・2019年上半期に約46.3 GWh(前年比89%増)のバッテリーが世界中のEV(BEV / PHEV / HEV)に導入された。
・xEVの売上が25%増加し、 平均容量は52%増加して19.7 kWhになった。
・Adamas Intelligenceの報告によると、2019年上半期のxEVのコバルト総使用量は7,200トンであり、1年前より81%増加。
・現在、5つのバッテリーセルメーカーがコバルト使用の75%以上を使用している。1)LG Chem:1,400トンで21%の市場シェア。2)CATL:前年比で4倍以上のコバルト使用量、市場シェアは8%から19%に増加。3)パナソニック:コバルトの導入は35%増加したが、シェアは21%から15%に減少。4)BYD。5)Samsung SDI。
・ニッケルの場合、27,350トンのニッケルがxEVで世界的に展開され(2019年上半期)、これは1年前より78%多い。 52%がアジア太平洋地域。
・ニッケルは自動車メーカー上位3社が55%以上を使用した。1)テスラ:7,000トン以上(前年比でほぼ90%増加)。2)トヨタ:5,000トン以上(主にHEV用NiMHバッテリーで11%増)。3)BYD:ほぼ2,500トン(LFPセルからNCMへの切り替えにより約300%増加)。
・電池メーカでは、上位5社が全ニッケル使用量の85%以上を占める。1)パナソニック:12,500以上(48%シェア)。2)CATL:4倍以上のニッケル展開、シェアは5%から13%に増加。3)LG Chem。4)BYD。5)AESC。
<元記事>https://insideevs.com/news/375146/cobalt-nickel-usage-xevs-h1-2019/