極材生産能力は年7万4,000トンまで拡大する。
・世界のバッテリー需要の増加にいち早く対応し、市場のリードを目指す。
<元記事>https://www.nna.jp/news/show/1834139

<X’s EYE> 
◯解説:
この投資が実施されれば、EV向けで100万台程度が生産可能になる。
日本企業でいうと最近話題の日立化成、JFEなどが競合になる。セパレーターにおいては日本企業の積極投資が進んでいるが、負極材料も追随するのであろうか?

   
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08 11月

【ニュース】オランダRGS ナノ多孔質シリコン負極を発表| eeNews Europe

出典:http://www.eenewseurope.com/

・オランダのハイテク企業RGSは、リチウムイオンの取り込みを大幅に改善し、充電サイクル中の膨張に対応すると主張する材料であるE-magyナノ多孔質シリコンを発表。
・E-magy nano-porous siliconはその内部多孔性のために負極の外部膨張を防止し、容量は3倍以上増加する。
・RGSは、次世代のリチウムイオン電池に適した、ナノ構造の形態を持つ微細なシリコン粒子をスケールアップするための優れたプロセスを実現している。
<元記事>http://www.eenewseurope.com/news/nano-sponge-silicon-gives-lithium-ion-batteries-50-extra-capacity

<X’s EYE> 
◯技術:
材料単体の性能向上よりも電池に組み上がった時の問題の方が重要なことがある。シリコン系の材料はそれが考慮されていない場合が多い。この材料の場合、

   
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26 10月

【ニュース】Talga 高容量graphene silicon負極を発表; Safevolt projectの研究成果で – Green Car Congress

出典:https://www.greencarcongress.com/

・オーストラリアの先進材料技術企業Talga Resources Ltdは開発したグラフェンシリコンリチウムイオン負極の初期試験結果を発表。
・Talgaが開発したグラフェンシリコンリチウムイオン負極”Talnode-Si”の初期試験結果は、550mAh/gの可逆容量で45サイクル後に95%の容量を維持するというもの。
・この成果は、英政府が資金提供し、Johnson Matthey、ケンブリッジ大学などが参加する「Safevolt」プロジェクトによるもの。
<元記事>https://www.greencarcongress.com/2018/10/20181025-talga.html

<X’s EYE> 
◯解説:
正直、このような発表は判断が難しい。サイクル特性は作り方と評価条件によって大きく変わり、材料の本質を隠してしまうことがある。我々にとっての損失はいい材料なのにそれを見逃してしまうことであろう。それを避ける方法はあるが、そのような評価を行っていない会社がほとんである。
評価方法としては、

   
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13 10月

【ニュース】素材技術で新市場に挑む シリーズ「EV化」企業編(4) 〈昭和電工〉負極材、ラミネート包材などリチウムイオン電池市場を開拓 20年に電池材売上高300億円へ | 日刊鉄鋼新聞

・昭和電工はLiB材を、次期中期計画期間中の利益拡大を目指す「優位確立事業」に位置付け、負極材など五つの製品でLiB市場へ多面的にアプローチしている。
・LiB負極材料「SCMG」:現在は国内で年1500トンの生産能力を持つ。さらなる高容量を実現するため、シリコンと黒鉛を複合化した「Si黒鉛複合負極材」を開発し、電池メーカーでのサンプル評価を進めている。
・パウチ型(ラミネート型)LiBの外装材:世界シェア4割を占める業界2位の昭和電工は、足元の生産能力を2010年比で3倍まで増やし、需要増に対応している。現在は主力のモバイル向けだけでなく、EV用途での採用拡大を目指している。
・正負極用導電助剤「VGCF」:17年の設備増強を経て年産能力が300トンに拡大。
:アルミ箔に高導電性カーボン粒子とバインダーをコーティングしたLiB正極用集電箔「SDX」:高速充放電と長寿命化に寄与できるとして引き合いが増えている。
<元記事>https://this.kiji.is/422213055404983393

<X’s EYE> 

   
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21 9月

【ニュース】EV電池材の販売強化 テックワン、1億円投じ改良 – 経済ニュース | 北國新聞社

・テックワンはリチウムイオン電池の負極材の販売を強化する。
・同社が開発したのは、リチウムイオン電池を構成するシート状の負極材。
・紡績技術を応用してケイ素と炭素の粒子を組み合わせ、電池の容量増加と寿命の長期化を実現した。
・国内外で19の特許を取得したという。
・既に複数の企業から有償サンプルの引き合いがあり、開発担当の北野高広辰口研究センター長は「ニーズの高まりに合わせ、3年後をめどに量産化したい」と話した。
<元記事>https://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20180920304.htm

<X’s EYE(X氏コメント)>
ビジネス:
今後テスラや中国企業がSiを採用して行くが、円筒であれば定着する可能性はあるが、ラミや角形ではどうなるか読めない。 Read More

01 9月

【ニュース】全固体電池へのSi負極の適用、NIMSが道筋示す | 日経 xTECH(クロステック)

・NIMSが5月に発表した”全固体電池向けシリコン負極の高安定動作に成功”のプレスリリースに関する解説記事。
・無機固体電解質を用いて容量減少を抑制し、ナノ構造(具体的には、アモルファス・シリコンを母材とし、そこへナノ多孔構造を導入したシリコン負極膜)化した負極を用いることで機械的な破壊を抑制。
<元記事(有料記事)>https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00001/00916/
<元論文>https://www.nature.com/articles/s42004-018-0026-y

<X’s EYE(X氏コメント)>

ビジネス:
市場価値としては自動車用途や民生用では採用は難しい。 Read More