11 8月 2019

【ニュース】武蔵精密工業株式会社 全固体電池の開発を手掛けるKeraCel Inc.と長期的なパートナーシップ締結- Green Car Congress

・武蔵精密工業株式会社は、米国・シリコンバレーのベンチャー企業で、独自の3Dプリント技術を活用した全固体電池の開発を手掛けるKeraCel Inc.に対する出資を行ったと発表。
・KeraCelとの長期的な戦略的パートナーシップにより、武蔵精密工業は、KeraCelの3Dプリンティングテクノロジーを搭載した全固体電池の製造と供給、電動バイク市場への電力システムソリューションの提供、その他の潜在的な市場機会の探索を優先的に行うことができる。
・KeraCelは、セラミックスベースの電解質とリチウム金属アノードを備えた電池の生産により、従来の一般的なLiBのエネルギー密度を2〜3倍、または50%未満のコストで実現できる高度な固体電池設計と製造方法を市場に投入している。
・この3Dプリンティングの製造プロセスにより、ソフトウェアの制御下で、機器や工具を変更することなく、事実上あらゆる形状またはサイズのセルを多数のアプリケーション向けに構築できる。
<元記事>https://www.greencarcongress.com/2019/08/20190809-keracel.html

最近、LIB関係の生産工場の巨額な設備投資が相次いでいる。このニュースが事実であれば、その投資を無意味にできるインパクトがある。技術進化のために、嘘偽りがなければこのようなチャレンジは重要である。

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10 8月 2019

【ニュース】「防災蓄電池」 大阪市大発ベンチャーなど開発 – 大阪日日新聞

・大阪市と大阪市立大、同大学発ベンチャー企業の三谷電池技術研究所合同会社(大阪市住吉区)は9月1日から、同社が開発している「防災用蓄電池」の実証実験を大阪市東成区で開始する。
・充電の速度が速く、劣化しにくい特性を生かし、災害時の避難所でスマートフォンの充電などに役立てるよう実用化を進める。
・同社が開発している防災用蓄電池は、電解液に塩水を用いておりレアメタルを使用しないため、発火などの事故や供給面でのリスクが低く、コストを抑えることも可能。
・「防災とエコを両立した画期的な次世代の蓄電池」(宮野道雄・同大学学長補佐)として期待が寄せられている。
<元記事>https://www.nnn.co.jp/dainichi/news/190808/20190808035.html

防災を考えるのであろうば必ずしも二次電池である必要はない。一次電池でもいい。海水を使う一次電池としてMg電池が実用化されており、海水を入れればすぐ使えて、使うまで劣化しないし、レアメタルも使用していない。

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06 8月 2019

【ニュース】四国電力 蓄電池ベンチャーと資本業務提携 (2019年8月4日) – エキサイトニュース

・四国電力株式会社は、NExT-e Solutions(ネクスト・イー・ソリューションズ)株式会社と出資を伴う業務提携契約を結んだことを発表。
・ネクスト・イー・ソリューションズは、2008年設立のベンチャー企業。
・電池システムを制御する次世代バッテリーマネジメントシステム(BMS)、EVの普及に伴い増加する使用後リチウムイオン電池の再利用を容易にするBMS及びバッテリー監視サービスを提供している。
・システムロスを最小化する次世代BMSを実用化することにより、世界各国で需要の高まる各種産業用リチウムイオン電池システムの安全性・信頼性向上に貢献しているという。
<元記事>https://www.excite.co.jp/news/article/Leafhide_eco_news_e8dDGhW7dG/

四国電力はベンチャー支援に積極的である。
電池の再利用においては、4Rエナジーでさえ時間をかけて苦労してようやく先が見えるようになったぐらいであろうか。それを上回る技術を持っているのであろうか。
彼らは最終的には車の制御にまで入り込むようなことを狙っているのかもしれない。

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02 8月 2019

【ニュース】リチウムイオン電池向けシリコンアノードを開発・製造するNanoGrafが750万米ドルを授与|プレスリリース

・リチウムイオン電池向けのシリコングラフェン複合材料を開発、製造するNanoGraf Corporation(以下NanoGraf)は、フォード・GM、フィアット・クライスラーによって構成されるUSABC(United States Advanced Battery Consortium)より750万米ドルを授与された。
・この資金は、NanoGraf独自のシリコングラフェンアノード技術をより一層進化させ、$100/kWh以下のコストで350 Wh/kg (750 Wh/L)以上の電気自動車用電池エネルギー密度の達成のために活用される。
・NanoGraf製品は日本の千葉県市原市にある製造施設にてトンスケールで生産されている。
<元記事>https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000047407.html
<NanoGrafホームページ>https://nanograf.com/ja/home-ja/

自動車用の電池は安全を確認する試験のひとつに燃焼試験がある。量産前に一回自動車メーカー担当者と確認してみてはどうか。

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30 7月 2019

【ニュース】株式会社INCJ Zeptor Corporation解散により支援決定の撤回

・産業革新投資機構の子会社である株式会社INCJは、次世代のリチウムイオン電池用電極を開発するZeptor Corporation(本社:米国サンノゼ、CEO:鈴木達則、以下「Zeptor」)が解散決議を行い、旧産業競争力強化法(平成25 年法律第98 号)に定める特定事業活動を行わなくなったため、同社への支援決定を撤回した。
・ゼプターは2016年にSi系負極の開発に成功したとして産業革新投資機構、TDK、株式会社SCREENホールディングス、 などから出資を受けていた。
<元記事>https://www.incj.co.jp/newsroom/2019/20190726.html

Siバブルがいよいよ弾けていくのであろうか。それを見据えてか、Li金属技術への投資が増えている。
技術においてバブルが起きることは必ずしも悪いことでない。何らかの技術的進展があれば、間接的に様々なことに貢献していく。全固体電池などは解析技術や電池の理解に貢献している。ではSiは何に貢献したのであろうか?

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25 7月 2019

【ニュース】Mercom Capital:2019年上半期の蓄電池メーカのVC資金調達額が前年比139%増の14億ドルに- Green Car Congress

・Mercom Capital Groupの最新レポートによると、2019年上半期のバッテリーストレージ企業のVC資金調達額は、17件の取引で14億ドルであった。前年比139%の増加となるが、2018年は30件の取引であったため、取引件数は減少している。
・これは、Nothvoltへの10億ドルの大型投資によって引き上げられたためであり、それを除くと前年よりも減少している。
・資金調達額の上位5件は以下の通り
Sila Nanotechnologies;1億7000万ドル
Romeo Power;8860万ドル
Zenobe Energy;3230万ドル
LivGuard Energy Technologies:3200万ドル
<元記事>https://www.greencarcongress.com/2019/07/20190723-mercom.html

電池は様々な技術をバランスよく設計することで実用化できる。多くのベンチャーは各社固有の技術のみで電池の進化を実現できるようなストーリーを語っている。周辺技術との相関や知財のケアが弱い。
技術のチャレンジにお金が集まるのは継続していかないといけないが、過剰な気がする。過剰な熱の後は負のイメージが残ってしまう。

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19 4月 2019

【ニュース】アジアのエネルギー企業バンチャークがエネベートの急速充電EV用バッテリー技術に投資:時事ドットコム

・超急速充電時間を実現する革新的バッテリー技術を持つエネベート コーポレーションは、タイのエネルギー大手バンチャークがそのバンチャーク・イニシアチブ&イノベーション・センター(BiiC)を通じて、当社に投資したと発表した。
・米国カリフォルニア州アーバインにグローバル本社を構えるエネベート コーポレーションは、シリコンを主体とするリチウムイオンバッテリー技術のライセンス供与を行っている。
・同社に出資するのは、ルノー・日産自動車・三菱自動車(アライアンス・ベンチャーズ)、 LG化学、サムスン、Mission Ventures、Draper Fisher Jurvetson、Tsing Capital、Infinite Potential Technologies、Presidio Ventures(住友商事グループ会社)、 レノボCEC Capital等。
<元記事>https://www.jiji.com/jc/article?k=20190417005584&g=bw

シリコンのベンチャーが多いが、大きな市場が本当にあるのだろうか。また、それを用いた急速充電対応の電池を使用するのは怖い気もする。
大電流で電池に入力した時に何が起きているのか、きちんと考えると有効な技術は見極められるのではないだろうか。

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18 4月 2019

【ニュース】半導体製造プロセスで作る全固体電池は「医療用インプラント機器に最適」 – MONOist(モノイスト)

・英国のイリカ(Ilika)は2019年4月16日、東京都内で会見を開き、同社が新たに開発した医療用インプラント(身体埋め込み型)機器向けの全固体電池「Stereax M50」について説明した。
・Stereaxの最大の特徴は、負極材料となるアモルファスシリコン基板上に、半導体を製造するのとほぼ同じプロセスを使って、酸化物系の固体電解質や正極材料となるコバルト酸リチウム(LCO)を積層する製造法にある。
・また2019年からは、半導体製造と同じプロセスを用いないものの、電気自動車(EV)など向けの容量1Ahクラスとなる全固体電池の開発も始めている。
<元記事>https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1904/17/news051.html

車両向けの1Ahはどこに使うのであろうか?確かにバックアップ電源が今後必要となる。高温低温でも使えたり劣化しない電池を搭載したい要望は出てくるかもしれない。もう少し大きな容量を取れるなら鉛代替になり得る。
そもそも自動車会社としては、全固体を鉛代替として開発するのが一番有効だと思うのだが・・・。せめてHEV向け。

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18 4月 2019

【ニュース】ダイムラー、次世代電池の米社に出資 100億円超  :日本経済新聞

・独ダイムラーは16日、次世代電池の素材を手がけるスタートアップ企業、米シラ・ナノテクノロジーズに出資すると発表。
・シラの1億7千万ドル(約190億円)の資金調達を主導した。
・現地メディアによるとダイムラーは1億ドルで株式の10%を取得したもようだ。
・シラは2011年にカリフォルニア州で設立された。
・現在、炭素を使っているリチウムイオン電池の負極をシラが開発するケイ素系の素材に置き換えることで、エネルギー密度を約2割高められるという。
<元記事>https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43826660X10C19A4000000/

ダイムラーは、現状のグラファイトのメリット・デメリットをどのように考えているのであろうか?彼らが求める性能はエネルギー密度だけではないはずであり、それを高めることで他の必要な性能に大きな影響を与える。
エネルギー密度を重視するトレンドのまま進むことは、自動車業界の発展として疑問を感じる。

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13 4月 2019

【ニュース】フォード Solid Powerと提携し、次世代EV用全固体電池を開発- Green Car Congress

・フォードがSolid Powerと提携して次世代EV用全固体電池を開発すると発表。
・Solid Powerの全固体電池技術は、金属リチウムアと無機固体電解質層を用いる。
・ロール・ツー・ロールで生産できる。
・Solid Powerは2017年12月に、BMW Groupと提携すると発表している。
<元記事>https://www.greencarcongress.com/2019/04/20190411-solidpower.html

この連携ででてきた技術が商品に乗るかどうかを考えると否定的な意見もあるが、メーカーがやるべき研究開発をアウトソーシングしていると考えれば肯定的な行動に思える。金属リチウムや固体電解質がどのようなものかを理解することは自動車メーカーにとっては重要な事象である。

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