13 9月 2019

【ニュース】Eramet、BASF、SUEZ、リチウムイオン電池をリサイクルするための革新的な閉ループプロセスを開発- Green Car Congress

・Eramet、BASF、およびSUEZによって設立された「電気自動車用リチウムイオン電池のリサイクル」(ReLieVe)プロジェクトは、欧州連合によって資金提供されたコンソーシアム”EIT Raw Materials”から470万ユーロの資金提供を受ける。
・目的は、電気自動車からリチウムイオン電池をリサイクルし、ヨーロッパで新しいリチウムイオン電池の生産を可能にする革新的な閉ループプロセスを開発すること。
・2020年1月から2年間にわたって、プロジェクトReLieVeは、一連の活動を実施する。
・それぞれの役割は
使用済み電池の回収および解体:SUEZ。
リサイクルプロセスの開発:Eramet。
カソード活物質製造:BASF。
<元記事>https://www.greencarcongress.com/2019/09/20190912-basf.html

詳細は分からないが、リサイクルの課題解決のための活動が活発になることは奨励すべきであろう。
世界的に共通することとして、技術的に未完のものを企業間の連携でなんとかしようと集まって、行政からお金をもらってやったプロジェクトでうまくいったものはそれほどないのではないだろうか。自社のお金を使わないものは、そのような結果に終わるのは想像できなくはない。

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12 9月 2019

【調査レポート】 車載用 LiB リサイクルは日本企業にとってビジネスチャンスになるか〜みずほ産業調査/62 2019 No.2〜

・みずほ銀行による、車載用LiBのリサイクルビジネスの成功の可否についてのレポート。
・レアメタルリサイクル市場は一定の経済性を持ち、今後市場が拡大する可能性は十分ある。
・リサイクルコストの低減が、レアメタルリサイクル市場の成長性を左 右しうる要素である。
・レアメタル回収業者と中間処理業者が、車載用 LiB からのレアメタル リサイクルをビジネスチャンスとしていくためには、
1 企業間連携によるリサイクルコストの低減、
2官民連携による車載用 LiB リサイクルの早 期事業化、
3市場規模の大きい中国での事業展開の検討、
が重要。
・リサイクルコスト低減のためには、
1 拠点当りの処理量を増加させていくような取り組みが必要。
2レアメタルリサイクルフローは各社共にリサイクル手法を研究・開発中であり、支出が先行する状態にある。早期事業化のための政策面からのサポートや 仕組み作りが求めらる。
3中国での事業展開を検討するに当っては、中国で 廃 LiB 集荷からレアメタル回収、更には LiB 正極材料への再生まで行うという、まさに Umicore が欧州で取り組んでいるような地産地消のビジネスモデルが求められる。
<元記事>https://www.mizuhobank.co.jp/corporate/bizinfo/industry/sangyou/pdf/1062_08.pdf

定量的な話を加えないと現実が見えてこない。現時点で経済の循環に適合しているリサイクルのシステムは、Ptのように単価の高いレアメタルを含むか、鉛電池や鉄のように再加工が容易であるもののいずれかである。LIBは両者とも適合するとは言い切れない。量が出ることでコスト的不利は軽減はされるが、根本的な解決ではない。

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31 8月 2019

【ニュース】車載用リチウムイオン電池劣化度診断技術の実証試験を開始 | ニュース | 三菱マテリアル

・三菱マテリアルは、ゴイク電池株式会社と共同で、車載用リチウムイオン電池を交換・廃棄する際の劣化度診断技術の実証試験を開始した。
・同社では廃リチウムイオン電池のリサイクル事業を推進しているが、劣化度が小さいリチウムイオン電池は、5G基地局や再エネ発電事業者用等の蓄電池として低コストで再利用することが可能であるため、今後リユース需要も大きく伸びていくことが想定される。
・そこで三菱マテリアルは、短時間で正確に電池の劣化度を測定する画期的な電池診断技術を有しているゴイク電池と共同で、車載用廃リチウムイオン電池の劣化度診断技術の検証を開始した。
・廃リチウムイオン電池の劣化度を適切に診断することにより、再利用可能な電池とリサイクルすべき電池を仕分けることが可能となり、電池及び資源の有効活用に繋げることができる。
<元記事>http://www.mmc.co.jp/corporate/ja/news/press/2019/19-0829.html

どの程度のコストでできるのであろうか。再利用できることがコスト的に魅力があることもには必ずしも繋がらない。
このような技術は有用であることは間違えないし、さらなる向上を目指していくべきだと思うが、別途そのような市場での価値も考えていくことも必要だと思う。

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22 8月 2019

【ニュース】SKイノベーション、電気自動車の使用済み電池の再利用技術を独自開発 : 東亜日報

・SKイノベーションは20日、電気自動車の使用済みバッテリーの陽極材から水酸化リチウムを回収する技術を開発していると発表した。
・陽極材は、リチウムイオン電池を構成する重要素材で、二次電池素材コストの30%以上を占めている。
・陽極材からニッケル、コバルト、リチウムなどの主要原材料を抽出する技術は商用化されているが、高濃度の水酸化リチウムの回収技術を保有している会社は、SKイノベーションが初めて。
・これにより、電気自動車バッテリー成分の80%以上を再利用できるようになり、世界の使用済み電池市場で電気自動車のバッテリーが占める割合は3%から、今後90%以上にまで拡大できるという予測が出ている。
<元記事>http://www.donga.com/jp/article/all/20190821/1823736/1/SKイノベーション、電気自動車の使用済み電池の再利用技術を独自開発

トヨタがHEVでNiMHを選択した要因の一つにリサイクルを含めたコストが関係している。LIBは水でなく有機溶剤を使用し、その有機溶剤が変質してしまい分離が容易でない。リサイクルができないわけでないが、その他諸々事業として成立させるには様々な課題が山積みである。社会的責任を考えると取り組まないといけないが、そもそも大量にLIBを世に出すことが本当に正しいのか考えることも必要ではないだろうか。

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01 8月 2019

【ニュース】Earthtech 韓国初のEV用バッテリーリサイクル事業に参入 – electrive.com

・Earthtechは、バッテリーリサイクル事業に参入する最初の韓国企業となり、最近、電気自動車の解体と使用済みバッテリーのリサイクルのための専用施設の建設を開始した。
・Earthtechは、年間5,000台の電気自動車を解体し、2,000トンの使用済みバッテリーを処理することができると伝えられている。
・工場では、まず電池の性能試験を行い、その状態と容量に応じて、定置型エネルギー貯蔵システムでのリユースを行う。これが不可能だった場合に、リチウム、ニッケル、コバルト、その他の有価金属などの原材料が蓄電システムから回収する。
<元記事>https://www.electrive.com/2019/07/29/first-battery-recycling-in-south-korea-by-earthtech/

実際にやってみると色々な課題が出てくる。それらを解決していかないといけないので、このような会社が増えることはいいことではないだろうか。電動車を政府が本当に定着させたいのであれば、お金を使うべきはこういうところであろう。

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10 7月 2019

【ニュース】LiBスクラップ値崩れ | 日刊産業新聞

・リチウムイオン電池(LiB)スクラップの取引価格が値崩れしている。
・昨秋からの中国の輸入停止で市中に滞留していた上に、ここにきてステンレスメーカーなど国内需要家の購入抑制によって電池スクラップも荷詰まりを起こし、ニッケルやコバルトの含有量に対する掛け率は従来より2―3割ダウン。
<元記事>https://www.japanmetal.com/news-h2019070889398.html

ニュースでも大きく取り上げられているようにプラスチックなどのリサイクルを中国などの海外に頼ってきた。
循環型の持続可能な社会を取り上げる際に資源やCO2排出に注目が集まるが、リサイクルする過程も含めて考えた時に大量のLIBを使用することは本当に目的を達成できるのかは疑問である。

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03 7月 2019

【ニュース】JX金属 LiBリサイクル技術の高度化を推進 | 化学工業日報

・JX金属は、使用済みリチウムイオン2次電池(LiB)のリサイクル技術の高度化を推進する。
・新たに硫酸ニッケルや硫酸コバルトといった電池原料として使用可能な硫酸塩で回収するための基礎技術を開発。
・実用化に向けて今秋から日立事業所(茨城県日立市)で実証試験に乗り出す。
<元記事>https://www.chemicaldaily.co.jp/jx金属 libリサイクル技術の高度化を推進/

リサイクルは投資してからそれを回収するまでに時間がかかる。このような技術開発にこそ、政府は積極的に支援すべきだと思う。大手なので、支援することが決まってたりするかもしれない。

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26 6月 2019

【ニュース】キャロイ LiB負極再生、滋賀に第2拠点 | 日刊産業新聞

・京和ブロンズ子会社のキャロイ(本社=京都府久世郡久御山町、荒堀大社長)は今月、滋賀県甲賀市信楽町にリチウムイオン電池負極材をリサイクルする第2拠点を立ち上げた。
・中国のスクラップ輸入停止などの影響で引き取りニーズが高まっているためで、来春までには南丹工場(京都府南丹市八木町)のラインを改良する予定で、処理能力は全社で3・5倍の月700トンに増える見通し。
<元記事>https://www.japanmetal.com/news-h2019062589113.html

これから世界中でニーズが増すであろう。このような業種はインドあたりで工場を作り事業することを検討してみてはどうか。

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24 5月 2019

【ニュース】豊通マテリアル、メタルドゥへ追加出資 車載用電池リサイクル事業を強化 | レスポンス(Response.jp)

・豊田通商の子会社である豊通マテリアルは5月22日、レアメタルのリサイクルを手掛けるメタルドゥへ追加出資し、車載用電池リサイクル事業の拡大を図ると発表した。
・今後自動車の電動化が見込まれる中、豊通マテリアルは、ELV(使用済み自動車)回収ネットワーク、ヤード・加工拠点など豊田通商グループ全体のネットワークと、メタルドゥが持つリチウムイオン二次電池スクラップの取り扱いノウハウを活かしてシナジーを創出し、車載用電池リサイクル事業の拡大に向けて取り組みを強化していく。
<元記事>https://response.jp/article/2019/05/23/322654.html

まずは、HEVが対象であろう。トヨタのHEV用LIBは現状のものとその前のモデルがある。前のモデルの出荷数は少ないもののリサイクルには向かない。そこはなかったことにして、現状の材料仕様で検証していくのであろうか。

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19 5月 2019

【ニュース】Tesla バッテリーリサイクルへの独自のアプローチを開発

・テスラの2019年の環境影響報告書では、同社は自社の製品や事業が環境や地域社会に与える影響を明らかにしている。
・Teslaは「研究開発、製造、品質管理、サービス運用」から戻ってくるパックをサードパーティ企業と協力してそれらの電池をリサイクルしている。
・Gigafactory 1で、テスラは独自のバッテリーリサイクルシステムを開発しており、ここで、テスラはバッテリー製造スクラップと使用済みバッテリーの両方を処理する。
・このシステムでのリチウム、コバルトなどの回収率は、銅、アルミニウム、鋼鉄などの電池セルで使用されているすべての金属の回収率とともに最大。
・大規模な電池材料の回収とリサイクルに関連するコストは、新しい材料の購入と輸送よりはるかに低いので、経済的観点からも有用であるとテスラは述べている。
<元記事>https://insideevs.com/news/350107/tesla-battery-recycling/

オリジナリティーが高いかと言えば疑問も感じなくはないが、このようなことにテスラが配慮しているというのは個人的には意外であった。テスラに限らず、このような取り組みはブランドイメージを高めるのに使える。

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