03 9月 2018

【特別連載(別冊)】第9回 荒木ーX対談 〜セミナー振り返り〜

<ARM Technologies荒木 以下A>
8/30に開催したセミナー、お疲れ様でした。
最後の方は、汗びっしょりになって、声が枯れていましたね。
用意していたマイク使ったほうが良かったんじゃないですか?
羽があるのに飛ばない、みたいな感じでしたよ。
Xさんとしてはどうでしたか?

<大木 以下X>
汗かいたり飛べないのは重量のせいだと思います。
前半は気を使って話してたんですが、後半で自分の意見言いだしたら夢中で話しちゃいましたね。参加者の方々が質問してくださったのもあって、すごくやりやすかったですね。感謝ですね。
あとは、話す内容もう少し整理しておけばよかったなって反省しています。説明が不十分だったな、誤解させちゃう言い方だったな、これ言うの忘れた、っていうのが終わってからいくつか思い当たります。

<A>
そういうのは、参加者の方から分からなかったってメールもらったらそれに答えるというのでいいんじゃないですか?

<X>
そうですね。そういうことでお許しください。

<A>
僕は事務方として最後列から様子を見ていましたが、凄くうなずいている人や、凄い勢いでメモを取っている方などいたり、時間が足りなくなる程、質問等活発な議論になり、良い感じだったのでは?
配布資料に含まれていない極秘スライドのところで、皆さんが凄い勢いでメモを取る姿は壮絶でしたよ。
最後の名刺交換のときにも長蛇の列になっていましたね。

<X>
セミナーって参加したことなくて比較対象がないんで、正直今回のがどうだったか自分では判断しにくいです。
名刺交換は参加いただいた方全員とさせていただきました。

<A>
僕は何回かセミナーに参加させてもらった経験はありますが、全員はすごいですね。これまで僕が参加したセミナーで全員というのはなかったです。

<X>
そうなんですか?

<A>
はい。少なくとも僕が名刺交換しなかったので。。。苦手なんです。
名刺交換する際に、無言でするわけにも行かないですし、「面白かったです」というのも、絶対に僕の前の人も言っているので、なんか表現変えないといけないだろうし、どの部分がどう面白かったとか言っていたら後ろの待っている人に迷惑かけそうだし・・・とか考えていると面倒になってしまいます。

<X>
考えすぎです。

<A>
セミナー終了後に休憩室にふらっと立ち寄った時に、
「とても面白かったです。この話を上司に聞かせたいです。直接説明しに会社に来てもらうことってできますか?」
と聞かれたので、勝手にOKしておきました。

<X>
そういうのであれば、お呼びがあれば行きますよ。参加したかったけどできないって方が数人いて、その方の会社に対してそういうことやりに行くのを検討中です。

<A>
良かったです。僕が勝手に返事してしまったので、Xさんが無理だったら責任を取って僕が行くしかない、くらいにまで思いつめていました。
ただ、僕が行っても “じゃないほうが来た!” ってがっかりさせてしまうだけですので、どうしたもんかと。

<X>
急死しちゃうかもしれないので、そうならないように準備しておいてください。
私が和也で、荒木さんが達也みたいなことあると思いますよ。

<A>
若い人何言ってるかわからないんじゃないでしょうか?

冗談はさておき、僕が講師をしたわけではないですが、こういうお話をいただけるととても嬉しいですね。

<X>
良かったという話は比較的入って来やすいですが、駄目だった、こういうのが聞きたかったのに、という情報は入って来にくいですからね。浮かれてはいけません。

<A>
そうですね。そういう意見の方が今後の自分にとっては重要ですからね。

これをご覧になって頂いている、8/30のセミナーに参加頂いた皆様、そのような、駄目だった、期待していたのに、こんな情報や考え方が聞きたかったのに、的な批判的な意見もドシドシお寄せ下さい。
因みに僕は結構根に持つタイプですが・・・・・

<X>
そうですね。アンケートメールを送るのもいいですね。

<A>
全固体以外の企画をしてみましょうか?全固体以外の質問もちらほらありましたしね。全固体電池は、次世代のエネルギーデバイスの候補の一つですから。

<X>
チャレンジしたいですね。自分でもまとめたり、足りないものを追加する機会になるので、それでだれかのお役に立てるなんてありがたいです。

<A>
今回も役に立てたかどうかはわかりませんよ。あまり驕らないように!

冗談は置いておいて、今回、結構直前まで資料を作り変えたり、準備大変そうでしたね。どのあたりが大変でしたか?

<X>
理解してもらうためにはどうしたらいいかって結構悩みました。参加いただいた方々のバックグラウンドも異なるし、3時間ぐらいしかなかったですからね。
あとは、それぞれセミナー参加理由が異なりました。お金いただく以上、全ての人に平等に最大の利益をもたらすにはどうしようかって結構悩みました。

あとは単なる評論にならないように心がけました。
セミナーのやり方自体、結構前例がなくチャレンジングだったわけじゃないですか。それに参加しようと思い立った方はアクションを起こしたいから来てくれているけだし、期待には答えないと、と。
その観点でどうだったんだろうなって今もやきもきした感じです。

<A>
今回、色々な方に出会えたというのも僕個人としてはとても良かったです。事務方の僕にまでお声がけいただいて、名刺交換させていただきました。

中には、このリチウムイオン電池ニュースまとめサイトを4年も見ていただいていた方も声をかけてくださいました。4年前というと、一日に20人くらいしかアクセスがなかったと思うので、そのうちの一人かと思うと、感動して涙が出そうになりました。

<X>
不思議なつながりですね。どんどん人と繋がっていくと、色んな考え方、見方ができるようになって、世界が広がります。荒木さんは、多くの人に会ってますか?

<A>
実は僕はそこのところ苦手でした。僕は元々人付き合いは得意でないから独立したというのもあります。一人でずっと実験室にこもっていたい派でした。ただ、独立したほうが人付き合いが重要で、それは死活問題でした。

段々と色んな人に出会い、色々話をしているうちに、コミュニケーション障害も徐々に改善しています。特に、ここ数ヶ月、Xさんに連れ出されていろんな人に合うことができて、とても世界が広がりました。人のつながりは本当に重要ですね。そして、面白いですね。世の中とんでもない人がいますね。

<X>
そうですね。私自身も動いてみて世界が広がりました。会社の決まったコミュニティで不安も覚えず仕事することの危機感を改めて感じましたね。特に環境変化が激しい今は。
仕事に直結するお話はここでは話せないですけど、すごく刺激受けた出会いの場がありましたね。

<A>
代官山のあれですか?行く前と言った後で感想が劇的に変わってた。

<X>
そうです。
すごく懇意にしてくださっている商社の方の紹介で、イベントのざっくばらんな議論する場があるから来てみないかってお誘いがあり行きました。
初めは、代官山のカフェで議論って、チャラいなって思ってたわけです。

<A>
イベントとかパーティーとか普段生きていてあまり触れる機会がないのでなおさら怪しいです。デンドライトの話とかで盛り上がれる気がしません。

行く前には「何着ていこうか?」みたいなものを僕なんかに聞いてきて驚きました。僕に着ていく服の相談をする人がいるとは・・・
「着慣れた作業着」しか思いつかなかったです。

そして、代官山に着いた時に僕にメッセージ送って来ましたね。「浮ついたやつばっか」って。

<X>
参加した人じゃないですよ。駅周辺にいる若者見た感想です。

<A>
それでも問題あるような発言ですね。

<X>
おじさんの意見として許してください。
それで参加者集まるとすごい人ばっかなんですよ。
大手イベント会社の社長とか、美容室経営で成功している人とか。あとは、会いたい人いたら誰でも紹介できるとかいうマダムとか、ミュージシャンとか。

<A>
なんかすごい集まりですね。怪しすぎます。やっぱりチャラい感じがしてしまいます。
Xさんはどこに向かおうとしているのですか?

<X>
なんかの冗談かと思いましたね。
議論の初めは発散してて、なーんだって思ったんですが、後半にかけて自分たちの経験とか語りだしてめちゃくちゃ勉強になりました。特に判断と行動のすばやさに。
チープな言い方になりますが、成功する人たちってこういう人なんだっていうのに触れられましたね。

<A>
多分内容の詳細はお話できないかとは思いますが、その会は何かの組織なのか?全くイメージできません。フリーメイソン的なやつですか?

<X>
私は電動化に詳しい人間として呼ばれました。イベントを考える上で電動化は手段の一つだったみたいです。
そこでふと危機感感じたのが、自分がいるフィールドって電動化が目的になってたりするんですよね。電動化が手段としてプラットフォーム作っちゃう人が現れたら、電動化を目的としてやってる人って使われる側になるなって。

<A>
電動化に詳しい人が呼ばれる会に美容師やミュージシャンがいるというのは全く想像できないですが、そんな世界があるのですね。

使われることが必ずしも悪いことじゃないと思いますけど、あんまり気分良くないですね。ゲームチェンジって技術を持っているかどうかじゃなくて、そんな感じで起こって行くのかもしれないですね。

電動化の前に、なんで電動化するのか、ということを考えないといけないわけですね。その目的を果たす答えは、電動化だけではない可能性もあるわけですし・・・そして電動化のために必要なのはリチウムイオン電池ではない可能性も・・・・

<X>
そうですね。そこで我々もいろいろチャレンジしましょう!

<A>
代官山のは特殊過ぎますが、今回のセミナーみたいな感じではなく、参加者全員がそれぞれ議論し自己研鑽する、自由な集まり、という感じのイベントも面白いかもしれませんね。

<X>
電動化とかテーマ決めて、様々な業種の方々集めで議論したら面白そうですね。

<A>
ちょっとまだ詳細なイメージできないですが、やり方を検討して、トライしてみますか!

<X>
その前にもう少し人脈広げましょう。