11 1月 2019

【論文紹介】Projecting the Future Levelized Cost of Electricity Storage Technologies – ScienceDirect

出典:https://ars.els-cdn.com/

Joule Available online 9 January 2019; DOI:https://doi.org/10.1016/j.joule.2018.12.008
・インペリアルカレッジロンドン(ECL)の研究者らは、9つの蓄電技術と12の用途の電池の寿命コストを決定するためのモデルを開発し、2015年から2050年までの間にそれぞれがどのように変化するかを推測した。
・このモデルによれば、揚水発電の水力発電コストは現状では最も低コストであるが、将来的にコストが減少しない。
・一方、リチウムイオン電池のコストは下がり続け、2030年までに全ての蓄電技術の中で最も安いストレージ技術となる。
・長時間の連続放電が必要な用途を除けば、将来的にリチウムイオン電池と競合する技術はない。
・この傾向は、より低コストな代替技術へ大規模な投資をしたにもかかわらず、結局第1世代の結晶パネルが依然として優位な太陽光パネル技術と類似する。
<元記事>https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S254243511830583X?via=ihub

エネルギー商品やサービスは多様化している。このような論文は、背景や前提などを無視した形で出回ると大きな誤解を生む。自動車や電池がらみにはそのようなものが多い気がする。
また寿命を見積もるのに、物理的劣化するものと化学的劣化をするものを同じテーブルにあげるのは予測を見誤る可能性が高い。

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