28 6月 2019

【ニュース】テスラの円筒電池用の日本製アルミ 10%のアルミ輸入関税を免除

・テスラは、21700リチウムイオン円筒型セルの原料である、日本からの輸入アルミニウムに対する10%の関税免除を要求していたが、今回、米国商務省がそれに同意した。
・円筒型セルの原料のアルミを製造するのは日本軽金属で、テスラは米国内の製造業者のみでは、量と品質の要件を満たすことはできないと訴えていた。
・これに対し、米国商務省は、年間1万トンの関税除外を1年間受け入れた。
<元記事>https://insideevs.com/news/356447/japanese-aluminum-tesla-batteries-excluded-10-tariffs/

これは両国にとって良い事例である。選挙の後に自動車の輸出に関する何らかの方針が決まるのであろう。輸出制限をされてトヨタが国内生産のこだわりを捨てたら、日本経済には大きな影響を与える。
税金で軍事商品を買って日本の自動車産業を一時的に守ることは否定しないが、20年後30年後を見据えた行政の行動に期待したい。アメリカや中国で新しい産業が起きやすいのは法律の性質が影響している。

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15 5月 2019

【ニュース】SGL & Nio 軽量で堅牢なバッテリーパックケースを開発- electrive.com

・ドイツの製造業者SGL Carbonと中国の電気自動車製造業者Nioは、電気自動車用の炭素繊維強化プラスチック(CFRP)製のバッテリーハウジングのプロトタイプを開発。
・利点は、同等のアルミニウムハウジングよりも約40%軽量で、バッテリーボックスの剛性が高いことと、アルミニウムに比べてCFRPの熱伝導率が約200倍低い、 さらに、複合材料は、気密性ならびに耐食性がある。
・この軽量なバッテリーハウジングは、NIOのバッテリー交換方式の電池に最適で、バッテリー交換ステーションで3分以内に交換できる。
<元記事>https://www.electrive.com/2019/05/12/sgl-nio-present-lighter-battery-casing/

電池の交換式は、バイクなどの搭載容量の小さな用途で普及している。小型なものは人が交換することが前提な場合が多いので、軽いほど価値がある。さらに冷却機構を設けることが難しく自然冷却になってしまう。また、防水対策などで気密性を高める必要もある。このような熱伝導性が高い外装材料に興味を持つ企業は多いのではないだろうか。また、このような材料が出てくると接着技術も必要になる。交換式バッテリーは色々な技術を試せる場になるかもしれない。

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03 5月 2019

【ニュース】Novelis 費用対効果の高いアルミ製バッテリーパック筐体を開発 – Green Car Congress

・Novelis Inc.は、新規なアルミ製バッテリーパック筐体を開発。
・新たなアルミ製バッテリーパック筐体は、同等のスチール筐体より最大50%軽量化可能で、同じバッテリーセルを用いた場合、よりパック重量エネルギー密度を高めることができる。
・熱伝導率の高いアルミ製であり、セルの冷却が容易。
・安全性を最優先事項として、革新的の高強度アルミ合金によって自動車の衝突からバッテリーを保護可能。
・Novelisの成形性の高い合金を利用することで、自動車メーカーの特定の車両設計要求に合わせて複雑な形状を深絞りすることが可能。
<元記事>https://www.greencarcongress.com/2019/05/20190501-novelis.html

Novelisは車体用のアルミ材料では最大手である。今回は得意領域で事業拡大を狙うのであろう。既存のメーカの脅威になるのではないであろうか。
自動車用電池において、冷却しやすい技術は重宝される。

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17 1月 2019

【ニュース】昭和電工、ラミネートシートを用いた車載電池向け超軽量冷却器を開発

・昭和電工株式会社は子会社の昭和電工パッケージング株式会社と共同で、市場が拡大する電気自動車(以下、EV)等に搭載されるリチウムイオン電池(以下、LIB)向けの次世代冷却器を開発した。
・現在、EVに搭載される角型LIB用の冷却器には、アルミニウム製の押出材や板材等を溶接あるいはろう付けしたものが用いられている。
・こうした冷却器は、接合するために600度以上の加工温度が必要だが、今回発表した冷却器はアルミ箔と樹脂から成るラミネートシートを構造材として用いることで、ヒートシール法により200度程度の低温での接合が可能となる。
・さらにラミネートシートの材料構成や寸法の変更が容易で精密なプレス加工性にも優れているため、製品形状・寸法の自由度が飛躍的に向上する。
<元記事>https://jp.acrofan.com/detail.php?number=76378

電動車に置いて、電池・モーター・インバーターなどの部品や材料のブレイクスルーが期待されることが多い。
今回の発表のように製造方法のブレイクスルーも市場を作る際には重要である。

<弊社では、電池技術に関する調査分析、ご提案や支援を行なっております>

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13 10月 2018

【ニュース】素材技術で新市場に挑む シリーズ「EV化」企業編(4) 〈昭和電工〉負極材、ラミネート包材などリチウムイオン電池市場を開拓 20年に電池材売上高300億円へ | 日刊鉄鋼新聞

・昭和電工はLiB材を、次期中期計画期間中の利益拡大を目指す「優位確立事業」に位置付け、負極材など五つの製品でLiB市場へ多面的にアプローチしている。
・LiB負極材料「SCMG」:現在は国内で年1500トンの生産能力を持つ。さらなる高容量を実現するため、シリコンと黒鉛を複合化した「Si黒鉛複合負極材」を開発し、電池メーカーでのサンプル評価を進めている。
・パウチ型(ラミネート型)LiBの外装材:世界シェア4割を占める業界2位の昭和電工は、足元の生産能力を2010年比で3倍まで増やし、需要増に対応している。現在は主力のモバイル向けだけでなく、EV用途での採用拡大を目指している。
・正負極用導電助剤「VGCF」:17年の設備増強を経て年産能力が300トンに拡大。
:アルミ箔に高導電性カーボン粒子とバインダーをコーティングしたLiB正極用集電箔「SDX」:高速充放電と長寿命化に寄与できるとして引き合いが増えている。
<元記事>https://this.kiji.is/422213055404983393

<X’s EYE> 

   
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05 9月 2018

【ニュース】UACJ、中国でEV向けアルミ材工場 70億円投資  :日本経済新聞

・UACJは4日、リチウムイオン電池向けアルミニウム材料の合弁工場を中国で新設すると発表した。
・需要が伸びる電気自動車(EV)での利用を見込む。
・他の製品を含めた総投資額は約70億円。2020年に量産を始め、中国や日本の電池メーカーに販売する。
・電池材料向けの設備投資は約50億円。電池を包んで保護するアルミ材のほか、充電に必要な正極材料もつくる。年間生産能力は約1万トン。UACJは電池向けアルミ材料を群馬県と栃木県、マレーシアの3工場でつくっており今回が4カ所目。
<元記事>https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3497551004092018916M00/

<X’s EYE(X氏コメント)>
技術:
外装材料はラミナなのか缶なのか記載がないが明確では無いが、UACJの所有技術から推測すると缶ではないかと思われる。 Read More

20 4月 2018

【ニュース】昭和電工、中国に電池材販社 機動的な営業推進 | 化学・金属・繊維 ニュース | 日刊工業新聞 電子版

・昭和電工は18日、中国・上海市に電池材料を販売する100%子会社「昭和電工電池材料(上海)」を10日に設立したと発表。
・従来は統括会社の下でリチウムイオン二次電池部材の販売・マーケティングを行ってきたが、中国市場の拡大に合わせてより機動的な営業活動を目指して販社を立ち上げた。
<元記事>https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00470299

12 2月 2018

【ニュース】旭精機、HV用リチウム電池缶向けプレス機 生産性5割向上 | 新製品 ニュース | 日刊工業新聞 電子版

・旭精機工業は車載用リチウムイオン電池の角型缶の生産性を従来機「TM12」に比べ5割高めたトランスファープレス「TM16」を発売した。
・従来機のTM12が中型・大型電池缶向けのため、ハイブリッド車(HV)用の小型電池缶向けを用意した。
・小型の加工だけを手がけるメーカー向けに、TM16を提案する。特に電動化が急速に進むとみられる中国市場に売り込む。
<元記事>https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00461197

03 7月 2017

【ニュース】新日鉄住金マテリアルズ LiB向けステンレス箔の提案加速 化学工業日報

・新日鉄住金マテリアルズは、リチウムイオン2次電池(LiB)向けにステンレス箔の提案を加速する。
・外装材として一般的なアルミラミネートフィルムに比べ厚みを半減したステンレスラミネートフィルムは、携帯用電子機器を中心に複数案件での量産適合を目前としている。
・集電体用ステンレス箔も民生用途を中心に試作品評価を実施しており、2020年にも量産適合を目指す。
・外装材と集電体に採用されれば世界初となる。電池の安全性、寿命、性能の向上に寄与する部材として、民生、車載用ともに既存部材の代替、次世代電池での採用を目指す。
<元記事>http://www.kagakukogyonippo.com/headline/2017/06/30-29989.html

18 2月 2014

【ニュース】新日鉄住金マテ、リチウムイオン電池の外装材量産へ

新日鉄住金マテリアルズは18日、リチウムイオン電池の外装に使うステンレス箔を2014年度後半にも事業化すると発表した。現在、一般的に用いられているアルミ箔と比べ、厚みを半分以下の41マイクロ(マイクロは100万分の1)メートルに抑えることが可能なほか、熱で膨らんで破損するなどの危険性を抑えられるという。
元記事へのリンク→http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD180KH_Y4A210C1TJ2000/