26 4月 2018

【分析技術】超高速MAS固体NMRによるLIB正極材の解析2 -MATPASS法を用いたSSBフリー7Liスペクトル-  日本電子株式会社 アプリケーションノート

・NMRはLi原子を直接観測できるため、リチウムイオン電池(LIB)構成材料の化学構造や組成の情報を得る有効な手段であるが、多くのLIB正極材料のLiでは、近接する常磁性イオンによって生じるスピニングサイドバンド(SSB)の影響で解析が困難であった。
・近年Hungらによって開発されたMATPASS (Magic Angle Turning – Phase Adjusted Spinning Sideband)1を超高速MASで用いることで、SSBの影響のない広帯域のNMRスペクトルを短時間で取得出来る。
・ これによりサイクルに伴って生じるカチオンミキシングなど、正極材の構造劣化をリチウム側から観測できる。
<元記事>https://www.jeol.co.jp/applications/detail/1626.html