10 1月 2018

【論文紹介】[4,4′-bi(1,3,2-dioxathiolane)] 2,2′-dioxide: A novel cathode additive for high-voltage performance in lithium ion batteries

出典:http://www.sciencedirect.com/

Journal of Power Sources Volume 378, 28 February 2018, Pages 112–118
・高電圧で使用するNMC正極用の電解液添加剤について。
・新規添加剤として亜硫酸塩系化合物[4,4′-bi(1,3,2-dioxathiolane)] 2,2′-dioxid(BDTD)を用いた。
・BDTDは電解液の酸化分解前に、正極表面に安定な被膜を形成し、電池使用時の電解液の分解を抑制する。
・これにより、長寿命化を達成するだけでなく、電解液の分解による抵抗上昇を抑制するするため、レート特性も向上する。
<元記事>http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0378775317316282

07 10月 2017

【ニュース】オハラ:リチウム電池向けの添加剤開発、EV需要で2019年にも販売 – Bloomberg

・オハラは、電解質に液体を使った既存のリチウムイオン電池の性能向上に効果が見込める独自開発の添加剤を開発した。
・添加剤には独自開発のガラスセラミックス素材「LICGC」を利用。電解液系リチウムイオン電池の正極に添加すると出力や容量が向上する。
・電気自動車(EV)で使うリチウムイオン電池向けとして、2019年にも販売を始めたい考え。
・全固体電池の部材としてオハラが開発中の酸化物系固体電解質については、オハラ執行役員の中島氏は現状では出力を上げにくいため、「車載は難しいが、時計や携帯電話などの小型電池に向いている」。
<元記事>https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-10-05/OXAJM56TTDS801

15 1月 2016

【論文紹介(オープンアクセス)】High-capacity battery cathode prelithiation to offset initial lithium loss : Nature Energy

出展:http://www.nature.com/

Nature Energy 1, Article number: 15008 (2016) doi:10.1038/nenergy.2015.8
・大容量負極活物質は不可逆容量が大きく、セルとしてエネルギー密度を低下させる。
・一般的に、負極を予めドープするプレドープが行われているが、ドープした活物質は取り扱いが困難。
・そこで、本報告では、正極に添加剤を導入することで、正極の初回クーロン効率を低下させて、負極の不可逆容量分をオフセットする試み。
・このような正極プレリチオ化添加剤としてM/Li2O(M=Co, Fe, Ni,et al.)複合体を用いた。
・LiFePO4/Graphiteセルにこの添加剤を導入することで、容量、エネルギー密度が向上した。
<元記事>http://www.nature.com/articles/nenergy20158

14 8月 2014

【論文紹介】Real-time investigation on the influences of vanadium additives to the structural and chemical state evolutions of LiFePO4 for enhancing the electrochemical performance of lithium-ion battery

Journal of Power Sources, Volume 270, 15 December 2014, Pages 449–456
【概要】
・添加剤としてバナジウムをLiFePO4に加えた影響を調査した。
・1%未満のバナジウムの少量添加によって、80サイクルで維持率が14.9%(未添加と比べて)改善した。
・in-situXRDによると、バナジウム添加により、不規則且つ不活性なtriphylite相が減少することがわかった。
<続き:元記事>