09 5月 2019

【論文紹介】DABCOnium: An Efficient and High‐Voltage Stable Singlet Oxygen Quencher for Metal–O2 Cells

出典:https://wol-prod-cdn.literatumonline.com/

Angewandte Chemie International Edition, 2019; DOI: 10.1002/anie.201901869
・リチウム空気電池のレドックスメディエータを不活性化させる原因となる一重項酸素を無害化する手法についての報告。
・空気電池の充放電中に生成される一重項酸素を無害な三重項酸素に変換するクエンチャーとして、DABCOnium(有機窒素化合物DABCOの塩)を用いた。
・これは、これまでに報告されているクエンチャーよりもはるかに酸化に対して耐性があり、リチウム金属デニにも安定な材料である。
・DABCOniumを用いることで、リチウム空気電池の寿命を大幅に改善できる。
・さらに、既存のリチウムイオン電池においても、一重項酸素による劣化を抑制できる。
<元記事>https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1002/anie.201901869

LIBでも電池性能を向上させるためにこのような添加剤が欠かせない。空気電池においてもこのような研究がきっかけでブレイクスルーが起こるのかもしれない。

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09 5月 2019

【ニュース】旭化成 吉野彰名誉フェローが欧州発明家賞にノミネート – 日刊ケミカルニュース

・旭化成は7日、名誉フェローの吉野彰氏がリチウムイオン二次電池(LIB)の開発者として、欧州特許庁が主催する「欧州発明家賞」の非ヨーロッパ諸国部門のファイナリストにノミネートされたと発表した。
・2006年に設立された欧州発明家賞は、技術的・社会的・経済的に優れた発明に対して欧州特許庁が毎年付与しているもので、非ヨーロッパ諸国部門を含め産業部門・研究部門・中小企業部門・功労賞の5つの部門賞と、一般投票の結果で決まる「Popular Prize」がある。
・受賞発表と表彰式は6月20日(現地時間)にオーストリア・ウィーンで行われ、15組の中から投票で決定される「Popular Prize」の結果も同日発表される。
<元記事>https://chemical-news.com/2019/05/08/旭化成 吉野彰名誉フェローが欧州発明家賞にノ/

世界を豊かにした知財を生み出されたことは誰もが否定しないであろう。また、海外でも評価されることは日本人として誇りではないだろうか。
日本では、このような外国の著名な方への賞は国主催でもやっているが、独自に主催している大企業が多いのが特徴である。あまり報じられないが。

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