31 8月 2019

【ニュース】発電パネル税9月議会を目指す|NHK 岡山県のニュース

・美作市は、太陽光発電のパネルの面積に従って、事業者に独自に課税する「発電パネル税」を定める条例案について、一部の事業者が反対しているものの、9月の議会で成立を目指す方針。
・条例案では、電力会社に電気を売ることを目的に、10キロワット以上の太陽光発電を手がける事業者に対し、発電パネル1平方メートルあたり50円を課税するとしている。
・この条例案について一部の事業者は、発電を通じて得られる所得に対してすでに税が課されており、負担が重すぎるなどとして反対しているが、美作市は、税収は太陽光発電をめぐる防災対策や生活環境対策などに使うため、事業者に一定の受益をもたらすことになると主張し、9月の議会で条例案を成立させて、来年度からの「発電パネル税」の導入を目指す方針。
<元記事>https://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20190829/4020003545.html

美作市は、太陽光発電で水素を作るらしい。技術や実際の現場というか市場を理解していない行政がわかったかのような顔で政策を進めるのは、電動車業界にも共通するところがある。

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31 8月 2019

【ニュース】米エネルギー省 GMに固体電池開発用途として$2Mの助成

・米国エネルギー省は、先進的な自動車技術研究に対する2019年の助成を発表した。
・ゼネラルモーターズとフォードの両社に資金を授与するとし、GMには合計910万ドルを助成する。
・このうち、200万ドルは固体電池の研究開発に当てられる。
・この助成金の本来の目的は、自動車メーカーがより燃費の良い車両を生産できるようにするためであり、GMへの助成金の残りの710万ドルはより軽量で効率的なエンジンの開発に使用される。
・GMはミシガン州ウォーレンのテクニカルセンターで固体電池の研究開発を進める。
<元記事>https://insideevs.com/news/367584/gm-wins-solid-state-battery-research-grant/

大半を軽量化や内燃機関の開発に当てていることも注目すべきである。
また、大企業が自己資金ではなく外部のお金を使うということは、優先順位が低いもしくは競争領域でないことを意味する。日本の国プロも各企業の位置付けは、同様である。

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31 8月 2019

【ニュース】車載用リチウムイオン電池劣化度診断技術の実証試験を開始 | ニュース | 三菱マテリアル

・三菱マテリアルは、ゴイク電池株式会社と共同で、車載用リチウムイオン電池を交換・廃棄する際の劣化度診断技術の実証試験を開始した。
・同社では廃リチウムイオン電池のリサイクル事業を推進しているが、劣化度が小さいリチウムイオン電池は、5G基地局や再エネ発電事業者用等の蓄電池として低コストで再利用することが可能であるため、今後リユース需要も大きく伸びていくことが想定される。
・そこで三菱マテリアルは、短時間で正確に電池の劣化度を測定する画期的な電池診断技術を有しているゴイク電池と共同で、車載用廃リチウムイオン電池の劣化度診断技術の検証を開始した。
・廃リチウムイオン電池の劣化度を適切に診断することにより、再利用可能な電池とリサイクルすべき電池を仕分けることが可能となり、電池及び資源の有効活用に繋げることができる。
<元記事>http://www.mmc.co.jp/corporate/ja/news/press/2019/19-0829.html

どの程度のコストでできるのであろうか。再利用できることがコスト的に魅力があることもには必ずしも繋がらない。
このような技術は有用であることは間違えないし、さらなる向上を目指していくべきだと思うが、別途そのような市場での価値も考えていくことも必要だと思う。

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30 8月 2019

【ニュース】村田製作所、旧ソニーのリチウムイオン電池工場を公開  :日本経済新聞

・村田製作所は28日、リチウムイオン電池などを製造する東北村田製作所(福島県郡山市)の郡山事業所を公開した。
・村田製は2017年9月にソニーから約175億円をかけて電池事業を買収。
・将来の成長分野として力を入れるのが電装化が進む車載関連事業やヘルスケア、そして電池事業だ。
・「電池は産業のコメ。事業のポートフォリオを担えるように育てたい」(中島規巨代表取締役専務執行役員)といい、電池事業を主力の一つにしたい考えだ。
・ただ事業の黒字化は22年3月期ごろになるという。
<元記事>https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49111190Y9A820C1000000/

電池メーカーでは、中国補助金の恩恵を受けたCATLが利益率10%と高い利益を得ている。自動車メーカーの出資を受けている会社がかろうじて黒字、自動車メーカーの資金が入っていない電池メーカーは厳しい状況が続いている傾向にある。
ソニーの電池部門は買収される前を含めたら赤字期間はかなり長い。安い買い物だったが、使い方を間違えると会社の体力を奪うことにもなりかねないのでは。規模の縮小や他社と連携は必要だと思う。

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30 8月 2019

【市場調査】EV向け二次電池世界市場、2030年には7.4倍の8兆5844億円に拡大 富士経済 | レスポンス

出典:https://response.jp/

・富士経済は、自動車分野向け大型二次電池の世界市場を調査、その結果を「エネルギー・大型二次電池・材料の将来展望 2019 次世代環境自動車分野編」にまとめた。
・報告書によると、2018年の自動車分野向け二次電池市場は駆動用と補機用を合わせて3兆9174億円。2030年には3.8倍の14兆9610億円に伸長すると予測している。
・今後も市場はEV向けがけん引し、2030年には2018年比5.9倍の12兆7631億円、市場構成比は2018年の53.5%から67.3%まで高まるとみられる。
<元記事>https://response.jp/article/2019/08/28/325844.html

富士経済の予測を揶揄する記事があった。富士経済からしたら入手できる情報から予測しただけだが、利用する側からしたら情報が流動的で使いにくいということであろう。
今後自動車の数はそれほど増えない。自動車を効率よく利用しようとして販売台数は減る。モビリティにかける単価は下がる。モビリティ業界全体で考えると売り上げが劇的に増える要素はそれほどない。自動車用電池の市場が拡大することは、その他で収益が下がることを意味する。

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30 8月 2019

【ニュース】GSユアサ、航空機向け次世代電池を開発へ  :日本経済新聞

・GSユアサは28日、次世代航空機向けの新型電池を開発すると発表した。
・新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のプロジェクトに参画する。
・GSユアサの電池はこれまでも航空機や宇宙分野での採用実績がある。
・今回の軽量電池では硫黄を正極の材料として活用する技術に着目しており、関西大学の石川正司教授と連携し研究開発を進めるとしている。
<元記事>https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49108500Y9A820C1LKA000/

LIS電池なら電池の軽量化ができると見込んだのであろうか。システムで考えて軽量化になるのであろうか?OXISなどの先駆者の分析をどれほどしているのであろうか。
現在の航空機は、着陸時で重量が軽くなることを前提で設計している。完全に電動化を狙っているのであれば、車体設計から考え直さないといけない。

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30 8月 2019

【ニュース】世界初の充電可能な「鉄イオン電池」が開発される、高エネルギー効率でリチウムイオン電池より安全 – GIGAZINE

・インド工科大学マドラス校の研究者たちが新たに鉄イオン電池を開発したと発表した。
・鉄は他の金属に比べより安価で、イオン半径がリチウムイオンと同程度に小さく、酸化還元電位がリチウムイオンよりも高いというメリットが存在するが、これまで充電式の金属イオン電池の材料としては見逃されてきたとのこと
・開発された鉄イオン電池は、片方の電極に金属酸化物を、もう1つの電極に軟鋼が使用されたもの。このデザインによりチームはリチウムイオン電池の60%のパフォーマンスを生み出すことに成功した。
・鉄は充電中にデンドライト(樹枝)状にならないため、短絡が起こりにくいと研究者は述べています。このため、リチウムイオン電池に比べてコスト効率が高く、ショートなどの危険性が低くなる
・この研究は鉄が多価イオンの電荷キャリアとして使用できることを証明した始めてのもの。
<元記事>https://gigazine.net/news/20190827-iron-ion-battery/

研究としては面白いのではないだろうか。アニオンカチオン様々なイオンを動かして電池にする研究が増えてきた。
価数の大きなキャリアを使うことを重量エネルギー密度でメリットとする研究が多いが、価数が高いことで生じるクーロン力を加味すると、そのメリットを実現するには厳しい現実がある。

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30 8月 2019

【コラム】電池セルの開発、視点が多様化 | 日経 xTECH(クロステック)

・電池セルのエネルギー密度を高めて、電池パックの同密度を向上する――。
・それによって、電気自動車(EV)の航続距離の延長や、電動化のコスト低減や軽量化を果たす。そうした方向性で主に開発が進められていた車載電池において、ちょっと違ったアプローチを模索する動きが活発化している。
・具体的には、セルの安全性の高さやパッケージングに対する制約の少なさ、難燃性や耐熱温度の高さ、安全に利用できるSOC(State Of Charge)の幅広さなどを利用してパックとしての性能を高めたり少ない容量の電池で電動化を果たせるようにしたりしようという方向性だ・・・
<元記事(全文は有料)>https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00918/00001/

自動車用途では、必要な性能を全て満たす必要がある。研究レベルであれば、ある性能に特化したものを追求すればいいが、商品ではそれによって他の性能が目標値に達しないことは許されない。
このような記事を参考にして、現場の開発が生産的でない方に進むことを危惧する。

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29 8月 2019

【ニュース】米主導「月近傍拠点」の建設、日本が新リチウム電池製造で支援へ

・文部科学省は2020年度予算概算要求で、米国主導で24年までに簡易版の完成を目指す「月近傍有人拠点」(ゲートウェー)に関連する費用20億円程度を要求する。
・新規で日本製リチウムイオンバッテリーの製造などに約10億円を盛り込むほか、国際宇宙探査に向けた技術実証に19年度から引き続き数億円を計上する。
・日本の強みとなる部品や装置の開発を加速し、国際宇宙探査での日本の立ち位置を有利にしたい考えだ。
・日本はすでに国際宇宙ステーション(ISS)を運用するための同バッテリーの開発実績がある。20年度から同拠点の運用に向けたバッテリーなど日本に強みがある分野での機器や部品を製造する。
<元記事>https://newswitch.jp/p/18979

少し前までは、軍事やF1など性能を競うような領域で技術を磨くことで、一般消費者の使用するハードの性能も向上させるような役目があった。最近は、費やす費用に対してその見返りが美味しくなくなってきている。解決手段としては、このような取り組みで人材、特に若手を育てることを目的にすると有効な取り組みになっていくのかもしれない。

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29 8月 2019

【ニュース】次世代大容量バッテリー普及につながるか。新しいコーティング技術がリチウム金属電池の弱点カバー – Engadget 日本版

・米スタンフォード大学とSLAC国立加速器研究所の研究チームは、リチウム金属負極のデンドライト発生問題を解決する方法を発見した。
・彼らは、問題の原因となるデンドライトの発生を大幅に抑制する特殊な保護被膜を作った。
・このコーティング技術は、帯電したリチウムイオンを電極に均一に送達する分子のネットワークを作ることで、デンドライトの発生を抑制する。
・チームは160回の充電サイクルを実施したあとでも、もとの85%の充電容量を維持できるリチウム金属バッテリーを生み出すことができたと述べている。
<元記事>https://japanese.engadget.com/2019/08/27/new-coating-lithium-metal-batteries/

160回の充放電で85%という数字を聞くと実用化は遠い感じはしてしまうが、確実に技術は進化して性能は向上しているのであろう。

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