03 4月 2019

【論文紹介】Deep eutectic solvents for cathode recycling of Li-ion batteries | Nature Energy

出典:https://www.nature.com/

Nature Energy doi: 10.1038/s41560-019-0368-4
・ライス大の研究チームは、深共晶溶媒(DES:Deep Eutectic Solvent)を使用して、使用済みリチウムイオン電池から希少元素を抽出する方法を開発した。
・深共晶溶媒とは、「水素結合ドナー性の化合物」と「水素結合アクセプター性の化合物」をある一定の割合で混ぜることでつくる『室温で液体』になる化合物。
・市販の塩化コリンとエチレングリコールでできているこの溶媒に浸漬して加熱することで、粉末化合物から90%以上のコバルトを抽出できることを確認した。
・コバルトおよびリチウムイオンは深共晶溶媒に溶解するため、濾過することでアルミニウム集電体、バインダー、導電性カーボンを別々に回収することができる。
・その後、コバルト化合物は沈殿または電着によって回収することができる。
<元記事>https://www.nature.com/articles/s41560-019-0368-4

アカデミック領域にはこのような研究を期待する企業は少なくはないのではないだろうか。
日本の学術界の研究テーマは、資金獲得の仕組みの影響もあり、年々多様性が失われている気がする。

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03 4月 2019

【ニュース】Johnson Matthey eLNOの商品化において2つの大きなマイルストーンを達成 – Green Car Congress

・Johnson Matthey(JM)は、超高エネルギー電池カソード材料eLNOの商品化において、2つの主要な戦略的開発を達成したと発表。
1)ポーランドに43へクタールの敷地を商業プラントの建設用に確保。これにより、eLNOの製造能力を年間最大10万MTまで拡大得きる。
2)Nemaska Lithium Inc.との長期供給契約を締結し、今後10年間にわたって水酸化リチウムの供給を確保。
・Johnson MattheyのCEO、Robert MacLeod氏は、この2つの発表は、eLNOの商品化が順調に進んでいることを示しているとアピールしている。
<元記事>https://www.greencarcongress.com/2019/03/20190330-jm.html

世界の三大自動車触媒メーカーの最後の一社がいよいよ販売に乗り出す。触媒の出荷量が減る可能性に対するリスク回避の動きである、一方で、日系の触媒メーカーが同様のリスク回避の動きは活発でない。

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03 4月 2019

【ニュース】ノルウェー3月新車販売、EVが5割を超える | 企業情報FISCO

・25年にガソリン車やディーゼル車などの販売を禁止する方針であるノルウェーの19年3月新車販売では、電気自動車(EV)のシェアが5割を超えたことが伝わっている。
・米テスラの「モデル3」が欧州へと導入されたことで販売が大幅に伸びたという。
・18年のEVシェアは31%だったものの、19年は通年でも過半に達する可能性が出てきたという。
<元記事>http://web.fisco.jp/FiscoPFApl/ThemeDetailWeb?thmId=0010320020190402004&token=

ノルウェーでは電動車取得の税金が安いことと電気代が安いことが、電動車の販売を刺激している。税金に関しては優遇の程度を下げる動きもあり、販売が伸びているのかもしれない。

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03 4月 2019

【ニュース】旧・日産の電池事業、中国傘下で新会社始動 新工場も建設  :日本経済新聞

・電気自動車(EV)など車載向け電池の新会社、エンビジョンAESCグループ(神奈川県座間市)は1日、同日付で事業を開始したと発表。
・中国の再生可能エネルギー関連企業のエンビジョングループが80%、日産自動車が20%を出資する。
・傘下には、日産がエンビジョンに売却した車載電池子会社などが入る。
・日産が事業再編で手放した事業を柱に、中国資本で再スタートを切る。
<元記事>https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43176940R00C19A4TJ1000/

中国ではCATLが大きなシェアを獲得している。このシェアにどれだけ食い込めるか注目である。
電池が売れれば、価格が下がり日産も恩恵が得られる。日産が所有する車載のノウハウをユーザーに提供されれば、それに貢献するかもしれないが、現時点では難しいであろう。HEVであればそういうことも可能であろう。

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