10 7月 2019

【ニュース】LiBスクラップ値崩れ | 日刊産業新聞

・リチウムイオン電池(LiB)スクラップの取引価格が値崩れしている。
・昨秋からの中国の輸入停止で市中に滞留していた上に、ここにきてステンレスメーカーなど国内需要家の購入抑制によって電池スクラップも荷詰まりを起こし、ニッケルやコバルトの含有量に対する掛け率は従来より2―3割ダウン。
<元記事>https://www.japanmetal.com/news-h2019070889398.html

ニュースでも大きく取り上げられているようにプラスチックなどのリサイクルを中国などの海外に頼ってきた。
循環型の持続可能な社会を取り上げる際に資源やCO2排出に注目が集まるが、リサイクルする過程も含めて考えた時に大量のLIBを使用することは本当に目的を達成できるのかは疑問である。

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03 7月 2019

【ニュース】JX金属 LiBリサイクル技術の高度化を推進 | 化学工業日報

・JX金属は、使用済みリチウムイオン2次電池(LiB)のリサイクル技術の高度化を推進する。
・新たに硫酸ニッケルや硫酸コバルトといった電池原料として使用可能な硫酸塩で回収するための基礎技術を開発。
・実用化に向けて今秋から日立事業所(茨城県日立市)で実証試験に乗り出す。
<元記事>https://www.chemicaldaily.co.jp/jx金属 libリサイクル技術の高度化を推進/

リサイクルは投資してからそれを回収するまでに時間がかかる。このような技術開発にこそ、政府は積極的に支援すべきだと思う。大手なので、支援することが決まってたりするかもしれない。

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26 6月 2019

【ニュース】キャロイ LiB負極再生、滋賀に第2拠点 | 日刊産業新聞

・京和ブロンズ子会社のキャロイ(本社=京都府久世郡久御山町、荒堀大社長)は今月、滋賀県甲賀市信楽町にリチウムイオン電池負極材をリサイクルする第2拠点を立ち上げた。
・中国のスクラップ輸入停止などの影響で引き取りニーズが高まっているためで、来春までには南丹工場(京都府南丹市八木町)のラインを改良する予定で、処理能力は全社で3・5倍の月700トンに増える見通し。
<元記事>https://www.japanmetal.com/news-h2019062589113.html

これから世界中でニーズが増すであろう。このような業種はインドあたりで工場を作り事業することを検討してみてはどうか。

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24 5月 2019

【ニュース】豊通マテリアル、メタルドゥへ追加出資 車載用電池リサイクル事業を強化 | レスポンス(Response.jp)

・豊田通商の子会社である豊通マテリアルは5月22日、レアメタルのリサイクルを手掛けるメタルドゥへ追加出資し、車載用電池リサイクル事業の拡大を図ると発表した。
・今後自動車の電動化が見込まれる中、豊通マテリアルは、ELV(使用済み自動車)回収ネットワーク、ヤード・加工拠点など豊田通商グループ全体のネットワークと、メタルドゥが持つリチウムイオン二次電池スクラップの取り扱いノウハウを活かしてシナジーを創出し、車載用電池リサイクル事業の拡大に向けて取り組みを強化していく。
<元記事>https://response.jp/article/2019/05/23/322654.html

まずは、HEVが対象であろう。トヨタのHEV用LIBは現状のものとその前のモデルがある。前のモデルの出荷数は少ないもののリサイクルには向かない。そこはなかったことにして、現状の材料仕様で検証していくのであろうか。

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19 5月 2019

【ニュース】Tesla バッテリーリサイクルへの独自のアプローチを開発

・テスラの2019年の環境影響報告書では、同社は自社の製品や事業が環境や地域社会に与える影響を明らかにしている。
・Teslaは「研究開発、製造、品質管理、サービス運用」から戻ってくるパックをサードパーティ企業と協力してそれらの電池をリサイクルしている。
・Gigafactory 1で、テスラは独自のバッテリーリサイクルシステムを開発しており、ここで、テスラはバッテリー製造スクラップと使用済みバッテリーの両方を処理する。
・このシステムでのリチウム、コバルトなどの回収率は、銅、アルミニウム、鋼鉄などの電池セルで使用されているすべての金属の回収率とともに最大。
・大規模な電池材料の回収とリサイクルに関連するコストは、新しい材料の購入と輸送よりはるかに低いので、経済的観点からも有用であるとテスラは述べている。
<元記事>https://insideevs.com/news/350107/tesla-battery-recycling/

オリジナリティーが高いかと言えば疑問も感じなくはないが、このようなことにテスラが配慮しているというのは個人的には意外であった。テスラに限らず、このような取り組みはブランドイメージを高めるのに使える。

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03 4月 2019

【論文紹介】Deep eutectic solvents for cathode recycling of Li-ion batteries | Nature Energy

出典:https://www.nature.com/

Nature Energy doi: 10.1038/s41560-019-0368-4
・ライス大の研究チームは、深共晶溶媒(DES:Deep Eutectic Solvent)を使用して、使用済みリチウムイオン電池から希少元素を抽出する方法を開発した。
・深共晶溶媒とは、「水素結合ドナー性の化合物」と「水素結合アクセプター性の化合物」をある一定の割合で混ぜることでつくる『室温で液体』になる化合物。
・市販の塩化コリンとエチレングリコールでできているこの溶媒に浸漬して加熱することで、粉末化合物から90%以上のコバルトを抽出できることを確認した。
・コバルトおよびリチウムイオンは深共晶溶媒に溶解するため、濾過することでアルミニウム集電体、バインダー、導電性カーボンを別々に回収することができる。
・その後、コバルト化合物は沈殿または電着によって回収することができる。
<元記事>https://www.nature.com/articles/s41560-019-0368-4

アカデミック領域にはこのような研究を期待する企業は少なくはないのではないだろうか。
日本の学術界の研究テーマは、資金獲得の仕組みの影響もあり、年々多様性が失われている気がする。

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31 3月 2019

【ニュース】Fortumがリチウムイオン電池のリサイクル率を80%以上に向上 – Green Car Congress

・北欧のクリーンエネルギー企業のFortumはEV用電池の80%以上をリサイクルできる技術を開発。
・Fortumは、低CO2湿式冶金リサイクルプロセスで80%以上のリサイクル率を達成した(現在の電池のリサイクル率は約50%)。
・ニッケル、特にコバルトが最も価値があり回収が最も困難であったが、フィンランドの成長企業Crisolteq Oyによって開発された化学的沈殿法を含む独自の回収方法を使用し、これらを電池メーカが再利用可能にする。
・ リサイクル材料を使用することで、バッテリー生産時のCO2排出量も最大90%削減される。
<元記事>https://www.greencarcongress.com/2019/03/20190327-fortumrecycle.html

先日も触れたが現状のリサイクルは市場から戻ってきたものでなく、工場で不良判定された、まだ「汚れていない」電池のリサイクルである。なかなか、将来のことに費用を割くのは難しいかと思うが、「汚れている」ことを前提とした技術にも注目してほしい。

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29 3月 2019

【ニュース】住友鉱山、EV用電池からコバルト再利用 新技術確立  :日本経済新聞

・住友金属鉱山は、電気自動車(EV)に搭載される使用済みのリチウムイオン電池から主要素材の希少金属(レアメタル)のコバルトを回収し、電池材料として再利用する新技術を開発した。
・早ければ2021年に実用化する。
<元記事>https://www.nikkei.com/article/DGXMZO42982950X20C19A3TJ3000/

市場に出て帰ってきた電池はほぼない状態だと思うが、確立というのはどのようなレベルなのであろうか?
現状のリサクルは電池工場で廃棄された材料から行われていることが多い。

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20 3月 2019

【ニュース】丸紅、EVの超急速充電=使用済み蓄電池を再利用:時事ドットコム

・丸紅は18日、電気自動車(EV)用の超急速充電装置を開発、福島県浪江町に設置したと発表した。
・EVから取り外した古い蓄電池を再利用。大量の電流を流すことで、日産自動車の最新EV「リーフe+」では通常の急速充電に比べて所要時間を半分に短縮できる。
<元記事>https://www.jiji.com/jc/article?k=2019031801021&g=eco

システムの詳細がわからないが、ステーションに備える電池の容量は相当大きくしないと使用済み電池で急速充電装置はかなり危険な感じがする。
また、1台充電したあと何時間待てば次の車は充電できるのであろうか興味がある。FCVの経験を生かしてほしい。

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04 3月 2019

【ニュース】フォルクスワーゲン Salzgitterにリチウムイオン電池リサイクルのためのパイロットプラント建設 – Green Car Congress

出典:https://bioage.typepad.com/

・フォルクスワーゲンは、ドイツのブラウンシュヴァイクの南西にあるザルツギッター工場に、リチウムイオン電池のリサイクルのためのパイロットプラントを建設している。
・2020年にはここでバッテリーをリサイクルすることができ、最初は3,000台の自動車用バッテリーに相当する年間1,200トンのリサイクルを行える。
・バッテリーが自動車用途として寿命を迎えた際に、分析して、リユースとリサイクルに分別する。
・リユース可能なものは別用途で再利用され、リサイクルが必要なものはこの工場で材料ごとに分別する。
・現状では53%のリサイクル率であるが、将来的には97%リサイクルできるようにする。
<元記事>https://www.greencarcongress.com/2019/03/20190302-saltzgitter.html

リサイクルは自動車メーカーにとって難しい判断材料である。実際に稼働するまでに時間がかかるために数量が正確に把握できない。また、リサクル率は高められるがコストがかかり、それを誰が負担するか。
時間軸で積分して電動車の価値を見直す時期ではないだろうか。自動車メーカーが電動車を作らないのは保身ではない。

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