22 5月 2019

【セミナー 6/21 東京】リチウムイオン二次電池の 劣化因子、特性評価・寿命予測の基礎と応用 ~充放電特性の解析、劣化評価、インピーダンス測定、 高速パルス測定、最新の関連技術など~

◯内容:
本セミナーでは、新規参入企業や新たに研究を始められた方、新たにリチウム二次電池を担当することになった方、電池の全容を把握しなければならなくなった方などのために、電池反応の中身が分かるように、リチウム二次電池の特性評価、特に充放電曲線の解析、インピーダンス特性・評価について基礎からじっくりと解説します。最新の評価測定法や開発動向も紹介し、周辺の研究課題を明らかにします。
◯講師:
エンネット株式会社 研究開発部 代表取締役社長 工学博士 小山昇 先生

◯得られる知識:
・リチウムイオン二次電池の仕組み
・充放電特性の見方
・直流パルス応答の意味
・交流インピーダンス法から得られるスペクトルの意味
・電池状態把握の診断
・性能劣化とそのメカニズム
・トピックスとして各部材の最新開発動向
・汎用リチウムイオン電池の特徴
<詳細・お申し込み>https://johokiko.co.jp/seminar_chemical/AC190620.php

22 5月 2019

【論文紹介】A linear molecule sulfur-rich organic cathode material for high performance lithium–sulfur batteries – ScienceDirect

出典:https://bioage.typepad.com/

Journal of Power Sources Volume 430, Pages 210-217 doi: 10.1016/j.jpowsour.2019.05.022
・北京のBeihang大学の研究者らは、LiS電池用の硫黄カソードとして線状分子硫黄豊富有機材料を開発した。
・線上の分子にすることで、硫黄の高いローディング量を実現し、且つ、ポリスルフィドの溶解を抑制する。
・ テトラメチルチウラムジスルフィド – 硫黄(TMTD − S)カソード材料は、0.2Cで685mAh/gの初期容量で、200サイクル後に540mAh/gの容量を維持する。
・さらに、Ketjen Black導電剤やカーボンクロス集電体を用いることで、1054mAh/gの初期容量を示す。
<元記事>https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0378775319305713?via=ihub

LIS電池というより、有機活物質電池に近いのかもしれない。自動車用には厳しいが、軽い電池は新しい用途を生み出す可能性がある。また、安価で遷移金属を用いないで電池を構成できればウエアラブル領域などで市場を得られるかもしれない。

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22 5月 2019

【市場調査】新エネルギー車で追いかける中国企業、電池分野でも急成長 | 地域・分析レポート – 海外ビジネス情報 – ジェトロ

・調査ブログサイト「EV Sales」が2019年1月31日付で発表した世界のEV(プラグイン電気自動車を含む)販売状況によると、2018年のEV販売量は200万台を突破し、前年比58%増となった。
・とりわけ、中国ブランドの市場シェアは前年比4ポイント増の49%に上昇し、2位の米国勢(16%)、3位のドイツ勢(12%)との差が広がった。販売量上位20ブランドのうち、中国勢は吉利汽車に買収されたボルボを含めると、半分の10ブランドを占めた。
表1:世界主要電気自動車(EV)ブランドの販売台数(2018年)あり

・起点研究諮訊が発表した2018年世界の車載電池出荷量ランキングでは、中国勢はエンビジョングループ(遠景能源)傘下のAESCを入れると、上位12社のうち7社を占め、CATLは2年連続出荷量世界一となった。
表2:世界車載電池メーカー上位12社の出荷量(2018年)あり
<元記事>https://www.jetro.go.jp/biz/areareports/2019/72fe7e2d5a08bd6c.html

記事でも書かれているように統合買収などが行われる可能性がある。金融関係の業種の方は、会社の実力を正確に見抜ければチャンスではないだろうか。

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22 5月 2019

【ニュース】超薄膜, 軽量, しなやかな高分子全固体電池: フリーリチウムイオンにより高伝導化|新潟日報モア

・首都大学東京大学院 都市環境科学研究科 環境応用化学域の川上浩良(かわかみ ひろよし)教授らの研究グループは、分極あるいは極性を持つ高分子(PVDF, PANなど) にリチウム塩を添加して合成したナノファイバーマット上に、高分子マトリックスで充填したナノファイバー含有複合電解質膜を作製することで、塩添加ナノファイバーの効果により膜内にフリーリチウムイオンが生成され、リチウムイオン伝導性とその輸率が著しく向上することを見出しました。
・この電解質膜を用いれば、現在、有機全固体電池では開発が困難とされている、室温で十分に作動する全固体二次電池を開発することができる。
・本研究成果の一部は、2019年5月29日~31日に大阪府立国際会議場で行われる第68回高分子学会年次大会で発表する。
<元記事>https://www.niigata-nippo.co.jp/sp/release/detail.php?id=201905216612
<もう少し詳細>https://engineer.fabcross.jp/archeive/190522_tmu.html

室温動作すると何が嬉しいかは置いておいて、最近このような電解質成分を複合化する研究をよく目にする。固体電池がブームになると必ずその少し後にブームになる傾向がある。
異種材料界面で特異なイオン伝導を示すことが予測されている。過去のブームではそれを確認する分析手法が乏しかった。近年は分析手法が飛躍的に確信している。ブームで終わらせないためにもメカニズムの追求に取り組んでもらいたい。

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22 5月 2019

【ニュース】Cu/LASGTP界面のイオンの空間電荷層を初観察 – EE Times Japan

・ファインセラミックスセンター(JFCC)と名古屋大学は2019年5月、金属電極とリチウム(Li)イオン伝導性固体電解質の界面に形成される「イオンの空間電荷層」を観察することに初めて成功したと発表した。今回、電子線ホログラフィー技術と位置分解電子エネルギー損失分光法などを用いて可視化した。
・研究グループは今回、高い精度と分解能を実現した電子線ホログラフィー技術、位置分解電子エネルギー損失分光技術および、新たに開発した電子顕微鏡用試料作製(Nano-Shield)技術を組み合わせて実験を行った。
・これらの観察結果から、Cu/LASGTP界面ではLASGTP内のバンド構造が湾曲し、約10nmの領域で1.3Vの電位変化が生じていることが分かった。つまり、界面近傍にLiが滞留することで、Liイオンの空間電荷層が形成されていることを直接確認した。
<元記事>https://eetimes.jp/ee/articles/1905/20/news029.html

静的な界面状態の観察に成功した。動的な現象のメカニズム解明ができれば、理論的に電池特性を向上させる術を提案できるようになる。また、今回は分析しやすい系で評価したと思うが、これを一般化できるような理論を考えていく必要があるであろう。

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