07 10月 2019

【調査報告】リチウムイオン電池のリユース・リサイクル動向に関する調査を実施(2019年) 矢野経済研究所

・株式会社矢野経済研究所は、リチウムイオン電池を対象に世界のリユース・リサイクル動向を調査した。
・現在、民生小型リチウムイオン電池の一部でリサイクルが実用化されているケースがあるものの、その他のリチウムイオン電池に関してはリユース・リサイクル共に実証実験レベルでの取り組みがメインになっている。
・車載用リチウムイオン電池に関して、現状では事業採算性を考慮すると、いきなりリサイクルに進むことは難しく、リユースを前提とした取り組みを検討する必要がある。
・一方、車載用リチウムイオン電池のリユースを前提とすると、リサイクル向けに車載用の使用済みリチウムイオン電池が集まり始めるのは2025~2030年頃になる見通しである・・・・
<元記事>https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2213

現状、焼却でなくリサイクルができているのは、使用していない製造工程で破棄されたものが多い。市場に出回っているものの処理には、処理自体の技術革新以外に、回収や運搬も重要になる。

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31 8月 2019

【ニュース】車載用リチウムイオン電池劣化度診断技術の実証試験を開始 | ニュース | 三菱マテリアル

・三菱マテリアルは、ゴイク電池株式会社と共同で、車載用リチウムイオン電池を交換・廃棄する際の劣化度診断技術の実証試験を開始した。
・同社では廃リチウムイオン電池のリサイクル事業を推進しているが、劣化度が小さいリチウムイオン電池は、5G基地局や再エネ発電事業者用等の蓄電池として低コストで再利用することが可能であるため、今後リユース需要も大きく伸びていくことが想定される。
・そこで三菱マテリアルは、短時間で正確に電池の劣化度を測定する画期的な電池診断技術を有しているゴイク電池と共同で、車載用廃リチウムイオン電池の劣化度診断技術の検証を開始した。
・廃リチウムイオン電池の劣化度を適切に診断することにより、再利用可能な電池とリサイクルすべき電池を仕分けることが可能となり、電池及び資源の有効活用に繋げることができる。
<元記事>http://www.mmc.co.jp/corporate/ja/news/press/2019/19-0829.html

どの程度のコストでできるのであろうか。再利用できることがコスト的に魅力があることもには必ずしも繋がらない。
このような技術は有用であることは間違えないし、さらなる向上を目指していくべきだと思うが、別途そのような市場での価値も考えていくことも必要だと思う。

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26 8月 2019

【ニュース】ミライラボ、EV電池再利用の街路灯を量産  :日本経済新聞

・省エネ機器を製造するMIRAI-LABO(ミライラボ、東京都八王子市)は電気自動車(EV)の使用済みリチウムイオン電池を再利用した街路灯を量産する。
・街路灯は太陽光で発電し、設置後10年以上稼働する。
・災害時にも使える街路灯を整えたい自治体などの需要を見込む。
<元記事>https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48929040T20C19A8FFR000/

EVを解体しないといけないと思うが、その費用を加味して新品を買うよりも安く上がるのであろうか。さらに新品と中古のもので寿命が異なる。そうすると中古のものを使う意味があるのであろうか?
有効利用を考える取り組みは必要であり増えていくと思う。ただ、恒久的な価値のあるものに税金を使ってほしい。

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22 8月 2019

【ニュース】SKイノベーション、電気自動車の使用済み電池の再利用技術を独自開発 : 東亜日報

・SKイノベーションは20日、電気自動車の使用済みバッテリーの陽極材から水酸化リチウムを回収する技術を開発していると発表した。
・陽極材は、リチウムイオン電池を構成する重要素材で、二次電池素材コストの30%以上を占めている。
・陽極材からニッケル、コバルト、リチウムなどの主要原材料を抽出する技術は商用化されているが、高濃度の水酸化リチウムの回収技術を保有している会社は、SKイノベーションが初めて。
・これにより、電気自動車バッテリー成分の80%以上を再利用できるようになり、世界の使用済み電池市場で電気自動車のバッテリーが占める割合は3%から、今後90%以上にまで拡大できるという予測が出ている。
<元記事>http://www.donga.com/jp/article/all/20190821/1823736/1/SKイノベーション、電気自動車の使用済み電池の再利用技術を独自開発

トヨタがHEVでNiMHを選択した要因の一つにリサイクルを含めたコストが関係している。LIBは水でなく有機溶剤を使用し、その有機溶剤が変質してしまい分離が容易でない。リサイクルができないわけでないが、その他諸々事業として成立させるには様々な課題が山積みである。社会的責任を考えると取り組まないといけないが、そもそも大量にLIBを世に出すことが本当に正しいのか考えることも必要ではないだろうか。

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20 8月 2019

【ニュース】UL、フォーアールエナジーへEV用電池の転用に関する世界初の認証を発行 | レスポンス(Response.jp)

・米国の第三者安全科学機関ULは、車載用リチウムイオンバッテリーのリサイクル事業を展開するフォーアールエナジーに対し、電池の転用に関する評価規格「UL1974」に基づき、世界初の認証を発行したと発表した。
・ULはEV用電池の蓄電システムとしての再利用を予見し、電池の転用に関する規格開発に着手。2018年10月、米国とカナダの整合規格UL1974の第1版を発行した。
・このUL1974は、EV駆動用などの目的で製造・使用された電池パック、モジュール、セルを選別、分類するためのプロセスを定めた規格で、電池の健全性、継続使用の適否を見極めるための分類方法を規定。
・安全で、信頼性が高く、蓄電システムに利用できることを検証する。
<元記事>https://response.jp/article/2019/08/19/325544.html

リーフに使われていた電池の範囲であろう。4Rはここまで来るのに10年近く努力してきた。世の中には、再利用を甘く見ている企業が多いが相当なノウハウが必要な領域である。また、費用対効果に関してはかなり厳しい現実がある。

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16 8月 2019

【ニュース】EV中古電池に評価・認定制度 経産省、車各社とWG発足 | 日刊工業新聞 電子版

・経済産業省は、電気自動車(EV)向け使用済みリチウムイオン電池の性能や安全性を評価・認定する制度づくりに乗り出す。
・自動車メーカーなどが参画するワーキンググループ(WG)を近く発足し、議論を始める。
・EVは電池コストが高い一方、中古車は中古電池の残存価値や安全性が不明確で、下取り価格が低くなる傾向にある。
・評価・認定制度の整備により、中古電池の価値や安全性を明確に示せるようにし、EVの普及拡大につなげる。
<元記事>https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00527574

基準を何に置くのか次第だが、他の移動手段を基準にした場合、さらに価格の下落を促進させてしまうのではないだろうか。
下落を防ぐために補助金を入れるような解を選ぶことのないようにしてほしい。
まずは商品としての価値を今一度見直すことも視野に入れてほしい。

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09 8月 2019

【ニュース】Mercedes-Benz Energy, Beijing Electric Vehicle バッテリーリユース技術の開発パートナーシップを開始 – Green Car Congress

・Mercedes-Benz Energy GmbHとBAIC Groupの子会社であるBeijing Electric Vehicle Co.、Ltd.(BJEV)と、中国でセカンドライフのエネルギー貯蔵システムを確立するための開発パートナーシップを締結した。
・ダイムラーは、パートナーと協力して、カーバッテリーシステムからの合計エネルギーが40 MWhの3つの大容量ストレージデバイスをドイツのグリッドにすでに投入しており、リユースの高い技術を有している。
<元記事>https://www.greencarcongress.com/2019/08/20190808-bjev.html

40 MWh3つということは車でいうと2000台以上であるが、そんなにすでにリユースに回っているのであろか。4Rでもそうであったが、初動は新品の電池で実証していくのであろう。
最近、電動車周辺の連携も増えてきている。その点でも今後注目していくと面白い。

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01 8月 2019

【ニュース】Earthtech 韓国初のEV用バッテリーリサイクル事業に参入 – electrive.com

・Earthtechは、バッテリーリサイクル事業に参入する最初の韓国企業となり、最近、電気自動車の解体と使用済みバッテリーのリサイクルのための専用施設の建設を開始した。
・Earthtechは、年間5,000台の電気自動車を解体し、2,000トンの使用済みバッテリーを処理することができると伝えられている。
・工場では、まず電池の性能試験を行い、その状態と容量に応じて、定置型エネルギー貯蔵システムでのリユースを行う。これが不可能だった場合に、リチウム、ニッケル、コバルト、その他の有価金属などの原材料が蓄電システムから回収する。
<元記事>https://www.electrive.com/2019/07/29/first-battery-recycling-in-south-korea-by-earthtech/

実際にやってみると色々な課題が出てくる。それらを解決していかないといけないので、このような会社が増えることはいいことではないだろうか。電動車を政府が本当に定着させたいのであれば、お金を使うべきはこういうところであろう。

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19 7月 2019

【ニュース】東電PG、ネクテスと協業 EV蓄電池を再利用 | 環境・エネルギー ニュース | 日刊工業新聞 電子版

・東京電力パワーグリッド(PG)は17日、電気自動車(EV)のリチウムイオン電池など車載蓄電池の再利用に向け、NExT―eSolutionsと協業すると発表した。
・車載蓄電池を太陽光発電などエネルギー分野に再利用するため、両社のノウハウを組み合わせた仕組みを構築する。
<元記事>https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00524403?isReadConfirmed=true

蓄電池を再利用する上で重要な観点が安全であろう。使い古した電池は危険性が高い。それを加味すると新品を使った方が事業性がある場合が発生する。視野を広げてビジネスとして成立させることを考えないといけない。

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29 5月 2019

【ニュース】Audi  1.9 MWhの使用済み電池から作成したSEEをベルリンに設置 – electrive.com

・アウディはベルリンに1.9 MWhの容量の定置型エネルギー貯蔵施設を開設した。
・使用したセカンドユースのリチウムイオン電池は開発用のe-tron車もので、電気自動車とエネルギーグリッドの間の様々な相互作用シナリオをテストする。
・AudiのReiner Mangoldは、EVバッテリーのセカンドライフアプリケーションは「電気自動車を手頃な価格にするために不可欠」であり、自動車業界が生き残るためには不可欠だと述べた。
<元記事>https://www.electrive.com/2019/05/26/berlin-audi-sets-up-1-9-mwh-stationary-battery/

この取り組みで本当に電池を安くできるストーリーができているとしたら、競争力のある技術を開発したということであろう。
自動車を設計する上で、品質や性能の異なる中古の基幹部品を使用することはない。このような設計は本来自動車メーカーはやってこなかったことである。それができたということであろう。

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