18 6月 2019

【コラム】EVを安く作る力がないトヨタ、章男社長「仲間作り」の成否

・「トヨタは大丈夫というのが私にとって一番危険な言葉だ」。13日開催した株主総会で、トヨタ自動車の豊田章男社長は改めて危機感をあらわにした。
・「CASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)」の中でも、特にトヨタが危機感を募らせるのが電動化
・「EVについては技術的に遅れてないが、すぐに売れる原価でできるかと言うとトヨタ1社では厳しい」との認識。
・豊田社長が掲げる「仲間づくり」でできた仲間と共にEVを普及する考え。
・地域や機能ごとに必要な分野で相互補完し、シナジーを最大化する―。トヨタは資本の強い結びつきを前提とした提携でなく、業務提携や少額出資という緩やかな連携で仲間づくりを進め新たな時代に臨んでいる。
<元記事>https://newswitch.jp/p/18067

特にトヨタに限ったことでなく既存の自動車メーカー全てに当てはまることである。自動車メーカーは生産技術がコアである。高性能の商品を安く作り産業障壁を作ってきた。その世界での生き方がトヨタにあっていたわけであるが、この記事の指摘するような家電メーカーが通ってきた道を選択するのがいいのだろうか。VWやGMなどと何ら変わらない。その中で生きていかなければならないのかもしれないが、あまりハッピーストーリーは想像できないのは私だけだろうか。

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08 6月 2019

【ニュース】トヨタとスバルがEV専用プラットフォームを共同開発、まずはCセグSUVを製品化 – MONOist(モノイスト)

・トヨタ自動車とSUBARU(スバル)は2019年6月6日、電気自動車(EV)の専用プラットフォームとEVの共同開発について合意したと発表。
・中大型乗用車向けのプラットフォームと、CセグメントのSUVタイプのEVを開発し、車両は両社のブランドで販売する。
・スバルはこれまでEVを独自開発する方針だったが、今回の合意を受けて共同開発にシフトし、技術や開発、調達などの面で効率化を図る。
<元記事>https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1906/07/news046.html

海外でもこのような動きが加速している。この視点で各社の動きを分析してみると、明らかに判断が遅れているメーカーが見えてくる。

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08 6月 2019

【ニュース】トヨタ寺師副社長、日本向け超小型車などEV戦略を公表…電動車550万台販売は5年前倒しの25年に | レスポンス(Response.jp)

・トヨタ自動車の寺師茂樹副社長は6月7日に都内で記者会見し、電気自動車(EV)普及の一環として2020年に日本で2人乗りの超小型モデルを市販すると発表した。
・また、電動車全体の普及計画も従来より5年前倒しになる見通しを示した。
・その一環として、電池については、これまでの自社開発およびパナソニックとの協業をベースにしながら、世界最大のバッテリーメーカーである中国の寧徳時代新能源科技(CATL)をはじめ、同国のBYD、日本のGSユアサ、東芝、豊田自動織機とも協力関係を構築していく方針を示した。
<元記事>https://response.jp/article/2019/06/07/323228.html

最近あまり主張していないが、トヨタは電池を使用する際は、その搭載量が少ない方が望ましいという方針をとっていた。その意思がまだあるのであろうか。ただ、それでは世の中の法規に対応しきれないところがもどかしいのかもしれない。
電動化が進んだ時、お得意のカイゼンが通用するのであろうか。

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26 5月 2019

【ニュース】東京大学、トヨタ自動車、TRENDE 次世代P2P電力取引で共同でテストを実施- Green Car Congress

・東京大学(UTokyo)、トヨタ自動車、TRENDEは、6月17日からトヨタ東富士テクニカルセンターおよびその周辺地域で、次世代のピアツーピア電力システム(P2P電力取引)で共同でテストを実施する。
・現在、ソーラーパネル、二次電池、電気自動車などの分散型電源が普及するにつれて、日本の電力供給システムは、従来の大規模な統合システムから個人や企業が所有する分散システムに移行する過渡期である。
・この共同テストは、電力網に接続された家庭、企業、および電動車両がブロックチェーンを使用して電力を取引することを可能にすることが狙い。
<元記事>https://www.greencarcongress.com/2019/05/20190524-trende.html

個人所有の自動車を定常的な分散電源として考えるのが私はあまり正しい選択だと思わない。
一方で、再生可能エネルギーを利用するためにはこのような検討は必要不可欠である。このような仕組みは発電事業主には面白いが、送電側にとっては旨味が少ない。電力は安定供給を求められる。一部に注目するのでなく、バリューチェーン全体を考えたシステム作りが重要ではないだろうか。

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26 5月 2019

【ニュース】全固体電池、量産開始時期は予定通り? でも、まだまだ課題も?【人とくるまのテクノロジー展2019】トヨタ編 | Park blog

・現在、量産化を実現するのに、大きく3つの課題がある。
●耐久性の向上(正負極/固体電解質界面の維持)
●製造方法の確立
●材料のコスト低減
・それぞれ量産化を実現するためには乗り越えるべき大きな課題だが、今回話を聞いた中では、特に製造方法の確立が難しいという。技術的に作れることと、それを製品として量産することはまた別なのである。
・ただし、「役者はそろいつつある状況」であり、早ければあと数年の後には全固体電池の販売が始まるかもしれない。トヨタとパナソニックの合弁会社では、トヨタ車専用に全固体電池を生産するのではなく、広く自動車メーカー全般に販売するとしている。
<元記事>https://jafmate.jp/blog/next-mobility/190523.html

このような記事を書く方は、全固体に何を期待しているのであろうか。これにより達成できる性能や商品を曖昧なまま、突っ走るようなニュースは誰が幸せになるのであろうか、いつも疑問を感じる。
全固体をEVに置き換えても似たような感じがする。

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21 5月 2019

【コラム】EV時代「待った」トヨタの深謀 HV関連特許を無償公開、“世界の標準化”を図る (1/4ページ) – SankeiBiz

・今回のトヨタのHV関連特許を無償公開。この方針がトヨタのエコカー戦略においてどういう意味を持つか。
・トヨタの本当の狙いは、HVをEVの追随を許さないエコカーの“世界標準”として広く普及させることだ。
・言い換えると、HV時代を盛り上げ、いつかは来るとされるEV時代の到来を、できるだけ遅らせることにほかならない。
・「30年で10%」なら、EV時代はそれより後ということになるが、その頃はトヨタが得意とするFCVが普及する環境も整っている可能性がある。
・将来のEV比率を低く抑えることに関して寺師氏は「経営の観点で言うと、自分たちの戦い方の一つだ」と強調。トヨタの狙い通りに進めば、EVに注力しているVWや日産自動車などは戦略の修正を迫られる可能性もあり、世界での販売競争にも影響しそう
<元記事>https://www.sankeibiz.jp/business/news/190520/bsc1905200500003-n1.htm

トヨタはその先を危惧していると思われる。自動車の販売台数が減り今の事業規模が維持できなくなることが不安なのではないだろうか。日産と異なり関連会社との連携体制が強い。300万台国内生産も難しい環境になりつつある。
電動化という視野の狭い領域での世の中のいざこざがもどかしいのではないだろうか。

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23 4月 2019

【ニュース】トヨタ、中国・清華大と共同研究 燃料電池車技術で連携 | 共同通信 ニュース | 沖縄タイムス+プラス

・トヨタ自動車は21日、中国・清華大と共同で、車の電動化や安全技術について研究する「清華大学―トヨタ連合研究院」を設立すると発表した。
・燃料電池車(FCV)に使う水素の利活用などを検討。大気汚染が深刻になっている中国で、環境負荷の小さい次世代車の開発で連携する。
・清華大に4月中に設置し、トヨタも人員を派遣して共同研究を実施する。期間は5年間。
<元記事>https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/411664

中国でFCが注目されている。トヨタ主導で提案したのか、清華大学が希望して決まったのか背景が気になる。
間違えなくFCV技術は日本が飛び抜けている。そして、中国が市場を作ろうとしている。これを使わない手はないのではないだろうか。この先、EVがどのような立ち位置になるのか振り返ることは、今後の教訓として必要になるのではないだろうか。

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20 4月 2019

【コラム】トヨタ「電動化技術に関する特許実施権の無償提供」の真相 – GENROQ Web

・4月3日にトヨタ自動車が「ハイブリッド関連の特許を無償で提供する」と発表したのはまさに驚きだったが、それ以上に驚いたのは、今回の発表後にマスメディアの間で氾濫した“誤認識”や“誤報道”の数々だった。
・今回の一連の報道で驚いた理由は主にふたつ。ひとつは、トヨタがEV技術で後れをとっているという指摘が多かったこと。もうひとつは、今後の自動車界はエンジン車→ハイブリッド車(HV)→プラグイン・ハイブリッド車(PHV)→電気自動車(EV)/燃料電池車(FCV)と一本道で技術が進化していくと捉えている点にあった。
・トヨタにとって既存の製品と遜色のないEVを造るのはさして難しくない。にもかかわらずトヨタがまだEVを大々的に発売していないのは、ユーザーが本当の意味で選びたくなるEVを製品化できる土壌が整っていないと彼らが考えているからだろう・・・
<元記事>https://genroq.jp/2019/04/21232/

この手のニュースで電池に問題を置き換えることも誤認識を招く一因ではないだろうか。視野を広くして選択肢を増やしていくべきである。
また、「100年に一度・・・」という話題が電動車が起点であることに疑問を感じる。規模の大きな新規のバリューチェンが生まれるのであればその可能性もあるであろう。既存のパイをサプライチェーン同士が奪い合っている現状では論点がずれているように思う。

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17 4月 2019

【ニュース】トヨタ、中国の奇点汽車に電気自動車技術を販売 – ロイター

・トヨタ自動車は、中国の電気自動車(EV)スタートアップ企業である奇点汽車(Singulato)にEV技術を販売することで合意した。トヨタにとって中国EVスタートアップとの合意は初めて。
・奇点汽車は、トヨタ「eQ」の設計利用ライセンスを取得する。今回の合意は16日に上海自動車ショーで発表される予定で、奇点汽車はeQをベースとしたコンセプトカーを発表する。
<元記事>https://jp.reuters.com/article/autoshow-shanghai-toyota-singulato-idJPKCN1RR0Y2

これを他社を使ったブランド戦略として考えると面白い。現時点で中古車価格がつきにくいEVは、見方によっては会社のブランドを低下しかねない。「トヨタ」というブランドを用いずに販売することでEV以外の商品の価値を下げずにすむ。NEVなどにも対応できるし、長期的な技術開発の土台も作れる。このような企業戦略は脱帽である。

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13 4月 2019

【コラム】HV特許を無償提供するトヨタの真意 そして電動化への誤解(THE PAGE)

・ハイブリッド車の電動化技術に関する特許をトヨタ自動車がオープンにする方針を発表した。トヨタの真意はどこにあるのか。
・EVに絞り込んで来たメーカーはいま深刻な事態に直面している。CAFEをクリアできる目処が立たないのだ。
・長年、それぞれの信じる道で競い続けてきた各社が、厳しい規制が目前に迫った結果、ハイブリッドが現実的な最適解であることを認めざるを得なくなり、トヨタの技術をみんなが欲しがりはじめた。
・トヨタだけが規制をクリアしても地球は救われない。それは人類の問題でもあり、自動車産業全体の問題でもある。だから、トヨタはHV、EV、FCVの全てについて、前広に技術を公開しようと言っている。
・トヨタは慈善事業としてやるつもりはない。HVの“システムサプライヤー”としてトヨタは中期的売上を1000億円規模に育てていきたいと考えている。
<元記事>https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190412-00010004-wordleaf-bus_all

指摘の通りであろう。多くのニュースは局所だけを取り上げで騒いでいることが多い。
長期的な視野で戦略を練るのであれば、グローバルにみて市場全体が最大の利益が取れるストーリーを考えるべきである。
今の世の中で騒がれている電動車を推した市場が、多くの企業の利益になるのであろうか?

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