19 7月 2019

【論文紹介】Superionic Diffusion through Frustrated Energy Landscape: Chem

出典:https://els-jbs-prod-cdn.literatumonline.com/

Chem doi: 10.1016/j.chempr.2019.07.001
・UCLouvain、Marburg大学、ミュンヘン工科大学、Graz工科大学、トヨタの研究者らがLGPSよりも一桁高いLiイオン拡散係数の固体高速イオン伝導体LiTi2(PS43を発見。
・LiTi2(PS43は特異的な結晶構造を有しており、規則的な四面体または八面体部位を提供しない。
・これにより、液体中に存在するエネルギーランドスケープによく似た滑らかでなエネルギーランドスケープが形成される。
・このなめらかなエネルギーランドスケープは、低い活性化エネルギーと高い拡散係数をもたらす。
<元記事>https://www.cell.com/chem/fulltext/S2451-9294(19)30309-2?_returnURL=https://linkinghub.elsevier.com/retrieve/pii/S2451929419303092?showall=true

電気の超電導をやっている方が見たら、なんで「超」がついているのか疑問に思うであろう。電気化学領域では特有の用語が多く他の領域の方が理解しにくいことが多数ある。物性の考え方にもそのような相違がある。その影響もあってノーベル賞が取りにくいことはよく耳にする。
伝導度は、キャリアの動きやすさとキャリア数から考えないといけない。難しいのは分かるが、そのようなことを地道にやらないと学術的な進展は期待できないのではないだろうか。

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