15 4月 2019

【ニュース】エーアールエムテクノロジーズ株式会社 レドックスフロー電池の高エネルギー密度化技術を開発

エーアールエムテクノロジーズ株式会社(弊社)は高エネルギー密度レドックスフロー電池の技術を開発した。
新たに開発した技術は、大気中においても、水の理論電気分解電圧よりも高い電圧を取り出せる新規電解液であり、大気中において密閉していない単セルで2.3Vの放電電圧を実証した(緑色LEDは2V以上で発光)。

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05 3月 2019

【ニュース】フローバッテリーが電気自動車の充電を数分に短縮 – Sputnik 日本

・電気自動車の充電には、あまりにも時間がかかる。
・英国グラスゴー大学の研究者たちは、従来のコードを使って、新しい電解質を数分で補充できる、再利用可能なフローバッテリーの作成に取り組んでいる。米TVネットワーク「NBC」が報じた。
・米国パデュー大学の研究者たちも、電気自動車用のフローバッテリーの開発に取り組んでいる。米国の研究者たちは、3年後には彼らが開発したフローバッテリーが起動していると予想している。
<元記事>https://jp.sputniknews.com/science/201903045989209/

何と比較するかでメリットデメリットが変わってくるが、充電とCO2排出に着目するのであれば既存のパワートレーンに対して優位であろう。
過去にフロー電池を使って自動車を作り上げるまでやり遂げた研究はないと思う。実物ができると色々なメリットやデメリットが見えてくる。このような研究の動向には注目する価値はあるのではないだろうか。

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28 2月 2019

【ニュース】Gelion 亜鉛臭素ゲル電池を発売_RenewEconomy

・シドニーに拠点を置くエネルギー貯蔵のスタートアップGelionは、リチウムイオンに代わる、より安く、より安全でより持続可能な代替案として、亜鉛臭素ゲル電池を販売する。
・会社の計画では、間もなく開始される新しい1000万ドルの資金調達ラウンドによって、2021年の終わりまでに100ドル/ kWh以下のコストで、住宅からグリッドに至るまでの範囲でその亜鉛臭素ゲルバッテリー技術を量産する予定。
・Gelionの亜鉛臭素ゲル電池は、 亜鉛臭素フロー電池の液状の臭素をゲル化することで、複雑さとコストを軽減することができた。
・さらに、亜鉛臭素ゲル電池は、爆発、発火することはない。
<元記事>https://reneweconomy.com.au/gelion-launches-zinc-bromine-gel-battery-to-take-on-lithium-mainstays-28079/

日本ではニュースや記事になることが少ないが、フロー電池は中国やアメリカでは注目されている。また、実物を確認できていないので実感がわかないが、比較的大きな市場になっているという記事も目にする。
今後、このような研究が盛り上がるのかしれない。

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19 12月 2018

【ニュース】NEDO:米国初、レドックスフロー電池の電力卸売市場での運用を開始

・NEDOと住友電気工業(株)は、長寿命かつ大型化に適した定置用蓄電池「レドックスフロー電池(RF電池)」を米国カリフォルニア州の電力卸売市場に接続し、最も収益が見込める運用手法を検証するための実証運転を開始する。
・本実証では運用上、充放電の深度や回数に制約がないというRF電池の特長を生かし、電力卸売市場が求める周波数調整などの調整力や、エネルギー取引による供給力を最適に組み合わせて提供し、RF電池の経済的価値を高める手法を検証する。
<元記事>https://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_101032.html


◯解説:
アメリカで電力ベンチャーはいくつかある。その用途の多くはピークカットである。その用途の場合、補助金ありきの事業になっている。一方、周波数調整を目的にした会社は採算が取れている。そのような背景を理解できた上での実証試験と思われる。

<ARM Technologiesならびに大木は、このような電力事業向けのサポートも行なっておりますので、何かありましたらご相談ください>

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13 11月 2018

【コラム】世界はバナジウム電池を育成するが…韓国は規制 | Joongang Ilbo | 中央日報

・海外主要国は爆発の危険性が少ないバナジウムレドックスフローバッテリー産業に投資を集中しているが、韓国では事実上、これを規制していることが分かった。
・政府が再生可能エネルギーに核心的なバッテリー産業の発展を阻害しているという批判が出ている。
・バナジウム電池は爆発の危険がなく寿命・充電周期が長いという長所があるが、韓国ではESSバッテリーとしてリチウム系列の電池を使用するしかない。
・現行の新再生エネルギー法(公認認証書発行及び取引市場運営に関する規則等)によると、国内の発電事業者は一定比率以上を再生可能エネルギーで供給しなければならないが、ESSバッテリーではリチウム二次電池を使用してこそ再生可能エネルギー供給の認証を受ける。
・結局、バナジウム電池などそれ以外のバッテリーを使用できないよう規制するのと同じ。
<元記事>https://japanese.joins.com/article/006/247006.html?servcode=300§code=300

<X’s EYE> 
◯解説:
批判がどこから出ているのかわからないが、科学技術の開発自体を規制することは理解できない。技術は市場に選択されるものであって、一部の既得権益を守る行動でプラスに働いた事例を知らない。今回の事例で言えば、長期耐久を加味したコスト面ではレドックスフローが優位である。民生や自動車用途と仕様が必ずしもESS用が同じというわけでもないであろうし、

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22 10月 2018

【ニュース】浪江に「蓄電池関連工場」 福岡の企業進出、20年4月稼働予定:福島民友ニュース

・東京電力福島第1原発事故による避難指示が帰還困難区域を除き昨年3月に解除された浪江町に、レドックスフロー電池の電解液の研究・開発を手掛ける「LEシステム」(福岡県久留米市)が工場進出する。
・2019年に工場建設を始め、20年4月の稼働を予定している。
<元記事>http://www.minyu-net.com/news/news/FM20181020-317761.php

<X’s EYE>
◯解説:
LEシステムには、四国電力が投資している。四国電力は再生可能エネルギーや蓄電関係のベンチャーに投資を始めている。
レドックスフロー電池は主に定置用途である。LIBの定置用の投資も活発になりつつある。両者はどのように棲み分けて


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27 9月 2018

【コラム】水素電力貯蔵はバナジウム電池に敗北する | NEXT MEDIA “Japan In-depth”

・水素電力貯蔵はバナジウム電池(VRFB)に勝てず普及の見込み無し。
・VRFBは電池効率、貯蔵効率、設備価格で水素電力貯蔵を圧倒。
・バナジウム高騰はVRFB普及間近を示す。水素社会は来ない。
<元記事>https://japan-indepth.jp/?p=42129

<X’s EYE>
◯ビジネス:
先日この記事でも説明した通りFCVは一旦低迷したが、ここへきて再度注目を浴びてきている。
http://lithiumion.info/myblog/?p=15975
この記事は題目だけ見ると水素を否定しているように感じてしまう。
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21 9月 2018

【論文紹介】Highly reduced and protonated aqueous solutions of [P 2 W 18 O 62 ] 6− for on-demand hydrogen generation and energy storage | Nature Chemistry

出典:https://www.nature.com/

Nature Chemistryvolume 10, pages1042–1047 (2018)
・英国グラスゴー大学の研究チームが水素を可逆的に放出できる新方式のエネルギー貯蔵技術を開発。
・ポリオキソアニオン[P2W18O62]6−のナノ粒子を水に溶解させた。
・[P2W18O62]6−は1つのアニオンあたり18電子反応で可逆的なレドックスを示す。
・ポリオキソアニオン[P2W18O62]6−を水溶液に溶解させたレドックスフロー電池は1000Wh/Lの理論エネルギー密度を有する。
<元記事>https://www.nature.com/articles/s41557-018-0109-5

<X’s EYE(X氏コメント)>
技術:
この材料・構造自体は可逆な酸化還元をすることは知られていた。 Read More

09 9月 2018

【調査報告】メガソーラーと世界最大級の蓄電池 – NPO法人 国際環境経済研究所

・国際環境経済研究所理事 松本 真由美氏が北海道南早来(みなみはやきた)変電所の大型蓄電池(レドックスフロー電池)の実証現場を見学した際の報告書。
・北海道では再生可能エネルギーの系統連系が増えているため、再エネ電源の出力変動が大きな課題。
・北海道電力と住友電気工業の共同事業として、南早来変電所(北海道勇払郡安平町)に周波数調整用の蓄電池として、同社が開発した世界最大級のバナジウムレドックスフロー電池が2015年12月に設置され、2012年度経済産業省「大型蓄電システム緊急実証事業」として行われている。
・レドックスフロー電池は、出力(kW)と容量(kWh)をそれぞれ独立した形で設計できるという特長がある。
・セルスタックの数を増やせば出力を増大でき、電解液の量を増やせば容量を増やすことができる。
・エネルギー密度は、理論的にはリチウムイオン電池の数分の1程度で、小型化には向かず、大型用途が中心ですが、大規模になるほどコストを下げることができる・・・
<元記事>http://ieei.or.jp/2018/09/special201310_01_058/

<X’s EYE(X氏コメント)>
デザイン:
奇しくもこの記事の後北海道震災によりこの火力発電所が停止してブラックアウトが発生した。 Read More

05 9月 2018

【ニュース】四国電力、ベンチャー企業へ2件目の出資/電解液製造開発に2億円 | 電気新聞ウェブサイト

・四国電力は31日、大型蓄電池に用いるレドックスフロー電池の電解液の研究開発・製造に取り組むベンチャー企業・LEシステム(福岡県久留米市、佐藤純一代表)に2億円を出資したと発表した。
・LEシステムは今回、第三者割当増資により四国電力と太陽石油(東京都千代田区、岡豊社長)から合わせて約4億円を調達。大型量産工場の建設などを進める。四国電力の出資比率は約8%。子会社化や役員・社員の派遣は考えていない。
<元記事>https://www.denkishimbun.com/archives/31758

<X’s EYE(X氏コメント)>
技術:
開発しているのは電解液はLiイオン電池向けのものではなくレドックフロー向けのバナジウムを含むもの。特に回収・再利用する技術がこの会社の強みのようである。 Read More