13 3月 2019

【論文紹介】Advances and issues in developing salt-concentrated battery electrolytes | Nature Energy

出典:https://media.springernature.com/

Nature Energy; DOI:10.1038/s41560-019-0336-z
・濃厚電解液についての総説。
・従来のイオン伝導度を優先した濃度固定での設計変数は塩と溶媒の組み合わせ(2次元探索)に限定されていたが、2014年濃度を設計変数に 加える(3次元探索)ことで引き起こされる配位構造の変調が、「溶媒種によらず保護被膜形成 能を大幅に高める」ことが見いだされ、これまで盲点となっていた中・高濃度領域における電解 液開発が集中的に行われた。
・濃厚電解液は、超高速充放電、5 V 級高電圧耐性、消火機能、長期安定動作といった従来得 られなかった大きな付加価値は、先進蓄電池の開発と社会実装を加速する原動力になり得ると期 待されている。
<元記事>https://www.nature.com/articles/s41560-019-0336-z
<プレスリリース>http://www.t.u-tokyo.ac.jp/shared/press/data/setnws_201903121435159440666926_950449.pdf

新しい材料の創出や原理現象に関する進展はアカデミック領域の支援無くして発展はない。一方で、電池という複数の材料の組み合わせであり生産技術なども重要で使われ方も多様化しているデバイスの進展は、一つの材料から予測するのは危険である。ここ20年を振り返ってみると、多くのミスリードがあったことがわかる。

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