04 6月 2019

【ニュース】Celgardがセラミックコーティング電池セパレーターの特許侵害訴訟でMTIに勝訴

・Polypore International, LPの子会社Celgard, LLC(Celgard)は、セラミック電池セパレーターに関する同社の技術、商標、基本特許に対するMTI Corporation(MTI)の侵害について、カリフォルニア、ノースカロライナ両州での訴訟でMTIに勝訴した。
・CelgardとMTIはMTIの侵害と偽造に関係する両社間のすべての未解決の係争で和解した。
<元記事>https://jp.acrofan.com/detail.php?number=78048

今後、電池メーカーに対してもこのような事象が発生するかもしれない。世界中で電池のベンチャーへの投資が盛ん行われている。実際に市場に出すには、特許のケアが必要不可欠である。一番簡単なのは、大手電池メーカーの傘を借りることであるが、なかなか難しいであろう。

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29 5月 2019

【ニュース】韓国SK、リチウムイオン電池向け部品 生産能力5倍に  :日本経済新聞

・リチウムイオン電池向けのセパレーター(絶縁膜)で世界2位のSKイノベーションは27日、絶縁膜の生産能力を2025年までに現在の5倍に引き上げる方針を明らかにした。
・同年までに中国とポーランドで新工場を稼働する。
・SKの計画では、現在は韓国にしかない生産拠点を今後3カ国体制とし、絶縁膜の年産能力を5億平方メートルから「25億平方メートルに引き上げる」。
<元記事>https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45338920X20C19A5FFE000/

SKの電池生産に合わせたものであろう。LGやサムスンのセパレーターは機能性を高めた技術を採用しているが、SKはコスト勝負といったところか。そのためにはこのような投資も必要なのかもしれない。

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04 5月 2019

【ニュース】Celgardがリチウム電池用セラミックコーティング・セパレーターの特許侵害でTargrayを提訴

・Polypore Internationalの子会社Celgardは、リチウムイオン電池用のセパレーターの販売企業Targray International of Canadaを相手取り、カリフォルニア州北部地区連邦地裁に提訴した。
・具体的には、Celgardは中国・深センのShenzhen Senior Technology Material Co., Ltd.が製造した、特許侵害のセラミックコーティング・セパレーターを販売したとしてTargrayに損害賠償を求めている。
<元記事>https://jp.acrofan.com/detail.php?number=77518

このようなケースの場合、訴える相手はいくつかある。今回のように競合。他に使用している電池メーカー、さらには消費者を訴えるようなケースもある。状況に応じて長期的にも考え最大利益を得られるやり方を選択する。

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26 4月 2019

【ニュース】帝人フロンティア 不織布セパレーター 100%ポリエステルで勝負 | 化学工業日報

・帝人フロンティアが、リチウムイオン2次電池(LiB)向け不織布セパレーターの開発を加速中だ。
・基材に100%の超極細ポリエステルを用いるのが技術的なポイント。
・現行のセパレーターに使用されるポリオレフィン膜に比べ薄肉化対策では劣るものの、高い耐熱性や易吸液性、寸法安定性を強みとして掲げる。
・試作したセパレーターは高温環境下でも優れた形態安定性を示すことを確認しているという。
<元記事>https://www.chemicaldaily.co.jp/帝人フロンティア 不織布セパレーター 100/

シェアを得るためには販売価格が重要ではないだろうか。厚いことは最終的には電池単価にも影響してしまうため。
まずは、SCiBへの採用を狙うのが定石か。帯電しにくいなどの特徴を活かせたら、他にも入り込める余地があるのかもしれない。

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25 4月 2019

【ニュース】マクセル HV用LiBで攻勢 | 化学工業日報

・マクセルホールディングスがハイブリッド(HV)自動車向けリチウムイオン2次電池(LiB)戦略を刷新する。
・京都工場にLiBの一貫生産体制を構築、宇部興産と共同出資のHV向け塗布型セパレーター工場も能増を進めている。
・エコカーといえば電気自動車(EV)ばかりが目立つが、「世界で増えるのはHV」(勝田善春社長)とみており、同社ならではの高信頼性HV用LiBで20%以上の年平均成長率を目指す。
<元記事>https://www.chemicaldaily.co.jp/マクセル 新展開のhv用電池戦略/

個人的には勝田社長の予測に賛同できる。
トヨタの先日の戦略を受け、フルHEVパックの販売をするような「Tier1」が現れたら面白いのではないだろうか。ボッシュあたり、48V戦略からシフトしないだろうか。

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18 4月 2019

【ニュース】宇部興産、絶縁材原膜を増強 年1億平方mペース継続 | 日刊工業新聞 電子版

・宇部興産はリチウムイオン電池主要部材のセパレーター(絶縁材)の原膜について、毎年約1億平方メートルのペースで能力増強を継続する。
・泉原雅人社長が日刊工業新聞社の取材で積極投資の考えを明らかにした。
・旺盛な電気自動車(EV)向け需要に対応するため。
<元記事>https://www.nikkan.co.jp/gnr_spaces/view/0018200

市場では、EV市場の拡大に疑問を感じるニュースが出回る割合が増えてきている。株主がEV対応を押してきた近年から潮目が変わった場合に、会社責任者はどのように株主に説明するのであろうか?流石に株主に言われたからとは言えないであろう。

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01 4月 2019

【ニュース】SK Innovation ポーランドにセパレータ工場建設

・SK Innovationは、2019年第3四半期にポーランドにあるLiB用セパレータと、セラミックスコーティングセパレータの新工場を着工し、2021年の第3四半期に量産を開始する予定、と発表。
・工場が完成すると、年間3億4000万平方メートルのセパレータと1億3000万平方メートルのセラミックスコーティングセパレータ生産能力をとなる。
・最近、同社は中国やポーランドを含む他の国々にもプラントを建設する一連の計画を発表しており、中国とポーランドでの海外工場の完成により、SK Innovationsの生産能力は年間12億平方メートルに拡大する予定。
<元記事>https://www.prnewswire.co.uk/news-releases/sk-innovation-announced-its-plan-to-build-a-libs-plant-in-poland-808861243.html

セパレーターは電池材料の中でも単価の高い材料である。それを電池メーカーが自ら作ることで電池単価を下げられる可能性がある。
SKIは電池工場投資に積極的であり、それに合わせた増産であろう。
余談であるが、昔、自動車メーカーは高い部品があれば自ら作ることで単価を下げることをしてきた。それが参入障壁になり高い利益率を得る仕組みにつながった。最近、その壁が一つ一つ崩されている。

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18 3月 2019

【論文紹介】Detecting Li Dendrites in a Two‐Electrode Battery System

出典:https://abm-website-assets.s3.amazonaws.com/

Advanced Materials.DOI: adma.201807405
・容易にでリチウムデンドライトを検出することができる手法について。
・赤リンを塗工したセパレータを用いて電池を作製。
・デンドライトが成長し、赤リンに触れた瞬間、電池電圧が急激に低下するため、デンドライトショート直前で外部からモニタできる。
・このセパレータによって電池性能への悪影響はないことを確認。
<元記事>https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1002/adma.201807405

<弊社では、科学技術に関する調査分析、ご提案や支援を行なっております>

充放電カーブから電池反応を解析できると研究開発が捗る。一方で、電池内部の反応は均一でない。平均情報の充放電カーブからだと場所の特定が困難である。今回の成果は、その課題を解決できる可能性がある。赤リンを塗布する場所を変えたセパレーターを用意し評価することで、面内方向で析出しやすい場所の特定ができるかもしれない。

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15 3月 2019

【ニュース】 旭化成 リチウムイオン二次電池用セパレータの生産体制強化

・旭化成は、リチウムイオン二次電池(LIB)用セパレータ※の生産体制を、強化すると発表。
・LIB用セパレータ「ハイポア」(湿式膜)および「セルガード」の新規生産設備を滋賀県守山市および米国ノースカロライナ州に増設する。
・設備投資額は約300億円を予定しており、2021年度上期商業運転開始予定。
<元記事>https://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2018/el190314.html

10 3月 2019

【ニュース】住友化学、リチウムイオン電池部材を増産  :日本経済新聞

・住友化学はリチウムイオン電池の主要部材「セパレーター」を増産する。
・2022年3月期をメドに生産能力を2倍近くに引き上げる。
・余剰設備の転用でコストを安く抑える。
・競合する中国勢も猛追しており、日中の材料メーカーが電池材料でつばぜり合いを繰り広げている。
・住友化学は電気自動車(EV)の生産増加に歩調を合わせ、主に韓国工場の生産能力を段階的に引き上げる。
<元記事>https://www.nikkei.com/article/DGXMZO42234770Y9A300C1916M00/

メインは中国むけに対応するであろう。20年以降は不透明なところも多々あり、余剰設備で対応するのであろう。

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