13 7月 2019

【コラム】新幹線の“電池走行”、技術はどこまで進化したか

・JR東海は10日、2020年7月に投入を予定する新型の新幹線車両「N700S」で採用する機能の一つ、バッテリー自走システムによる走行試験を公開した。
・電池を動力源とできる高速鉄道車両の実用化は世界初。
・二次電池を標準搭載するN700Sでは、災害で長時間停電した際、トンネルや橋りょうの中間部に停車したとしても、架線からの電力を使わず、自力で安全な場所まで移動できるのが特徴。
・東芝の二次電池「SCiB」を搭載した。容量などは非公表。
<元記事>https://newswitch.jp/p/18391

SCiBは回生をとるのには適した電池である。原理的には温度依存の耐久性能もいい。インフラ関係で需要を伸ばしておりさらに市場が拡大するのではないだろうか。しかも、世の中どこもかしこも自動車ばかり見ていてライバルが少ない。

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11 7月 2019

【ニュース】東芝 SCiB性能向上へ | 化学工業日報

・東芝は、独自のリチウムイオン2次電池(LiB)「SCiB」の性能向上に磨きをかける。
・2030年以降の実用化を目指し、セラミックスとリチウムイオン伝導性ゲルポリマーによるハイブリッド固体電解質の開発を進める。
・電極と電解質の界面を改善し、バイポーラ型電池を実現する。
・20年代前半には、電池容量で現在採用しているLTO(チタン酸リチウム)の3倍のポテンシャルを持つNTO(チタンニオブ系酸化物)負極や、電極に直接絶縁膜を形成するSCdEの開発を推進。
・段階的にSCiBのポテンシャルを最大化していく。
<元記事>https://www.chemicaldaily.co.jp/東芝は scib性能向上へ/

バイポーラはHEVなどの電池容量がそれほど必要がない用途には価値があるかもしれない。もちろん電池容量も大きくなればいいが、他の性能をおとすぐらいなら使わない方がいい。二つの技術を盛り込んだ電池を開発しているようだが、切り分けて考えた方がおもしろいのでは。

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29 6月 2019

【ニュース】48VマイルドHEV向け電池、電池体積半減に 東芝が20~21年に製品化 | 日経 xTECH(クロステック)

・一般的なリチウムイオン電池(LIB)を使う場合に対して半分の電池体積で、48V電源システムを使うマイルドハイブリッド車(MHEV)を実現できる。AABC2019で東芝が発表した。
・電池搭載体積を減らせる理由は、一般的なLiBに比べて、SCiBは使用SOC範囲が広いから。
・SCiBのエネルギー密度は低いが、使用可能なSOC範囲が広いこと、冷却機構が簡素化できることなどから、パックとして利用する際にはより小さな体積、低コスト、になる。
<元記事>https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/event/18/00068/00004/?n_cid=nbpnxt_mled_at

電池を開発している側が勝手に使えるSOCを広げで有用性を語ることがあるが、SCiBはきちんと商品側のことも理解した上で広げることが可能である。その要因の一つは耐久性能であろう。HEVシステムでは電池の劣化を加味してSOC幅を制限している。耐久性能がいい電池は商品の価値を高めることを検討しやすい。

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08 6月 2019

【ニュース】トヨタ寺師副社長、日本向け超小型車などEV戦略を公表…電動車550万台販売は5年前倒しの25年に | レスポンス(Response.jp)

・トヨタ自動車の寺師茂樹副社長は6月7日に都内で記者会見し、電気自動車(EV)普及の一環として2020年に日本で2人乗りの超小型モデルを市販すると発表した。
・また、電動車全体の普及計画も従来より5年前倒しになる見通しを示した。
・その一環として、電池については、これまでの自社開発およびパナソニックとの協業をベースにしながら、世界最大のバッテリーメーカーである中国の寧徳時代新能源科技(CATL)をはじめ、同国のBYD、日本のGSユアサ、東芝、豊田自動織機とも協力関係を構築していく方針を示した。
<元記事>https://response.jp/article/2019/06/07/323228.html

最近あまり主張していないが、トヨタは電池を使用する際は、その搭載量が少ない方が望ましいという方針をとっていた。その意思がまだあるのであろうか。ただ、それでは世の中の法規に対応しきれないところがもどかしいのかもしれない。
電動化が進んだ時、お得意のカイゼンが通用するのであろうか。

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08 5月 2019

【ニュース】日産 デイズ・三菱 eKワゴン・eKクロス 新型 東芝の二次電池SCiBを採用 | レスポンス

・東芝は5月7日、同社の二次電池「SCiB」が日産『デイズ/デイズハイウェイスター』および三菱『eKワゴン/eKクロス』に採用されたと発表。
・新型デイズおよびeKワゴンは、減速時の運動エネルギーを高効率に充電し、発電によるエンジンの負担を軽減、燃料消費を抑制し低燃費を実現する充電制御、不要なアイドリングによる燃料消費をカットするためのアイドリングストップ機構。
・また、新型デイズハイウェイスターおよびeKクロスは、発進時および走行時のモータアシストを可能とするマイルドハイブリッド機構を搭載。
・SCiBの需要は拡大しており、東芝では設備投資やアライアンス等により製造能力の拡充を推進。国内では、現在の製造拠点である柏崎工場に加え、同社横浜事業所内に新たな製造工場の新設を計画、海外ではスズキ、デンソーとの合弁によるインド工場の設立を進めている。
<元記事>https://response.jp/article/2019/05/07/322032.html

先日、CATLの電池を使って45度以下で制御という記事があった。それが事実であれば、SCiBようなエネルギー密度が低い電池にも注目が集まるのではないだろうか。自動車メーカーは車両として価値がある電池をもう一度見直してはどうだろうか?

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30 4月 2019

【コラム】日産「デイズ」に東芝電池が採用された深いワケ | 東洋経済オンライン

・経営再建中の東芝が次の成長の柱に掲げるリチウムイオン2次電池「SCiB」で日産自動車から初めて受注した。
・「新型デイズは東芝製電池でないと多くの条件を満たせなかった」。日産の開発エンジニアはそう明かす。
・自動車の運転は加減速が多いため、急速な充電が必要なうえ、高い耐久性と安全性が求められる。東芝製電池はこうした急速充電、安全、長寿命の評価が高く、使いやすいという。
・東芝の高見則雄・研究開発センター首席技監は「われわれが狙っているのはロングドライブよりも、カーシェアなど近距離で利用頻度が高い領域」としたうえで、「長い距離はエネルギー密度やコスト面などで東芝製が不得意なのは確かだ。だが、逆にコミューターやコンパクト、シェアカーには合っており、そこで力を発揮できる。(高級EV車でロングドライブする)テスラへの搭載を目指すわけではない」と説明する・・
<元記事>https://toyokeizai.net/articles/-/278852

日産というよりは三菱自動車の知見が反映されているのかもしれない。三菱自動車は、iMieVでLTOを使用したSCiBとグラファイトを用いたLIBの両方を使った実績がある。
電動車はまだ数が少ない。数が少ない今だからからこそ自動車メーカーは周りや過去の知見に縛られないチャレンジをすべきではないだろうか。

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15 4月 2019

【ニュース】神奈川県、東芝の工場新設などを認定 企業誘致で税軽減  :日本経済新聞

・神奈川県は12日、不動産取得税の軽減などで企業を誘致する施策「セレクト神奈川100」で、東芝など8社を認定したと発表した。
・東芝は横浜市内にリチウムイオン電池の生産工場を新設。
・電気自動車向けの生産を強化し、2020年の稼働を目指す。投資額は159億円。
<元記事>https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43678260S9A410C1L82000/

このような減税対策をぜひ中小企業やベンチャーにも積極的に行って欲しい。
神奈川県は40年前ぐらい前世界を代表する半導体や電機メーカーの基盤地域であった。この取り組みが新しい産業を興すきっかけになることを期待したい。

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12 4月 2019

【ニュース】東芝、日産から蓄電池を初受注  :日本経済新聞

・東芝は日産自動車からリチウムイオン2次電池を初めて受注した。
・全面刷新してこのほど発売した主力の軽自動車「デイズ」に採用され、減速時に電力をためるブレーキに使う蓄電池として組み込まれている。
・東芝の自動車向けの電池は採用が増えており、新たな柱に育てたい考えだ。
<元記事>https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43595170Q9A410C1916M00/

SCiBなのであろうか?
SCiBは使ってみるとその魅力がわかる電池である。グラファイトを使用した電池より、ランニングコストの視点でみると優れている。車両のように長期で商品を保証したいものに対しても。
初期コストだけで電池を選択しない考え方は近いうちに多くの方が理解するのではないだろうか。

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06 3月 2019

【ニュース】ハイブリッドの貨物船公開 国内初リチウムイオン電池搭載 – SankeiBiz(サンケイビズ)

・新日鉄住金グループのNSユナイテッド内航海運(東京)は4日、国内初となるリチウムイオン電池を搭載したハイブリッド型の貨物船を東京都内で公開した。
・東芝製のリチウムイオン電池24個で構成したユニットを2828個設置した。
・市販のハイブリッド車(HV)で約2700台分の電池に相当する。
・電池だけで最大約6時間の航行が可能。
<元記事>https://www.sankeibiz.jp/business/news/190305/bsc1903050500007-n1.htm

CO2の排出を減らしていくには、このような輸送部門の努力が必要不可欠であり今後さらに電動化が進むであろう。
市場自体は乗用車ほどではないが、利益率で考えるのであれば有望な領域ではないだろうか。また、求められる二次電池性能は耐久性能や出入力密度であり、電池の進化をチャレンジするアイテムとしても面白いのではないだろうか。

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28 2月 2019

【ニュース】6分充電でEV320キロ走行! 東芝が新型リチウム電池を開発 – SankeiBiz(サンケイビズ)

出典:https://www.sankeibiz.jp/

・東芝は26日、急速充電が可能で、長寿命の新型リチウムイオン電池を開発したと明らかにした。
・小型の電気自動車(EV)の場合、6分の充電で従来に比べ約3倍の320キロを走行できるという。
・レアメタル(希少金属)の「ニオブ」を材料の一つとする酸化物を電池の負極に使い、高容量化を実現した。
・充放電を5000回繰り返しても、電池の容量を9割以上維持することを確認。
・2020年代前半の量産を目指す。
<元記事>https://www.sankeibiz.jp/business/news/190227/bsc1902270500002-n1.htm

400kWぐらいで充電ができるということであろうか。充電ステーションにも大規模の蓄電池が必要になるので、それにもこの電池を使用するのかもしれない。インフラが強い会社なので、電池の開発で終わるのでなくその電池を使いこなす充電ステーションも形にしてみてほしい。

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