30 6月 2019

【ニュース】BMW開発部門が発言 要望あれば、100台の電動化モデル投入可 2023年までに(AUTOCAR JAPAN) | – carview!

・BMWは、顧客から需要があれば「2023年までに100台の電動化モデルを発売することさえできる」と同社の開発部門を率いるクラウス・フレーリッヒは述べた。
・フレーリッヒはまた、全固体電池に対する彼の確信についても述べた。劇的に航続距離を伸ばし、コストを下げる可能性が期待されている全固体電池だが、大量生産が実現するのは2030年代になってからだろうと、彼は考えているという。
・「当分の間、製品の99%はリチウムイオンになるだろうとわたしは確信しています。2025年頃になれば試験的に製品化されるかもしれませんが、その頃はまだ、リチウムイオンよりも性能は低くコストは高くなるでしょう。まだ開発には長い時間が必要です」
<元記事>https://carview.yahoo.co.jp/news/newmodel/20190628-10423261-carview/

これから量産する上で仕様を決めなければならない。量産を開始してすぐに何らかの技術的ブレイクスルーが起きてしまうと、そのために費やした投資では不十分で競争力を失いかねない。自動車メーカーは大型の投資する際は技術の進化をすごく気にする。彼らに取って、全固体電池はその不安材料だったということか。
ところでBMWが需要があればという姿勢は如何なものかと思う。トヨタと違って、新しい需要を作っていくのが高級車ブランドの使命だと思うが。

お気軽にご連絡ください。
●会員向けの購読依頼
まとめサイト担当:comment_x (at) arm-tech.jp
●電動化およびエネルギー関連の商品・サービス、電池戦略に関するご相談
大木:Hideki.Oki (at) arm-tech.jp

29 6月 2019

【ニュース】48VマイルドHEV向け電池、電池体積半減に 東芝が20~21年に製品化 | 日経 xTECH(クロステック)

・一般的なリチウムイオン電池(LIB)を使う場合に対して半分の電池体積で、48V電源システムを使うマイルドハイブリッド車(MHEV)を実現できる。AABC2019で東芝が発表した。
・電池搭載体積を減らせる理由は、一般的なLiBに比べて、SCiBは使用SOC範囲が広いから。
・SCiBのエネルギー密度は低いが、使用可能なSOC範囲が広いこと、冷却機構が簡素化できることなどから、パックとして利用する際にはより小さな体積、低コスト、になる。
<元記事>https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/event/18/00068/00004/?n_cid=nbpnxt_mled_at

電池を開発している側が勝手に使えるSOCを広げで有用性を語ることがあるが、SCiBはきちんと商品側のことも理解した上で広げることが可能である。その要因の一つは耐久性能であろう。HEVシステムでは電池の劣化を加味してSOC幅を制限している。耐久性能がいい電池は商品の価値を高めることを検討しやすい。

お気軽にご連絡ください。
●会員向けの購読依頼
まとめサイト担当:comment_x (at) arm-tech.jp
●電動化およびエネルギー関連の商品・サービス、電池戦略に関するご相談
大木:Hideki.Oki (at) arm-tech.jp

29 6月 2019

【コラム】TDK、日立造船の全固体電池実用化へ 中国・CATLは疑問を呈す | 財経新聞

・エネルギー密度を劇的に上げることができ、充電時間をガソリン給油時間に匹敵するほど短縮できると期待される「全固体電池」が量産開始直前となっている。
・TDKが小型全固体電池を量産開始、日立造船が自動車用などを目指して開発、製造を急いでいる。
・その一方、世界最大の電池メーカー中国・寧徳時代新能源科技(CATL)は「全固体電池の実用化は2030年代までない」と見込んでいることを表明している。
<元記事>https://www.zaikei.co.jp/article/20190627/517965.html

個人的にはCATLの発言は残念である。実用化の可能性がないと思っているのなら別としてあると思っているなら、電池市場を席巻しようとしている企業はトヨタより先に出すぐらい言って欲しかった。
何度も似たようなことを言っているが、急速充電できる全固体電池を誰が開発したのか調べてから記事にして欲しい。この手の記事はどのように裏を取っているのであろうか?他社の記事の受け売り?

お気軽にご連絡ください。
●会員向けの購読依頼
まとめサイト担当:comment_x (at) arm-tech.jp
●電動化およびエネルギー関連の商品・サービス、電池戦略に関するご相談
大木:Hideki.Oki (at) arm-tech.jp

29 6月 2019

【市場予測】車載用リチウムイオン電池の市場規模、2030年には約700GWh超へ | 日経 xTECH(クロステック)

・2019年6月24日、米国カリフォルニア州サン・ディエゴで、先進車載電池の国際会議「19th Annual Advanced Automotive Battery Conference(AABC 2019)」が開幕した。
・フランスのコンサルティング会社のアビセンヌ・エナジー(AVICENNE ENERGY)でDirectorを務めるChristophe Pillot氏は、「The Rechargeable Battery Market and Main Trends 2018-2030」と題して、2次電池の市場の現状と予測について講演した。
・同氏によれば、2019年のリチウムイオン電池(LIB)の世界の市場規模は、容量で約160GWh、金額で約310億ドル(1ドル=107円換算で約33兆円)。
・2008~2018年の平均年間成長率は容量ベースで24%に達し、セルとパックの同平均年間成長率はいずれも金額ベースで15%という。
・2018年の約160GWhのうちの64%(約100GWh)が車載用だった・・・・・(その他、コストとの予測などの情報も)
<元記事>https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/event/18/00068/00001/

自動車市場の成長が持続できるかどうかの議論が多くの方の興味があるところだろう。成長を否定する予測はないが、成長率については様々である。過去に似たような事象としては、太陽光パネルであろうか。
太陽光パネルの時とは少し違うのは、政府行政が電池を使わせるような圧力をかけてくることであろうか。

お気軽にご連絡ください。
●会員向けの購読依頼
まとめサイト担当:comment_x (at) arm-tech.jp
●電動化およびエネルギー関連の商品・サービス、電池戦略に関するご相談
大木:Hideki.Oki (at) arm-tech.jp

28 6月 2019

【ニュース】NCM 811 リチウムイオン電池の市場が急速に拡大

・NCM 811(ニッケル:コバルト:マンガン:8:1:1)は現在市場のわずか1%を締めているに過ぎない。
・しかしながら、成長率を見ると、
NCM 523:前年同期比87%増
NCM 622:前年比247%増
NCM 811:前年比251%増
とNMC811は急速に成長している。これは、Geely Geometry A BEVとBMW X1 xDrive25Le PHEVに搭載されたことで、大きく市場が拡大した。
・CATLが最近2019年にNCM 811を商品化するというコミットメントを、AESCが2020年にNCM 811を商品化する計画を、それぞれ発表している。
・更に次の四半期には、SK InnovationはCATLに続いてNCM 811セルを発表すると見られている。
<元記事>https://insideevs.com/news/356364/ncm-811-quickly-increases-market-share/

コストやエネルギー密度が求められている現状ではしょうがないのであろう。そうすると、負極を薄くしたくなりSi系を添加してしまう。ガソリン車は5年10万キロの保証があるが、それを3倍以上超えても油剤などの交換で使い続けられる。その感覚で消費者が買うと本当に保証期間を超えると使えなくなるような事態が多発するのであろうか。

お気軽にご連絡ください。
●会員向けの購読依頼
まとめサイト担当:comment_x (at) arm-tech.jp
●電動化およびエネルギー関連の商品・サービス、電池戦略に関するご相談
大木:Hideki.Oki (at) arm-tech.jp

28 6月 2019

【ニュース】テスラの円筒電池用の日本製アルミ 10%のアルミ輸入関税を免除

・テスラは、21700リチウムイオン円筒型セルの原料である、日本からの輸入アルミニウムに対する10%の関税免除を要求していたが、今回、米国商務省がそれに同意した。
・円筒型セルの原料のアルミを製造するのは日本軽金属で、テスラは米国内の製造業者のみでは、量と品質の要件を満たすことはできないと訴えていた。
・これに対し、米国商務省は、年間1万トンの関税除外を1年間受け入れた。
<元記事>https://insideevs.com/news/356447/japanese-aluminum-tesla-batteries-excluded-10-tariffs/

これは両国にとって良い事例である。選挙の後に自動車の輸出に関する何らかの方針が決まるのであろう。輸出制限をされてトヨタが国内生産のこだわりを捨てたら、日本経済には大きな影響を与える。
税金で軍事商品を買って日本の自動車産業を一時的に守ることは否定しないが、20年後30年後を見据えた行政の行動に期待したい。アメリカや中国で新しい産業が起きやすいのは法律の性質が影響している。

お気軽にご連絡ください。
●会員向けの購読依頼
まとめサイト担当:comment_x (at) arm-tech.jp
●電動化およびエネルギー関連の商品・サービス、電池戦略に関するご相談
大木:Hideki.Oki (at) arm-tech.jp

28 6月 2019

【ニュース】中国電池CATL、独工場投資上積み 最大2200億円 (写真=ロイター) :日本経済新聞

・車載用電池で世界最大手の中国・寧徳時代新能源科技(CATL)は、ドイツで計画する新工場への投資を大幅に引き上げる。
・1年前の計画公表段階では2億4千万ユーロ(約300億円)を予定していたが、最大18億ユーロ(約2200億円)まで7倍強に引き上げる。
・電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)の需要が世界的に堅調のため、投資を大きく上積みする。
<元記事>https://www.nikkei.com/article/DGXMZO46654120X20C19A6FFE000/

自動車メーカーからの要望があってそのような判断をしたのであろう。売れるかどうかわからない車を作るのに欧州自動車メーカーが投資をするようなことは考えにくいので、メーカーと政府の間で議論がなされ何らかの法整備が進んでいるのかもしれない。

お気軽にご連絡ください。
●会員向けの購読依頼
まとめサイト担当:comment_x (at) arm-tech.jp
●電動化およびエネルギー関連の商品・サービス、電池戦略に関するご相談
大木:Hideki.Oki (at) arm-tech.jp

28 6月 2019

【ニュース】テスラ、バッテリーを自社製造か? パナソニックとの関係は? | BUSINESS INSIDER JAPAN

・CNBCが5人の現および元従業員の話をもとに伝えたところによると、テスラは自社でのバッテリーセル製造に取り組んでいるとのこと。
・同社はCNBCが「スカンクワークラボ」と伝えた、カリフォルニア州フリーモント工場の近くにある施設でリチウムイオンバッテリーセルの設計とプロトタイプ製作に取り組んでいるようだ。
・だが、報道によると近々でパナソニックとの関係を終わらせるつもりはない。
<元記事>https://www.businessinsider.jp/post-193553

電池自体の性能や技術的に優れていなくても車両としての差別化をしてやれば、テスラブランドでかなりの人が購入してくれるのではないだろうか。極論、定期的にに電池交換するようなビジネスモデルでも良い。モデル3にような量産をやめて、電動車におけるポルシェのような位置付けを目指すのが、個人的には面白いと思う。

お気軽にご連絡ください。
●会員向けの購読依頼
まとめサイト担当:comment_x (at) arm-tech.jp
●電動化およびエネルギー関連の商品・サービス、電池戦略に関するご相談
大木:Hideki.Oki (at) arm-tech.jp

28 6月 2019

【ニュース】全固体電池に勝る「厚塗り」の新型LIB、京セラが2020年にも量産へ | 日経 xTECH(クロステック)

・京セラ/24Mの続報。
・京セラは、原理的に事故の恐れが少なく、容量密度の大幅な向上が期待できる新型リチウム(Li)イオン電池の量産を2020年にも始める。
・既存のLiイオン電池(LIB)に対して、原材料費を4割ほど安く抑えられ、製造工程を1/3に簡素化できるという。
・安全性向上と高密度化を両立できるとして注目を集める全固体電池よりも技術的課題が少なく早期の量産化を可能にする
・24Mによると、スラリー厚は既存電池の60µ~110µmに対して300µ~500µmと約5倍にできる。
・同じ量の活物質を内蔵するために使う金属箔の量を減らせる。原材料費の削減とエネルギー密度の向上が可能になる。この部分でのエネルギー密度は既存品の3~4倍になるという。
・同社のスラリーは電解液も含んでおり粘性がある。京セラは、粘性のあるスラリーに着目して新型電池を「クレイ(粘土)型」電池と呼ぶ・・・
<元記事>https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00001/02474/

電極が厚くなると非線形に抵抗が上がる。特に充電が厳しくなるであろう。定置用など大量に電池を使用する場合は、その電池にあったシステム設計をすれば使えるのかもしれない。しかし、抵抗が高いことは電池の寿命にも大きく影響する。
プロセスで革新的なことをしているのは間違えない。使われる製品側でメリットがあるかどうかが今後の分かれ道だろう。
ちなみに原理的に事故の恐れが少ないというのはどういうことであろう?

お気軽にご連絡ください。
●会員向けの購読依頼
まとめサイト担当:comment_x (at) arm-tech.jp
●電動化およびエネルギー関連の商品・サービス、電池戦略に関するご相談
大木:Hideki.Oki (at) arm-tech.jp

28 6月 2019

【ニュース】米軍の研究所、200~250Wh/kgの電池パックにつながるセル技術を開発 | 日経 xTECH(クロステック)

・米陸軍研究所(US Army Research Laboratory、ARL)は、電池パックに適用した場合、質量エネルギー密度を200~250Wh/kgに高められると見積もられるセル技術を開発した。
・同研究所が開発したセル技術は、リチウム(Li)塩の中に水を持つ電解質(Water-in-Bi-Salt、WiBS)をゲル化して適用する点が1つの特徴。
・モノマーの混合物である液体のWiBSに紫外線(UV)を照射し、ポリマー化および架橋の形成を図り、ゲルのポリマー電解質(Gel Polymer Electrolyte、GPE)にする。
・Li塩の中に水を持つ電解質を使うのは、リチウムイオン電池(LIB)を不燃性かつ無毒で損傷に耐えられるようにするため。
・また、電解質をゲル化することで、セルを完全に密閉する必要性をなくし、電池の性能を犠牲にせずに多様なパッケージングに対応できるようにした。
<元記事>https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/event/18/00068/00002/

米陸軍研究所は軍事目的としたニッチな用途の電池研究を昔から行なっている。日本でも商品化されているが、水を入れれば使えるマグネシウム電池は彼らがかなり昔に行ったものである。
軍用として何らかのメリットがあるのであろうが、この情報からではそれが想像できない。

お気軽にご連絡ください。
●会員向けの購読依頼
まとめサイト担当:comment_x (at) arm-tech.jp
●電動化およびエネルギー関連の商品・サービス、電池戦略に関するご相談
大木:Hideki.Oki (at) arm-tech.jp