25 4月 2019

【ニュース】冨士色素、全固体型のアルミニウム-空気二次電池の開発に成功 (2019年4月24日) – エキサイトニュース

・冨士色素は4月24日、電解質にイオン液体類似の深共晶溶媒系の電解液を用いたアルミニウム – 空気電池を開発。
・さらに、これらの電解液に最適な添加剤を複合化させることで、全固体型のアルミニウム空気二次電池を作成することに成功したと発表。
・同社は、金属 – 空気電池として安価なアルミニウムに着目した研究を行ってきた。その理論容量はリチウムイオン電池の150~250Wh/kgと比較すると最大で54倍となる8100Wh/kgと、飛躍的に電池容量を増加させる可能性がある。
<元記事>https://www.excite.co.jp/news/article/Cobs_1902170/

空気電池など化学反応を電池反応として使用するシステムは、高い容量を実現できるが充放電効率が悪い。二次電池として使用するのであれば、実用化した時に問題になる。特に電池容量が大きな仕様では。
エネルギー密度や容量は確かにわかりやすい性能であるが、電池の進化を考えるのであればどのように使用されるかを意識した研究にシフトしていくことを期待したい。

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20 12月 2018

【論文紹介】Suppressing corrosion in primary aluminum–air batteries via oil displacement | Science

Science 09 Nov 2018:Vol. 362, Issue 6415, pp. 658-661 DOI: 10.1126/science.aat9149
・MIT研究チームによるアルミニウム空気電池の自己放電抑制技術を開発。
・アルミニウム空気電池の課題の一つが、空気極側からの水分の侵入により、アルミニウム金属が腐食され、自己放電が大きくなること。
・今回、電池の待機時にアルミニウム表面を油で覆うことで自己放電を抑制する。
・再び電池を使用する際はポンプで油を迅速に排出する。
<元記事>http://science.sciencemag.org/content/362/6415/658
 


◯解説:
アメリカの大学は、実用化できるかは置いておいてユニークなアイディアの研究が多い。
実用的なことを考えると複雑になりすぎるが、一つの問題だけを抽出してそれだけを解決するアイディアを出すようなやり方だとこういう研究ができるのかもしれない。一見、無駄にも感じてしまうが、周辺の問題も解決してくると、この研究の価値が出てくるということもあるかもしれない。
この考え方は、トヨタ問題解決法に類似している。トヨタの研究はそのような考え方で運営している面がある。それを理解しない外野が、間違った解釈をしているのを目にする。

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07 6月 2017

【ニュース】世界初!アルミニウム-空気電池の副生成物の生成を 抑制した二次電池化を実現

出典:http://www.yomiuri.co.jp/

・冨士色素株式会社は、電解質にイオン液体系電解液を用いたアルミニウム-空気電池を開発。
・さらに空気極に窒化チタンや炭化チタンを用いることにより、電気化学反応中に電池内部に蓄積していき反応を阻害する水酸化アルミニウム、酸化アルミニウムなどの副生成物を抑制できることを発見。
<元記事>http://www.yomiuri.co.jp/adv/life/release/detail/00041418.html

22 12月 2016

【ニュース】リチウムを超える「アルミニウム」、トヨタの工夫とは (1/4) – スマートジャパン

出展:http://www.itmedia.co.jp/

・トヨタ自動車の研究者が発表したアルミニウム空気電池の研究内容の紹介。
・トヨタ自動車 陶山博司氏のグループではアルミニウム空気一次電池に注目し、放電後のバッテリーパックを交換する『メカニカルチャージ式』を採用することで、急速補充を狙う。
・アルミニウム空気電池の課題は、アルミニウム金属中に含まれる不純物によって起こる水の還元分解起因の自己放電と、放電残渣。
・陶山氏の研究チームは電解液添加剤NaSCN(チオシアン酸ナトリウム)を用いることで不純物を含むアルミニウムを用いることが出来るようになった。
<元記事>http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/spv/1612/21/news056.html

11 12月 2016

【論文紹介】A high specific capacity membraneless aluminum-air cell operated with an inorganic/organic hybrid electrolyte

出展:http://www.sciencedirect.com/

Journal of Power Sources, Volume 336, 30 December 2016, Pages 19–26
・アルミニウム空気電池の長寿命化に関する電解液の報告。
・メタノールベースのKOH水溶液を用いることで、理論容量の84.1%である2507mAh/gの可逆容量を実証した。
・KOHメタノール系電解質中のアルミニウムの電気化学挙動について議論。
<元記事>http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0378775316314434

03 9月 2016

【ニュース】冨士色素がイオン液体の研究開発、合成、製造を開始 アルミニウム空気電池の二次電池化等の用途で使用検討

・ナノテクノロジーを中心に様々な製品の研究・開発を行っている冨士色素株式会社がイオン液体の研究開発、合成、製造を開始した。
・自社で開発中のアルミニウム ― 空気電池の二次電池化、リチウムイオン電池の電解液としての検討を進める。
・開発中のアルミニウム ― 空気電池において、1-エチル-3-メチルイミダゾリウムクロリドや1-ブチル-3-メチルイミダゾリウムクロリドなどを用いると、金属負極側に副産物である酸化アルミニウムや水酸化アルミニウムが析出しなくなり、二次電池化が可能になることがわかっている。自社内でイオン液体を合成することで、アルミニウム ― 空気電池の実用化を目指す。
<元記事>https://www.atpress.ne.jp/news/111056

11 8月 2015

【論文紹介】High-rate aluminium yolk-shell nanoparticle anode for Li-ion battery with long cycle life and ultrahigh capacity

出展:http://www.nature.com/

Nature Communications | 05 8月 2015 | 10.1038/ncomms8872
【概要】
・充放電に伴う体積変化の大きい合金系負極の長寿命化について。
・本報告では、アルミニウムのコアの外側に3nm以下の厚さのTiO2のシェルを形成した。
・そのアルミニウムとTiO2の間は調整可能な隙間を設けた。
・この複合体の合成は簡単な1ポッドで可能である。
・このような構造のため、10Cサイクルで500サイクル後に650mAh/gの高容量を維持した。
・1Cサイクルでは、500サイクル後1200mAh/gであった。
07 8月 2015

【ニュース】アルカディア、「アルミ電池」長時間発電  :日本経済新聞

・化学メーカーのアルカディア(仙台市)がアルミニウムを燃料にした電池を開発。
・アルミニウムの長時間発電することは難しかったが、特殊な溶媒を使うことで数日間安定して電気を取り出すことに成功。
・同社は来秋にもアルミニウム燃料電池を商品化の予定。
<元記事>http://www.nikkei.com/article/DGXLZO90151950U5A800C1L01000/

14 6月 2014

【ニュース】水と空気で走れる電気自動車が2017年頃にルノー・日産から実用化の見通し

出展:http://i.gzn.jp/

出展:http://i.gzn.jp/

水と空気を燃料にして走行する「空気アルミニウム電池自動車」の開発が進められています。2017年にはルノー・日産アライアンスに よって実用化される予定であることも明らかになってきたこの技術は、従来のガソリンの替わりに普通の水をタンクに給水し、アルミニウムと反応する際に生じ る電力をエネルギーとして利用するというもので、理論上は1600kmという距離をノンストップで走り続けることが可能とされています。
元記事へのリンク→http://blog.goo.ne.jp/odisan-yg1/e/80054d1584dbcf01e0ea9ec1783bf1d1
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14 6月 2014

【コラム】来るか?電気自動車の時代!空気と水とアルミで1600km走る電気自動車 

出展:アイラブサイエンス

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2014年6月、米AlcoaとイスラエルPhinergyは、アルミニウム空気電池で走行する電気自動車を公開した。金属アルミニウム自体を電気の「缶詰」として利用するため、充電せずに走行する電気自動車となった。その走行距離は何と1600kmだった。
元記事へのリンク→http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/archives/4802222.html