18 4月 2018

【論文紹介】Highly reversible zinc metal anode for aqueous batteries | Nature Materials

出展:https://www.nature.com/

Nature Materials (2018);doi:10.1038/s41563-018-0063-z
・亜鉛金属電池の高効率、高耐久化について。
・高濃度電解液(Water-in-salt)を用いることで、クーロン効率がほぼ100%で亜鉛をデンドライト形成無しで析出溶解可能であることを確認。
・LiMn2O4正極と組み合わせることで180Wh/kgのエネルギー密度で4000サイクル後に80%の容量を保持。
・空気正極と組み合わせることで、300Wh/kgのエネルギー密度で200サイクル以上繰り返すことができた。
<元記事>https://www.nature.com/articles/s41563-018-0063-z

19 8月 2017

【論文紹介】Amorphous Bimetallic Oxide–Graphene Hybrids as Bifunctional Oxygen Electrocatalysts for Rechargeable Zn–Air Batteries

Advanced Materials, DOI: 10.1002/adma.201701410
・シドニー大学と南陽技術大学の発表した”リチウムイオン電池の5倍の容量を蓄えられる亜鉛空気電池”の元論文。
・Nドープした還元型酸化グラフェンに非晶質二元金属酸化物複合体ナノ粒子を固定化した酸素還元触媒について。
・特にプルシアンブルー類似体から得られた非晶質Fe0.5Co0.5Oxは優れた酸素還元触媒能を示す。
・この酸素還元触媒を正極に用いた亜鉛空気電池は904Wh/kg(Zn)に相当するエネルギー密度が得られる。
<元記事>http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/adma.201701410/abstract;jsessionid=9DEAC0E997CD65ACEC7371923C5864C5.f02t01

13 4月 2016

【ニュース】日本ガイシ セラ技術で新電池開発 17年度に「全固体」製品化 化学工業日報

・日本ガイシは、セラミック技術を駆使した新電池の開発に乗り出す。
・独自の結晶配向セラミック正極板を用いた全固体電池の技術開発を終え、2016年度内にサンプル出荷を開始する。
・ウエアラブルデバイス端末やIoT(モノのインターネット)向け電源などとして評価を進めながら、17年度内の製品化を狙う。
・またイオン伝導セラミックをセパレーターに用いた亜鉛2次電池の研究に取り組む。安価な亜鉛を使用することで電池の低価格化を視野に入れる。主力のナトリウム硫黄(NAS)電池で大規模向けの需要を開拓しながら、新電池で中小規模クラスをカバーする考え。
・多様な電池をラインアップに加え、電池メーカーとして存在感を発揮していく。
<元記事>http://www.kagakukogyonippo.com/headline/2016/04/12-24317.html

12 3月 2016

【ニュース】スマートエネルギーWeek 2016:空気で発電「亜鉛電池」、家電が直接つながる (1/3) – スマートジャパン

出展:http://www.itmedia.co.jp/

・あらかじめ充電しておかなくとも非常時に利用できる電池が注目を集めている。先行するのはマグネシウム空気電池。これに対抗する「空気亜鉛電池」が2016年5月にも登場する。水を使わずに発電し、家電用のコンセントを外付けで備えた。
・コンセントが2口付いた付属のインバーターが直流から交流に変換するため、100V対応の家電をつないで利用できる。電池の容量は540Wh、消費電力36WのノートPCなら約15時間動作する」
・事前の充電は不要であり、開封後3分で利用可能になる。「競合他社製品と比較した場合、容量が大きいこと、利用時に注水が不要なこと、USB接続ではなく直接コンセントが利用できる点に優位性がある」
・2016年5月から国内の官公庁や企業、家庭向けの販売を予定している。「年間販売台数として10万台を見込んでいる。容量200Whの競合品の価格は、2万円だと聞いている。当社の製品は容量が約3倍だが、価格は3倍以下だ」
<元記事>http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1603/11/news055.html

12 2月 2016

【ニュース】日本触媒 亜鉛2次電池用のセパレータ膜 寿命を10倍向上

・日本触媒は、本格的な実用化が期待されるニッケル亜鉛2次電池や空気亜鉛2次電池用のセパレータ膜を開発した。
・有機・無機をハイブリッドさせたイオン伝導性フィルムで、従来の絶縁フィルムや不織布などのセパレータ膜で課題だった針状結晶(デンドラント)の成長を抑制、多孔質の膜に比べ電池寿命を10倍に向上させ、イオン伝導性も同等の性能を実現した。
<元記事>http://www.kagakukogyonippo.com/headline/2016/02/10-23545.html

04 11月 2015

【ニュース】亜鉛と酸素で発電する充電式電池 京大が開発

・京都大学は安価な亜鉛と空気中の酸素で発電する、充電式の亜鉛空気電池を開発した。同じ重量のリチウムイオン電池の3倍のエネルギーを蓄積できる。
・亜鉛はリチウムに比べて2倍の電気を運べるため高容量にしやすいが、充電時に亜鉛が不均一になり、充放電を繰り返すのが難しかった。溶媒に添加物を加えることで亜鉛の動きを改良した。実験で100回以上充放電できることを確認。添加物の性能を高め1000回以上を目指す。
・高容量の亜鉛空気を用いて高出力のニッケル水素電池を充電すれば高容量と高出力を両立できる。電気自動車などへの応用を見込んでいる。
<元記事>http://www.nikkei.com/article/DGXLASGG31H1Q_R31C15A0TJM000/

07 9月 2015

【論文紹介】Synthesis and characterization of carbon black/manganese oxide air cathodes for zinc–air batteries: Effects of the crystalline structure of manganese oxides

出展:http://www.sciencedirect.com/

Journal of power Sources, Volume 298, 1,December 2015, Pages 102-113
【概要】
・亜鉛空気電池の、高出力密度を達成する空気触媒についての報告。
・ α-, β-, γ-, δ-MnO2 , Mn3O4, Mn2O3, MnOOH と、カーボンブラックXC-72の混合物の酸素還元活性を調べている。
・酸素還元活性はα-MnO2/XC-72 > γ-MnO2/XC-72 > β-MnO2/XC-72 > δ-MnO2/XC-72 > Mn2O3/XC-72 > Mn3O4/XC-72 > MnOOH/XC-72. の順序である。
・最も活性の高いα-MnO2/XC-72を亜鉛空気電池の空気正極として用いた場合、102mW/cm2の最大パワー密度を達成する。
・このセルの放電容量密度は 750mAh/gである。
17 3月 2015

【リチウムイオン電池古今東西 第7回】空気電池を実用化できるか、EVの課題は電池容量よりも充電

・Zn−Air電池がポストLiBとして注目を浴びている。
・旭化成の吉野彰氏によると、Zn-Air電池開発は、電池技術者が必ずかかる病気で、電池技術者なら誰もが、必ず一度は手掛けたくなるという
・著者(西さん)も40年以上前にこの病気にかかり、現在免疫を用いあわせている立場から、この空気電池について語った・・
<元記事>http://techon.nikkeibp.co.jp/article/FEATURE/20150120/399746/?ST=energytech&P=2

23 12月 2014

【ニュース】日立造船、「亜鉛空気電池」の円筒型二次電池を開発-容量、リチウムの5倍:日刊工業新聞

日立造船は次世代二次電池として期待される「亜鉛空気電池」の円筒型二次電池を開発した。仕様や量産化技術の確立、耐久性の検証を進め、2016年度末までに製品化する。同じ重量当たりのエネルギー容量はリチウムイオン二次電池の約5倍。出火などのリスクがほぼなく、充放電を繰り返しても性能劣化がほとんど起こらない。自然エネルギーによる分散型小規模エネルギー網(マイクログリッド)で採用を狙う。車載電池へも応用できるという。
<元記事>http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0820141222aaad.html

25 2月 2014

【ニュース】日本触媒 新・亜鉛電池材料を開発

株式会社日本触媒(本社:大阪市中央区、社長:池田全徳、証券番号:4114.T)は、独自の技術によりアニオン伝導層一体型亜鉛極を開発しました。本品は、既にサンプル供給を開始しており、今後早期の量産化を目指していきます。
元記事へのリンク→http://www.shokubai.co.jp/ja/news/news0148.html